先月の8日、SHISHAMOのライブを野音で観ました。
昨日の記事を見れば分かると思うけど、個人的に2週連続で野音に参ったんです。
ただ、この日はむちゃくちゃ暑かった。
ライブの少し前に通り雨があったらしく、かなり蒸し暑かった。。
それの影響にしてもたった一週間でここまで印象変わるかな。ってくらい暑かったので、
思えばこれが今現在の地獄の入り口だったのかもしれない、、、。
ただ、
ライブ自体はものっそい良かった
そもそも始まってしまえば意識が音楽に向くのでそこまで気にはならなかった。
後述しますが聴いてて泣いてしまった楽曲もあったりここ近年の野音公演でもピカ一の内容でした。
では、以下。
このライブは、
いきなり観客席中央のステージでアコースティックセットから始まった。
まずは納涼の意味合いもあったのかもしれないが、それにしても意外性たっぷりの始まり方でした。
叶わなかった恋慕を切なく歌う「ハッピーエンド」からスタートし、
続くは初めてライブで聴いた「みんなのうた」。
管理人、
この曲密かに大好きで、よく聴いて勇気貰ってたりするのでかなり嬉しかった。
牧歌的で楽し気に生まれ変わったアレンジが心地良かったけど、
でも、
自分が頑張ってたり努力してたりする事は自分自身が一番良く分かってる。
だから、「大丈夫だってつぶやく」の部分はエモさも感じたりして、
その塩梅も良かった...この曲の歌詞は本当に感情移入の度合いが半端無いので選曲の時点で絶頂でした!
アコースティックにも似合う「あなたと私の間柄」を生々しく披露した後、
通常のバンドセットに戻っていきなり新曲を披露。
「今日も君は生きたんだ~」みたいなフレーズが印象的で次のアルバムに入るのかも・・・しれない。
そこから、
ダンサブルなリズム隊のアプローチが光っていた「フェイバリットボーイ」
ファンキーにも感じる面白味溢れるアンサンブルに魅了されつつ、
爆音気味のベースがまた心地良くて印象に残りました。
初期の名曲「量産型彼氏」では、
声出し解禁の影響で「あーあーああー」のシンガロングが復活!!!(感涙)
あれ何気に好きだったので嬉しかったなあ。人懐っこいメロディはやっぱり名曲だと感じられ、
また朝子さんのギターソロ~からの、吉川さんのブレイクのドラミングが格好良くて痺れた一面も。
久々に生で聴く「あの娘の城」はイントロのギターサウンドの時点でむっちゃ格好良かった!
何気に初めて行ったSHISHAMOのライブで一曲目だった曲でもあるので、
思い出的な観点でも嬉しい選曲の一つ、でした。
今やすっかりライブの起爆剤に成長した「狙うは君のど真ん中」
ポップセンス溢れるメロディと歌に魅了されつつ、ストレートなロックサウンドにも気持ち良さを感じました。
ライブで盛り上がる、と言えばこの曲も忘れちゃいけない「ひっちゃかめっちゃか」!
リズミカルなアンサンブルに快感を覚えつつ、珍しくラップ?ポエトリー風?のパートも面白く
その中でも練り込まれたサビメロのカタルシスは半端無くこれまた陶酔出来た一曲でした。
楽し気なアンサンブルの中にもちょっぴり香る切なさに酔い痴れてました。
ベースサウンドが気持ち良く、オールディーズの匂いも感じた「妄想サマー」は兎角楽しかった!
季節的にも本当ピッタリで妄想しながら聴くのにも適してて感情移入なんかもしつつ笑
ガーリーな作中観が印象的で煌いていた「魔法のように」
シティポップみたいなサウンドも心地良かった「キスをちょうだい」と様々なアルバムから、
バランス感覚にも長けたナイスな選曲が続いてゆく。
何気に、
酷暑の野音に最も似合っていたのが「熱帯夜」。
この曲は官能的な衝動も含んだ歌に仕上がってるのでそのロマンスのムードも含めて素敵な仕上がり
シックなバンドサウンドも心地良くて延々と聴いていたい類のパフォーマンスになってました。
個人的に、「呆れないで飽きないでね」って歌詞に聴いてて強く感情移入してしまう。
感想ブログを長年続けてる影響もあったりするんでしょうか。それ以外に、も。
情感あるギターソロが印象的だった「ごめんね」はエキゾチックな照明も素敵でした。
この日唯一撮影OKだった新曲「夏恋注意報」は最後の「おーおー、おーおーお!」のシンガロングが楽しかった。
SHISHAMOのパブリックイメージにも近い楽曲だし今後定番化する予感も。
その流れで、
往年の名曲「君と夏フェス」も投下
祭り囃子の様なギターフレーズがやっぱり聴いてて気持ち良いし、
「新しい君が見れたから今日は本当に来て良かった」の部分はやっぱり胸アツで素敵でした・・・・・!
