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【目指すは“素敵な自分”】アニメ「ひなこのーと」 第1話 とくぎは、かかしです 感想

2017-04-08 | ひなこのーと
                                          
                                             始まったね。












色々書きたい事はあるんだけど、
何から書こうかな(笑)。
う~ん、まず、現代のアニメを観るのは久しぶりでした
今年に入ってから「きんぎょ注意報!」「怪盗セイントテール」「きこちゃんすまいる」「姫ちゃんのリボン」などなど
昔のアニメばっかり観てたんですよ DVDやBD、ビデオなどでね。だから、ちょっと緊張したというか(笑
なんだか逆に懐かしい気分でしたね 「ああ、最近のアニメってこういう感じだったっけ。」という。

そして、始まってから数分はなんだか恥ずかしかったです
馴染みのキャラが動いてる衝撃というか、
近所の子が舞台に立ってる感覚というか・・・笑
ああ、好きな原作がアニメ化される、ってこういう感覚だったんだなあ。とまたも懐かしい気分になりました
気が付けば「妹ちょ。」以来約3年ぶりに“大好きな漫画のアニメ化”を味わったんですが、
逆に言えば約3年以上コミックス追いかけてる漫画がアニメ化とは無縁だったんですね
それはそれで凄い話ですが・・・。凄いというか、ハードコアというか笑 ちなみにその時も小倉唯がメインキャラの一人でした。



高橋丈夫さんだから、表情等がエロいんだね(嬉)


コミックキューンを初めて買った時の表紙が「ひなこのーと」だったんです
その時はコミックキューン自体を気に入ってってよりは、
今村朝希さんという好きな漫画家の読み切りが載るので買っただけだったんですけど、
その後今村さんが連載を始めてから他の漫画も読むようになってその流れで「ひなこのーと」も好きになりました
そういう経緯があったからなのか、自分でも思ってた以上に思い入れの強い作品で1話を観ている時も感慨深さがありました

やはり、原作を全然知らない、観たこともないアニメよりも
自分の好きな原作だったりキャラが動いていると嬉しさも全然違うんだな。。って思いました
勿論、原作を全然知らなくても気に入るパターンもめいっぱいあるんですけど、
今の自分にとってはやはりこういうパターンが少なくなって来ているので(ハードコアだからかなあ?笑)、
なんかそういう感覚がすごく新鮮でしたし、観ている時もアドレナリン出っ放しで超楽しかったんですよね。



カワイイ。


また、作画とテンポ、キャスティングや丈夫さんのセンスまで含めて純粋に良い仕上がりだったとも思います
全体的にシックなテイストであんまり派手派手にしてない配慮が原作ファンに気を遣ってて凄く良かった
特にひな子の声が本当に自信なさげで素で小さい感じの声になってるのがとても粋でしたね
アニメ声ではあるんだけど、そこまでアニメアニメさせてない感じの絶妙さ?が、「ひなこのーと」には合ってて良かったかな、と。
勿論OPEDは思い切り現代的なアニソンなんですけど(笑)でもそこまでシックにしちゃったら流石に地味過ぎますからね、
それはそれで正解かな、って思う。

ファンタジスタで不思議っ子な印象のくーちゃん、お姉さんぶってるトコロが可愛いまゆ、
おしとやかでワガママボディな大家さん、そしてかかしという一芸が個性的で光っている主人公のひな子・・・と
キャラの立たせ方も上手く、きちんと「ひなこのーと」の魅力をアピール出来ていた1話にもなっているように思えて、
いち原作ファンとしては及第点をあげられる、正に合格通知進呈不可避な初回だったと思います(←こいつ何様?笑
くーちゃんの異常さをポップに見せる演出、ひな子の可愛さを癒し要素含めて魅せる演出は
アニメならではの手腕だと思いますし、純粋に面白いのではないかな。と
昔ながらのコメディアニメ好きにもおススメしたい新作です。
 


おいしそう(素直な感想)


「ひなこのーと」は、タイトルと主題歌だけ聴けばいわゆる「日常系」っぽいが、
実際は日常系のようでいて日常系とはちょっと違うアニメ(漫画)だと思う
まず、主人公のひな子に「明確な目的」があること
かかしを卒業する、
人とまともに話せるようになる、
そして、自分の劇団を立ち上げて成功させる、、、という「夢」に似た曖昧ではない目標がある
ある意味少年誌的な目標でもあるので、その意味では「一歩一歩着実に進む堅実な物語性」が楽しめる作品ではあるし、
アニメでも、、、というか、嬉しい事にコミックキューン初の30分アニメでもあるので(満面の笑み)、
時間が漫画よりも多い分、「そこ」をより丁寧に描いてくれそうな期待がある
というかこの1話を観て期待が確信に変わりつつある
特に原作のひととせ初公演のお話は、
すっごく良い話だったのだが連載誌が4コマ誌なのでそこまでじっくり演劇自体を描けなかった節があったので、
アニメならば(原作ストックがそう多くないのも手伝って)本格的に描いてくれるんじゃないかと
その時が今から楽しみですし、そう期待させるだけのポテンシャルを感じさせる初回でした
全体的に物静かでヒーリング的な雰囲気にわちゃわちゃし過ぎてないキャスティング等
アニメスタッフの原作理解の深さも感じれて、それもまた嬉しかった。感動しました。来週もめっちゃ楽しみです。












なんか、色々書いてきましたけど、
純粋に「好きな漫画がいい感じでアニメ化されてすっごく良い気分だった。」ってのが要約した感想ですかね(笑
しかもそれを3年以上ぶりに味わったんで、そりゃもうテンションの高い感想になるわなあ、、、と笑
かかし設定の再現度やくーちゃんの設定の広げ方など原作ファンならニヤニヤする箇所多し
自分みたいに枠の時間やクオリティを心配してた原作ファンにもバッチリなアニメに仕上がっております
今からBDの発売も楽しみです!

構成自体は原作の1~2話をほぼほぼやって、3話のラストをオチに持って来た感じ。
初回で小劇団の発足が提示されて終わる~という、方向性と物語の目的を早めに示唆出来た良い構成だったかと思います
この調子で、いけいけゴーゴージャンプ!って感じで(古い?笑)、良いアニメ化にしてあげて欲しいですね
至福の30分間でした。

あと、昔書いた「ひなこのーと」の感想が昨日の(当ブログの)アクセスランキング1位だったのも嬉しかった(笑)。