サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

【これからも、よろしく。】アニメ「わたしの幸せな結婚」 第12話(最終話)「暗闇の中の光」

2023-09-21 | わたしの幸せな結婚











久堂さまの意識に入って彼を救う時、
もう一人の美世・・・ネガティブな方の美世が言ってた言葉は結構正しいと思う
まあネガティブな方...と言っても本物が言うほどポジティブか?って言えば違うんですけど笑
よりネガティブな方かな。深層心理に潜む隠れた本音の様なもの。
要は、
独りを貫いた方が傷付かなくて済むし楽だ、と。
正直、それはそれである意味正論っちゃあ正論な気はしましたね
結局人間は一人一人考え方も思想も違う訳だから、同じ傘に入ってると濡れるんですよね。
濡れたら不快なので結局は自分一人で傘差して歩く方がよっぽど快適なんですなあ。




ちょっとヤンキーみたいで怖い・・・笑



でも、
それを良しとしてたらこの作品成り立たなくなるからね
美世も結局は相手の為を想って「分からない~」と言ったようで、
厳しく指摘すれば軋轢を乗り越えようとする意志と覚悟が薄かっただけでしょう
それはやっぱり❝楽❞な道で答えで、
本当は真っ向から話し合う地道な作業が必要でそれから逃げていた形になっていた。
ただ、
久堂さまも美世も相手を憎んでいる訳でもウマが合わない訳でもなく、
お互いがお互いを大切に想い過ぎた故の軋轢だった...ので
これは乗り越えられる壁だった様に思う。
美世が、
葛藤も言い訳もかなぐり捨てて
(それでも)久堂さまと居たい。と選択したシーンは彼女の成長を感じました
やっぱり、ここであっさり新に鞍替えするような娘を応援して無いですから!







美世が正しく異能に目覚めた事で、
意識の中の久堂さまを懸命に呼び戻し、
尚且つ、
悪意からも救って見せる・・・っていう最後は夫婦の共同作業でしたね
でも、これまでとは違って、お互いがお互いを助け合ってる感じがとても心地良かったし、
美世も最後の最後で大好きで救われて来た旦那様を自分の手で支え助ける事が出来て嬉しかっただろう
夫婦喧嘩は犬も食わない
最終的には、
仲直り・・・ですかね
出来て心の底から良かったな!と想いました。。
にしても、美世も異能に目覚めたのですっかり異能夫婦ですね
なんとなく「密・リターンズ!」の二人の関係性に似てるな~って感じました(笑







振り返ると、
「わたしの幸せな結婚」という割には、
ダークでヘヴィなエピソードもかなり多くてですね、
そこまで良い意味でお花畑な作品でも無かったという印象です
結構...
結婚したからこそ生じる噛み合わなさとか、そういう部分も描いてたんですが
でも最終的には二人とも生きてるし支え合ってるしハッピーエンドだったし・・・って事で
終わり良ければ総て良し!でしょう
とは言え、
逆に言えばそういうダークな部分があったからこそメリハリが付いた~とも言えます
最後の最後は伏線であったパーティにも参加しラブラブなところも見せつけて笑
(何気に久堂さまが美世の努力を認めた~という証にもなってます)。
正しく、
❝わたしの幸せな結婚❞で終われたのはとってもきれいなEDでした

一つだけ気になるのは義妹たちのその後が一切描かれずに終わってしまった事ですけど、
まあ「2期決定」とのことだったんで慌てなくてもいずれ描かれるでしょう
最後は、
最高の夫婦となって終わった二人
なんだかんだ結婚ってええなあ・・・って感情で観終える事が出来たので
そういう意味でも良かったですね
ありがとうございました!







それにしても、
美世は本当に理想の嫁キャラでした。
古来から日本人が描く大和撫子そのものというか、
それでいてちょっと頑固な部分もあって人間くさい部分もまた好きでした
とってもピュアで、素直で、与えた分だけ喜んでくれて、
ちゃんとその想いを返してくれて・・・
ただ、
「完璧」というにはあまりにもネガティブ過ぎるんだけど笑
でも、そんなとこも最早彼女の❝個性❞なのかもですね
今回は引用してないですけど、
ラストのドレスのシーンもめっちゃ綺麗で尊いので、観れる方は是非~というトコロ
久堂さまの素晴らしいセリフの数々もあってラストシーンはちょっと泣きそうになりましたけど笑
でも最終的には本当爽やかでダークなだけではない底抜けのハッピーさも見せてくれて大満足でした!
そしてここまでわた婚アニメの感想を読んで下さった皆様方にも大感謝でございます
また2期の感想でお逢いしましょう(それまで、生きねば)。