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教室の中の変態。/「姫ヶ崎櫻子は今日も不憫可愛い」第10話 感想(コミックキューン2021年3月号)

2021-02-16 | コミックキューン
正直カワイイ(笑








今月号も面白かったです
今月号は端的に書くと・・・ティクビの話でしたね(爆
段々負けヒロインっていうか、
ただのおバカなのでは?という個人的な疑惑も浮かんできましたけど笑
でもそれも含めて「不憫可愛い」っていう事なんでしょうね
あ、でも、
先に榊さんに傘ネタやられて、
その後自分の貸した傘がカップルの相合傘に使われるシーンなんかは、
マジで負けヒロインっぽくて読んでて楽しかったですね笑
「負けてるのが滑稽で楽しい。」っていうのも何だかアレですけどね!

ただなんでしょう、
この漫画の面白さっていうのは、
やっぱりお色気系のラブコメで女主人公っていうのが大きい気がする
元々自分子供の時から少女漫画原作のコメディ漫画とかアニメで育って来たので、
それを加味すると女主人公でおバカやってる~っていう構図・・・構図というか内容?が
自分的にはかなり自然でしっくり入って来るんですよね。
ま、
ブラ忘れて、
教室で透けチク晒すリスク背負って、
でも、
その事実に興奮しかけてる~っていうのは勿論その時代には無かった変態性ですけど(笑
堂々とティクビを晒すか、それとも多少不自然でも誤魔化し続けるか・・・っていう
ちょっと官能的でありながらアナーキーな作中観が面白かった10話目でした。







しかし、
元々フッツーにやってれば、
フッツーにくっ付くタイプの二人でもあるので、
その意味では安定のラブコメシーンも非常に宜しかったです
というか、
なんだかんだで、
最後には助けてくれる夏樹って本当ヒーローだな、って笑
何気に口説き文句をナチュラルに、、、いや、多少頑張って言ってる気もしなくもない
そして櫻子が夏樹を好きになる理由もしみじみ伝わって来てストーリー的にも良好な話数でしたね。

それと、
最後のオチが・・・
とってもエッチでよろしかったです(超笑顔)
少し前にちょっと良い事?書いておいてすぐこういう事書くのもアレなんですが、
今月は羞恥心とか自身の見られ方、己の中に眠る変態性と格闘してる精神的なエロスと、
最後のオチのような直接的なエロスが混ざり合っていて非常に素晴らしかったです
正に一粒で二度美味しい、っていうか笑
 そう、
見えないのが逆にエロい~とか言うけれど、
時には大胆に官能で魅せる表現だって大切なもんだと思う
そういうのって フィクションならではの「良さ」ですもんね。。








細かいトコ書くと、
藤稔姫の天丼ネタとか(笑
25ページ目のアタックする時の櫻子の紅潮フェイスの可愛さとか、
そもそも夏服自体も清純さが演出されててとってもキュートでしたね!
四苦八苦する櫻子の奮闘っぷりにニヤニヤしつつ、
純粋なラブコメ模様にもニヤニヤ出来る、
またしてもバランス感覚に優れている傑作回だったと思います♪