サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

ひかりのなかに 1stONEMANTOUR「まっすぐなままでいい」@渋谷CLUB QUATTRO 2021.3.28

2021-04-11 | LIVE









実に 1年と1か月ぶりのライブ参加でした
去年の暮れあたりから有観客ライブが解禁されてたんですが、
タイミング的に「行ける!」と初めてなったのが今回のライブでした
ひかりのなかには去年から音源のレビューや配信曲のレビューを上げさせてもらってるバンドで、
この半年ぐらいずっと熱中して聴いてたバンドの一つ~だったのでこの日は是非行きたかったんです
 正直、
ライブというものがこれだけレアリティ感のあるものになるとは思ってなかったし、
ぶっちゃけ気楽に&気軽にバンバン行けてた数年前と比べると結構ストレスはありますよね(笑
チケットを売る側もチケットを買う側も・・・ただ、その分、一つ一つをより貴重なモノとして、
文字通り「非日常感」をフルに感じ取る事は悲しいかなより強く出来るようになりました
それはある意味怪我の功名、と言って良いでしょう

自分はロックバンド大好きなんで、
個人的には対策を徹底してればもう開催に踏み切っちゃっても良い時期だとは思ってます
この日も消毒が物販側と入場側に2か所あり、マスクは義務、みんな椅子席で、
声はNGで・・・と到底感染とかはしなさそうな感じでした
現に今自分ピンピンしてますからね(笑
ただ、
ライブ参加が1年1か月ぶりという事もあり、
行く前は結構緊張というか・・・ドキドキしてましたね
「ライブ観れるんだ!」っていうか・・・いち音楽ファンとしては泣けますよね。。
今後もしっかり自衛頑張りつつこういう機会に立ち会ってゆきたいです。








一曲目はオルタナティブロックの「そばにいたいんです」でした
正直、この曲で開始するのめちゃくちゃいいなー、って内心思ってました(笑
自分、
一曲目にミドルテンポの曲を配置して、
2曲目が勢いのあるロックナンバーっていう構成が大好きなんで・・・じんわりした空気を味わいつつ、
バンドの代表曲(だと思う)「ナイトライダー」を痛快に響かせて行く
矢継ぎ早に歌われる言葉のカタルシスと、
パワフルな演奏の熱さが上手く噛み合って未曽有のエネルギーを生んでいた気がします
生で聴くとよりギターサウンドがザラザラしていてそれもまた堪らなかったですね・・・笑
最後の「ナイトライダーァー」の叫びもまた痛快で勇気を感じられるものでした。。

ユースフルな疾走感溢れる「ブルーユース」、
これまた青春っぽい雰囲気が強く感じられる「潮風通り」とバンド感たっぷりの心地良い流れが続く
そんで、
この日最も涙腺を揺さぶられたのが「日曜日」でした
この曲は元々spotifyでかなりの頻度で聴くくらい大好きな曲で、
正直音源化(フィジカル化)して欲しいと切に願う位大好きなんですけど(笑
この曲は・・・
個人的には、
家で独りで、でも、好きな曲や好きなものに触れて幸福などを感じている
そういう・・・なんていうのかな、言葉にはし辛いけど、所謂一人でも楽しめるよ?的な、
そういう一人でゆっくりと楽しく豊かに過ごす事及び概念を肯定してくれてるような気がするんです
同時に大好きなものに触れて影響されて歩む人生は素晴らしい、と・・・
そういう曲だと個人的には解釈したりしてるので、
結構、
生で聴くとより胸に来ると言うか・・・
ちょっと、、、サビ前の盛り上がる部分で2回程泣きそうになっちゃいましたね(笑
夢を見ていく~ってフレーズもこの歌詞の流れだとより信頼出来るフレーズに感じたり、
個人的には受け取るものの多い一曲でした また、意外と生で聴いても盛り上がる印象でしたね!
また行きたいと思ってるのでこの曲も定番曲になればいいなぁ~ と深く願いつつ。。