いよいよ楽しかったライブもクライマックスへ。
かなり久々に生で聴いたシングル曲「OH!」
どうやら、
関西の方では時折演奏してたみたいだけど・・・関東でもよろしくお願いします(笑
この曲、声出し解禁前にも生で聴いてたけど、「こんなに声出てたっけ!?」ってくらい、
サビのみんなのシンガロングの声量が凄くて度肝抜かれたし、
感動的ですらあった。
パンキッシュな演奏、ガムシャラ感溢れる歌詞、ある意味SHISHAMOのイメージには無い曲だけど、
だからこそ逆に際立ってたというか、あの場に居た観客のエネルギーに呼応して化学反応出してた気がした。
そんな感動的な瞬間に立ち会った後に、
「君の目も鼻も口も顎も眉も寝ても覚めても超素敵!!!」、
そしてのっけのギターソロの時点で爆アゲだった「恋する」を畳み掛けて終了。
兎角、
嬉しい!楽しい!大好き!的な・・・
終始ポジティブなエネルギーと衝動に満ちた夏らしいスカッとするロックショウでしたね。
その中にも切なさを感じる曲を織り交ぜたりその辺のバランス感覚も見事でした。
冒頭で酷暑に関して触れたけど、夏の楽曲多めのセットリストだったので、
今振り返ると逆に涼しくなくて良かったかも分かりませんね。
今年も最高の野音でした、
ありがとうございました!!!
ハッピーエンド
みんなのうた
あなたと私の間柄
新曲
フェイバリットボーイ
量産型彼氏
あの娘の城
狙うは君のど真ん中
ひっちゃかめっちゃか
妄想サマー
魔法のように
キスをちょうだい
熱帯夜
ごめんね
夏恋注意報
君と夏フェス
OH!
君の目も鼻も口も顎も眉も寝ても覚めても超素敵!!!
恋する
私の夜明け
明日も
明日はない
全22曲でした。
アンコールの一発目、
何が来るかな。と思ってたら、
まさかの「私の夜明け」・・・・・!!
「人間」と並んでSHISHAMOで最も好きな曲。と言っても過言ではないこの曲が来た事によって、
曲の出だしの部分から既に泣きそうになってました。
そこから、
矢継ぎ早に普段自分も感じてる葛藤がつらつらと歌われてゆき、
どんどん涙腺がヤバい状態に。
挙句の果てには、
ラストのリズム隊の「ラララララ」のコーラスワークで完璧に泣きました。
あの、「許されますように」みたいな、祈りにも似たコーラスワークは本当にヤバかった。
正直、
普段全く演奏しない曲だし、
精神的な葛藤が歌われているダークな楽曲なので、
まさか野音で聴けるとは思ってなかった。その驚きも含めて感極まったんだと思う。
この曲の歌詞は普段確実に感じてるけど、出したら「甘え」とか言われちゃうような・・・
そういう人間の根源的な想いが沁みる様に歌われていてホントに大好きな一曲。
純粋に、
そんな曲を数年振りに生で聴けて感動したのもあったし、三位一体のパフォーマンスも素晴らしかったし。
こんな自分でも大丈夫でありますように、報われますように、許されますように。
最終的にはそんな感情を乗せながら大事に大事に聴いていました.....。
ガチ泣きしてしまった後に、
紅白でも披露した代表曲「明日も」。
この曲は何度ライブで聴いても気持ちが盛り上がるし、
「痛いけど走った~」等のフレーズで胸が熱くなるし、
定番曲なのに毎回演奏を熱望してしまう、
むしろ無かったら物足りないだろうな。とか思っちゃうくらい素晴らしい曲ですね。
あと、
何気に私の好きなものは決してみんなと同じものじゃない的な、
はみだし者の心境も歌われてたりするニッチさも好きです。
最後の最後は、
いつも以上に歌がエモく仕上がってた「明日はない」で盤石のフィナーレ。
感情剥き出しに歌を叩き付けるその様にヘドバンで応戦、
巻き舌の箇所もあったり最後は❝ロックンロールなSHISHAMO❞を魅せ付けてこの夜は終了。
勿論声出し解禁以前の公演にも余裕で興奮や感動を覚えてはいたんですが、
声出し解禁後はよりコンサートっぽさが強まっていて尚気持ち良く感じられましたね。
そんなSHISHAMOは秋に数年ぶりのアリーナ公演を控えているので、
そちらにも大いに期待が高まりますね・・・!!
今回もやっぱり長くなってしまいましたが、
読んでくれた方々には深く感謝を。
またライブ参加します!