サブカルチャーマシンガン

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森高千里「今度はモアベターよ!」@浦安市文化会館 23.9.23

2023-09-27 | LIVE











先週の土曜日、森高千里のライブに行きました。









会場は浦安市文化会館、
結構前から知ってた会場だったけど来訪するのは初めて。
ついでに、千葉県民だけど浦安市でライブを観るのは8年振り2回目(!)って事で
そういう意味でもなんだか嬉しかったですね。
 そして、
森高千里さんのライブに行くのは今回が初めてでした
森高千里さんは物心ついた時からTVで活躍されていて、
自分の中ではポップマエストロ的な印象もあって...
うん、
正直一度観てみたい。って気持ちがあったんです
っていうか去年からそういう事が多くて恐らく今は色々観たい。って時期なんでしょうね
やっぱり観ておくのと一度も観ずに人生終えるのとでは全然違うと思うんですよ
体験したからこそ初めて感じれる想いもあると思うし・・・
そういう意味では、
改めて森高千里という歌手の凄味を十二分に味わえて本当意義深い夜でしたね。
という訳で以下つらつらと記述。














会場の浦安市文化会館は駅から結構歩く距離だった。
ただ、新浦安駅から会場までの道のりが良い意味でいなたい...というか
良い具合に地方の町っぽくてその風景を眺めながら歩くのは正直楽しかった。
浦安市は東京都の隣だけど意外とそういうトコあるよね。。
大きな川を眺めながら、
森高さんの「Let's Go」を聴いてテンション高めたりしてました(この時間も良かった)。
 文化会館は一階席のみのホールで、
席に関してはギリギリ肉眼で森高さんの姿が確認出来る良い塩梅の所でちょっとラッキーでした。
きれいで格好良いホールだな!と思いつつ、記憶が正しければ開演時間直後に始まったと思う。




ライブは、
ダンサブルな「東京ラッシュ」からスタート。
のっけからダンスミュージックみたいな音像で始まり最新スタイルの森高さんを感じました。
そこから、森高さんの歌が兎角格好良かった「ミーハー」を投下、
この曲も音源よりもクラブチック?なアレンジに感じて
それが無性に気持ち良かったしアガりました
極めつけは、
大槻ケンヂも絶賛していた伝説の名曲「非実力派宣言」
元々、学生の頃に見て「すげぇタイトルだな。」と感じた思い出があるので
この曲を生で聴けた事はある種の財産になったと思う
しかも、めちゃくちゃ格好良かった。。
非常にダークなアレンジ、
その上で、
「実力がすべてじゃないわ」と歌い切るその歌唱とフレーズに色々な意味でグッと来ました
これまでの森高さんの功績を考えたら物凄く説得力ある楽曲だなぁと感じつつ、
アウトロのドラミングも激しくて❝カッチョいい森高千里❞をまず魅せる序盤だった様に思う。

MCでは「浦安市で公演をするのは初めて」といったニュアンスの発言。
結構意外でしたけど、まあ休止してた期間も長かったですからね。
そこから、
バラードナンバー「風に吹かれて」を歌唱
秋に成って来たこの時期にも似合う物憂げな楽曲で、
センチメンタルな風も感じる素敵な一曲・・・だったんですけど、
気が付いたら自然と涙が一粒零れてましたね
正直、
森高さんのライブ、
ただただ楽しむ為に来たはずなのにこれにはビックリ
「あなたのこと 許せなかった私は」って部分に感情移入し過ぎたのかもしれないけど、
それにしてもなんか泣いてて自分に驚いてたので、それくらいバラードの表現力が長けてたのかもです
MCで最新の自分がモアベター~って言ってただけの事はあるなぁって思いましたし、
ある種聴き手に向けてのメッセージでもあるのかな、とか少しだけ感じました。
それにしてもこの「風に吹かれて」はスゴかった
音源以上に胸に迫るものがありましたね。


「ストレスが日本をダメにする~」と高らかに歌う「ザ・ストレス」はポージング含めて格好良かった
電子音も気持ち良くギターもギュイ~ンとファンキーに鳴っててアレンジも最高
森高さんもウェイトレスの格好して歌ってたりそれも可愛くて良かった。
そして、
王道のアイドルポップに感じた「その後の私」
駆け抜ける様に「しりたがり」
更に、
最初期の楽曲「OVERHEAT NIGHT」ではビビッドな照明と危険な色気のある歌声で
これまた違った魅力を振りまいていく森高さん
MCの最中では、
「森高ライブが夢の国!」と大声で叫ぶ観客もいてそのアットホームな空気も良かったですね(笑