「満ちる月」「ムーンライト」と洒落た流れだったのも粋で良かったです
正直、
似たような曲名があっても、
意外とこういう風に繋いでくる事って少ないんで、
個人的にはもっとこういう粋なセトリがあってもいいのかな?とか。
「ムーンライト」は音源よりもソリッドで格好良かったなあ
そこから、
滾る反骨精神を思い切り叫びながらぶつけた「舞台裏」は非常に熱かった
今、ああいう風に叫び散らすバンドも少なくなってるのでその意味でも刺激的でした
そこからの「オーケストラ」もセンチメンタルでありながらメロディアスで良かったなあ
音源でも良かったんですけど、生歌で聴いてると余計に沁みる感じ、、、がしました
あとカホさんの堂々とした立ち振る舞いや歌いっぷりも格好良かった!

そんで、
個人的に大好きな「オレンジ」の披露も嬉しかった!
跳ねるリズムが兎角気持ち良くカホさんの歌唱にも熱が籠ってて非常にエネルギッシュなステージでした
そこからMCを挟んで勇敢かつ高らかに歌われた「ひかり」も素晴らしかったですね
変な言い方ですけど、観ていてちょっと神々しい感じもしました(笑
神々しいというか、一本芯が通ってる感じで堂々とした格好良さがあったのかな?
この曲、メロディの強さもあって生で聴くとよりダイレクトに響いて来る感覚で気持ちが良かった
 そこからの「MOVE ON!」も当然盛り上がる、なんというか、思ってた以上に荒々しい仕上がりで、
でもその荒々しさこそこのバンドに望んでたものなのでそれも含めて見応えがありました
歌もはち切れんばかりの想いを乗せて一生懸命歌うスタイルに感じたので、
それも相俟ってかなり感情移入しながら観てた記憶があります。
最後に「大丈夫」っていうのも意外性があって良かった、
気が付けばあっという間に過ぎ去っていった初めての生ひかりのなかに、でしたね・・・!

凛々しくも刺々しいひかりのなかにの音楽性の素晴らしさが感じられてとっても満足出来た夜でした
そして、もっともっと進化していくだろうこのバンドを益々追い駆けたい気持ちにもなりました。
ありがとうございました!!











1.そばにいたいんです
2.ナイトライダー
3.ブルーユース
4.潮風通り
5.日曜日
6.満ちる月
7.ムーンライト
8.舞台裏
9.オーケストラ
10.オレンジ
11.ひかり
12.MOVE ON!
13.大丈夫

14.冴えない僕らに灯火を





しかし、
更なるハイライトが待ってました
アンコールで披露された「冴えない僕らに灯火を」という初期のナンバー、
この曲がもう音源とは比べ物にならないほど盛り上がる盛り上がる・・・!!!!
正直、
今振り返れば、
原曲のタイプを考えればある程度予想は出来たんじゃないか?とも思うけど(笑
でも、みんなで歌うサビも、そこから発生する一体感も、テーマ性による高揚感も・・・
これはぶっちゃけ音源では味わえない、ライブで「しか」得れない類の感動だとはっきり思いました
 そう、
こういう、
何とも言えない最高な瞬間を味わう為に自分はライブに行ってたんだ・・・!と強く想いましたよ
しかも、ライブ通い再開後一発目のライブで「それ」をしっかり感じれたのが嬉しくて。。
非常に心に残る一夜になってくれました
また、
「心で歌って下さい。」というヤマシタカホさんの言葉が、
今の状況下に置いては非常に感動的で今しか生まれない一体感を創り上げてたと思う
この曲は元々好きな曲ではあったけど、より大好きになったし、生で聴いて初めて意味と言うか、
この曲の本当の顔を知れた気もする・・・そういう意味でもやはりライブは良いモノです。

そして、
いつかこの曲を武道館とかで披露するひかりのなかにも観てみたい!と素直に思ったのでした。