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「ひなこのーと 公式コミックアンソロジー」の感想~怒涛のくーちゃんラッシュにひな子×ゆあパレード!

2017-04-25 | ひなこのーと
                                        
                                        絶賛発売中。











全部読んだんですが、
想像以上にくーちゃんネタが多い・・・っていうか、
もしこの漫画から読んだ人がいたらくーちゃんが主人公だと間違われそうなくらいにくーちゃんの本ネタが多かったです笑
そして、ひな子×ゆあのネタもそれに次いで多くて大体この2パターンに分かれていた印象ですね
大体レギュラーの4人+ゆあちゃんで固まってたイメージなんで、
次があるならば新キャラ勢のネタも見てみたいトコロです。
では今回は全部の作品に感想を付けますね。







表紙/かにビーム

最初に出会った4人オンリーの表紙
ひな子のおっぱい&絶対領域が強調されてて良い感じ(笑



イラスト/中山幸

くーちゃんのイラスト。
ある意味、これがトップに来てるのが何よりも象徴的である・・・笑
当たり前のように本をむしゃむしゃしてるのがカワイイ。



イラスト/おしおしお

この人が「ひなこのーと」書いたらどうなるのか・・・も、見てみたかったな(笑
なんせ暴走列車みたいな作風なんで。そんな作風からはかけ離れたひな子の可愛らしい天使みたいなイラストです。



イラスト/菅野マナミ

大家さんのイラスト。大家さんと言えばやはりジャージ+ブルマのイメージが強いのね。
猫のポーズが可愛いです。







河合朗「おとなのまほう」

漫画一発目。
ダイナマイトバディーになったまゆちゃん・・・
これはこれで(笑
割と本編の細かな設定を活かした作品に仕上がっていて、
きちんと愛情をもって取り組んだのがよく分る秀作に仕上がっています
特にまゆちゃんのキャラ造詣が相当本家に似ていて「河合さん凄いな。」と笑
オチも綺麗に決まってます。



今村朝希「くいな、食欲と戦う」


今村さんの描いたくーちゃん可愛いな・・・!笑

まあ、ブックオフの本は基本立ち読まれまくってますからね、そりゃ美味しくないでしょう
でも、正直用途としては限りなく狂ってるのが読んでて笑えて来ます
本は食べるものじゃねえ・・・!
原作の設定を限りなく活かしたコメディタッチの作品に仕上がっています
兎角、本を(食すのを)我慢しようとしつつ、結果的に大暴れしてしまうくーちゃんが可愛い
今村さん自身は大家さんが好きみたいですが、くーちゃん大立ち回り!って内容になってるので
色々な意味で動かしやすいキャラなんだろうなあ・・・って思いました くーちゃんファンは必見。

また、オチが面白い(笑
原作のぶっ飛んだ設定を更にぶっ飛んだものにしている顛末は非常にギャグセンス高いです
特に「つけ本」には笑いました・・・笑
ただ、ある意味効果的かも(ぉ



ぐる「こわいものとすきなもの」

ゆあとひな子の絡み、、、と見せつつ、
最後に大家さんとの絡みも見せる
一粒で二度美味しい作品ですね。
しかしくーちゃんはほぼほぼトラブルメイカーの役割だな笑


レルシー「黒い友達」

カラスがかっこいい・・・
そして、カラスと美少女の組み合わせもいい。
あと固まってるひな子にぶつかった時のゆあちゃんの反応、というかリアクションがイイですね
思いっきり殴られてるみたいな・・・笑
カラスでも本は食わないよね。洗練された絵柄も素敵。



ばにら棒「衣装パレードその後で」

この方、「ポプリクラブ」で描いてた人ですよね?
やたら絵柄がエロいんでふと思い出しました
emily氏といいポプリ作家とパイプあるんでしょうか・・・>キューン

それはさておき、20話の後のお話~と、ある意味今作の中でも最も原作を読んでないと理解出来ない類のお話で
逆に言えばファンにとってはかなり嬉しい内容の漫画になっていたかな~、と
やっぱあの衣装遊びの回って好評だったんですね・・・
俺も絶賛したしね。

それと、ひな子のおっぱい推しだったのも最高です・・・!(超笑顔)。
更にひな子×ゆあで〆、と百合展開も楽しめる良作でした。
この漫画のくーちゃんは空気読める子だなあ笑



