毎週ヤングジャンプをコンビニで購入してるんですけど、
以前4話分だけ毎週載っててそれで好きになった漫画
ただ、
普通に面白かったので「そのまま本誌に載せとけよ。」ともちょっとだけ思ってました笑
この漫画は色々と描かれてる事が複雑なので一言で表現するのは難しいんですが
それでも一言で表現すると❝ガチ恋勢❞の漫画なのかな・・・って。
芸能人やアイドルにガチ恋をした事はありますか?
自分は正直無いですね。
まず、
ハッキリ言って自分を嫌いではないけど、そこまでいいもんだとも思ってない~っていうのはある
それよりも邪魔にならない様に隅っこで応援しながら傍観していたい、って気持ちが強いかな
以前好きなアイドルアニメのイベントで宮城は楽天生命パークまで行って
その時にハイタッチ会とかあったんですけど
個人的には物凄く嫌でした
恥ずかしいって気持ちの方が強かったですし、自分という存在を否定してるところもあるから
中々「楽しむ。」という気概にはなれなかったですね
でも、
ガチ恋の人を否定する気持ちとかはないですね
「この人、ガチ恋勢だな。」って何となく察する事はあるんですけど、
ただそれでその人の人生に豊かさが生まれてるんならそれでいいんじゃないか?とも思うし、
逆に最初から諦めて挑戦しない人よりもある意味勇敢なんじゃないか、とか感じたりもする。
正にミスチルで言うところの❝勇敢な恋の唄❞ですよね、こういうのこそ。
とはいえ、翠ちゃむのパパ活して身を削ってまで貢いで、
実態はただセフレとして遊ばれてるだけ~っていうのは物悲しかったですね
また、
パパ活してる親父もリアルでしたね
人の良さそうなそれなりの外見してるのがリアルでした
なんかそこはガチ恋のデメリットだな・・・とも感じたりもしたんですが、
そういう生々しさが本作の魅力になっている。とも言えますよね。
主人公の愛理。正直、めっちゃ可愛い。
そんな翠ちゃむに感化されて主人公の愛理もガチ恋の沼にハマっていくのが1巻の肝ですね
傍から見てるとちょっと娯楽に対して過度に依存してるんじゃないか~って思うけど、
例えば、
プロ野球応援系のyoutuberとかも高いユニフォーム買ってしょっちゅう球場に行ってる訳ですから
ある意味依存してるのはそこまで異常ではなく普遍的な事なのかもな、とも思う
斯く云う管理人だって(無料だけど)ブログに依存してるしな笑
でも、そこまでして自分の好きにのめり込んでる人を観るのは楽しいですよね
純粋に・・・・・・・
うん、
それで気持ち豊かに生きられるのなら素晴らしい事だとも思う。
それで結ばれるのなら尚最高なんですけど、
そこまで行くのかな...?
翠ちゃむと違って
相手がスーパー真面目系なんで可能性自体はありそうなんですけどね
ただ、真面目系だからこそその辺の線引きはきっちりしそうな気もするし。
結ばれなかった時、
愛理ちゃんは狂ってしまうのか、
それとも「幸福な体験だった。」と言って潔く身を引くのか、
それとも・・・?という...展開が色々な意味で予想し辛いのが面白いな~って思いました
平たく言えば❝オタ女の暴走日記❞みたいな感じですが、でも、
そんな風に何かに夢中になってイキイキした表情を見せる愛理ちゃんは読んでて可愛かったですね。
最終的にはどういう結末になったとしても何かしら幸福になって欲しいなあ。と思いつつ
次巻以降も楽しみに読んでいきたいなぁ、と。生々しい展開にも期待したいです笑
「何も知らないけど、キミが好き。」1巻より翠ちゃむ。ある意味、見てて面白いキャラ。
ところで、
今回オタク描写が色々リアルで良かったですね
まず、同じ作品好きな同士で飲み会やってる描写が好きでした
あの細かい部分を延々と語ってるある種の面倒クサさはTHEオタクって感じでした
それと、
その中の1人が
悪口言いながら抜けてく感じも良かったですね
確かに、ネットとかSNSとかで繋がった関係って解消される時は本当あっという間だから。
個人的には、それは負担が少なくて楽な部分もあるでしょうけど、
ある意味では❝薄情❞って感じたりもするんですけどね(苦笑
だから個人的には家族と話してる時のが好きで。
分かり合う~っていう能力が退化してしまうんじゃないか?っていう危惧もある。
それは置いといて、愛理ちゃんとそのオタク達の絡みも好きだったので、
2巻になっても彼女らの出番とかあったら良いな~と思いつつ、
大体娯楽が他人の悪口しかない会社の描写も
結構リアルだな~って思いました
何も生産的な会話が無いっていう。そりゃ、オタ飲み会で好きな事語ってた方が楽しいわなっていう。
なんか色々感じるものの多かったペーソスも要所要所で含まれてた興味深い漫画でした。
ライブレポ消化出来たんで、
今後はどんどん積読ってる漫画のレビュー頑張りたいですね。
それはそうと、この漫画の2巻も早くも読みたいです♬