ミヤコヒト「くいなのーと」

完全にくいなが主役ですね
っていうか、このままスピンオフとして成立しそうなくらいクオリティが高い
最後のひな子いじりも振り切れてて良かった。



むく「くーちゃん思い出して!」

またくーちゃんが主役の話
そして、本食べネタが続く(笑
ただ、この漫画のひな子は原作よりもちょっと毒があってネジが緩んでてそこもまた印象的でした
またむくさんの絵が凄く可愛くて洗練されてるので純粋に目の保養にもなって良かったです
あとやっぱこの方巨乳好きですよね・・・笑



吉辺あくろ「ふかしぎなかかし」



純粋にネタとして面白かった
冒頭からすでに笑えたんですが、
真面目に感謝してるひな子の相様に更に笑いました
空気椅子でエクササイズとか、子熊かな・・・、とか、小ネタもいちいち面白いですね
大家さんのおっぱい描写も冴えてましたし、今回の中でも特に出来が良いのではないかと
全体的に良い作品が揃ってる印象ではあるんですけど、その中でも抜けてると思う
オチがまた見事に決まっててイイですね
言われてみれば、全員揃うとなんかの集団みたいなんだよな笑



高市みき緒「まよなかのーと」

タイトルが「ひなこのーと」と「真夜中の音」にかかってて上手い。
この漫画でもまたしてもくーちゃんがトラブルメイカー的役割で、
一般的にどう見られてるかがよく分りますよね・・・笑
ここまで来ると安定のくーちゃんオチも天丼みたいで笑える。



倉林青「ひととせトラベル」

絵が飛び抜けてファンシーですね・・・
目が少女漫画みたいにキラッキラしてます
それぞれのイメージする旅行絵図の違いが面白かった
くーちゃんはわんこそば、って、「いかにも」な感じで良かったかと笑



池内たぬま「かっこよくなりたいの!」

超ストレートなあき×まゆですね(笑)。ある意味潔い。そしてカワイイ。



九郎「おさわがせペアチケット」

練習してる時のひな子の姿がエロ漫画みたいにエロい・・・笑
そりゃ裏表紙にもそのカットが起用されるわ!ってレベルだったんですが、
素直にひな子を応援するゆあちゃんの描写もまた(原作を)「わかってる感」あって良かったです
きっとゆあちゃんなら原作でもそうすると思う。

しかし、ひな子×ゆあって大人気ですね
ここまで積極的にみんな描くとは思わなんだ。流石。



しの「ひととせ荘の大掃除!」

言われてみれば闇だらけですね・・・笑
そして、またもひな子のおっぱいネタ、、、というか、
ゆあちゃんの貧乳ネタ?があってよろしかった
1冊の本で二度も胸の大きさで責められるって凄いですね。アンソロとはいえ。
最後まで闇ネタで推す徹底っぷりも◎。



甘露アメ「ある休日と日常」

さり気に「次」って言葉を放つゆあちゃんが可愛かった・・・
この方演出上手いですねえ。すごくほっこりするひな子×ゆあネタで、
この漫画が最後を飾ってるのもある意味この本を象徴してるかもしれません。
くーちゃんとひな子×ゆあでサンドされている、、、っていう。














こーゆーアンソロジーって、
必ず一つ~二つは素人が描いたようなめちゃくちゃなナンセンス漫画が入ってたり、
「原作読んでなさそう」ってネタが紛れ込んでいるイメージだったんですけど、
割とそれぞれキャラ描写は忠実な印象でしたし、
絵もしっかりと上手い方だけを揃えてたんで結構原作のファンが購入しても満足出来るんじゃないでしょうか
ある意味また一つキューン編集部に対する信頼が高まったような一冊でしたね。
個人的になおススメは掲載順に河合さん今村さんばにら棒さんミヤコヒトさん吉辺さん九郎さんあたりかな
でも全体的にクスクスニヤニヤほっこり出来る仕上がりで、割とサクサク読めたので、ひなこファン及び好きな作家がいるなら是非。

あとがきコメントも表紙/イラストのみの作家さん含めて全員欠かさず掲載されています
そこもまたこの本の売りですかね 各々の「ひなこ観」が垣間見れるのでお勧めです
個人的には是非第2弾も出して欲しいですね。