ライブは中盤に突入。
ここで、
思い出の一曲「ララ サンシャイン」を披露。
これは・・・正直特に嬉しかった。
ある意味、
この日の選曲だけで言えば一番嬉しかったかもしれない。
この曲は子供の頃めざましTVのテーマソングで毎日小学校に行く前に聴いていて、
物凄い馴染みがあった
んですよね
そして、とても好きな曲だった。覚えやすいし、歌いやすいし、そしてメロディが良い。
この日のライブでは音源以上に盛り上がる、よりエネルギッシュな歌唱とアレンジに感じられて
その良い意味でのギャップも素晴らしかったです
そして、
「今日も頑張ろう」というシンプルな歌詞が胸に沁みた...し、
森高さんがあの声で歌うからこそ響く部分は確実にあるよなあ。と感じながら
若干ときめきつつ明日以降のお仕事等も頑張ろう!!と素直に思えたりもしたのでした。
個人的にはこの曲を生で聴けた事も財産の一つになりましたね。
この曲が朝流れて来ると本当気分良かったんですよねぇ。

名曲「二人は恋人」、
サビメロの美しさにウットリして
ちょっと泣きそうになる・・・という事態がまたも発生(笑
この時点で「やっぱり有名な楽曲多いな。」と既に感じていました
最後におじぎしてたのも印象的でしたね。
更に、
名曲の連打は続き「休みの午後」
この曲も歌詞に集中しながら聴いてたら不意に泣きそうになってたり、
正直自分が想像してたよりも❝森高千里の生バラッドの威力はスゴい❞事を実感した。
牧歌的でアコギの音色が気持ち良いポップス、その中で昔の友達のことなんかを想起させる、
素朴で素直な歌詞が乗ったらそりゃ色々思い出して泣きそうにもなるよなぁ。
小学校時代仲良かった友達を思い出しながら聴いていました。。

森高さんがエアギターまでかまして凄まじい一体感を創り上げた「テリヤキバーガー」
シングル曲中心の中にこういうアルバムの人気曲も入れ込む辺りが実にニクい。
聴いていてとってもスカッとするようなロックナンバーで沸かせ、
ライブはいよいよ後半戦に突入していく。


これまた有名なヒットナンバー「渡良瀬橋」
地域に根付いた郷愁も感じさせるバラッドでこれもめちゃくちゃ素敵だった
森高さんは歌に感情を良い塩梅で乗せるのが上手いというか、表現力に長けてるな~と思った。
この曲ではフルート(笛)も演奏していてそれもまた良かったですね
そして「雨」では、
神秘的な雰囲気、歌声で観客の心を浄化
この曲はホールというライブスペースにはこれ以上なく似合う楽曲だな~って感じました
限りなく澄んだ綺麗な声でシンフォニックに歌唱するその音像に魅せられました。
自分の中の汚れた感情が洗われていく・・・そんな感覚がありました。

これぞ王道のアイドルPOP!!な「17才」
この曲はとにかく楽しかったし、
コールも面白かったし、
森高さんスカートひらりとさせたりして本当にアイドルのコンサートに参加してる感ありました。
「雨」の時とかはシンガーのコンサートに参加している気分だったんですけど(笑
そう考えると森高さんって本当個性的な人だわ。
「私は今 生きている」の生歌唱には不意に感動的な気分になったり、
自分もこの空間でただただ音を浴びている、その喜びに生の実感を受けながら聴いていました。
誰もが知っている大ヒット曲「私がオバさんになっても」もすっごく楽しかった
この曲はTV番組での歌唱も印象深いけど、
クレヨンしんちゃんの映画でみさえが歌ってたのも印象深いですね。
この曲での森高さんはとっても弾けててディスコみたいなアレンジと相俟ってひたすら踊れる時間でした♬

残り4曲です。と云うと、
観客「えーっ!!」
森高「お決まりですね笑」
こういうやりとりが出来るのも今となっては非常に有難いし、楽しい。。声が出せるって最高。
「ハエ男」でロックンロール・モードに突入、からの、
「バナナチップス」という少年ナイフのカバー曲(!!)でまたまた大興奮
実は、
この曲も小学校の時観ていたアニメのテーマソングでして
管理人はこの曲でバナナチップスの存在を知って、
母親に買って貰った~みたいな
思い出があって・・・そう考えると、森高さんどんだけ30代後半のツボを突く選曲するのよ、と笑
この曲、軽快なビートが気持ち良くて森高さんの声質にも似合っていて、
サビのタイトルの連呼にはナチュラルに興奮して、、、と
まるでROCK STAR然とした姿でしたね。

これぞ、
リアル「ヤマトナデシコ七変化」。。
思い出の曲という事もありバッキバキに盛り上がってからの、
CARNATIONのカバー曲である「夜の煙突」もoi!oi!コールあってめちゃくちゃ楽しかった!!!
ご機嫌で、でもどこか牧歌的でもあるロックンロールを全力で叩き付けるメンバー
最高沸点を刻みつつ、
最後は王道のポップナンバー「雨のち晴れ」で本編は終了。
こうして振り返って見ると、分かっちゃいたけど想像以上にヒット曲が多かったし、
加えて通好みというか、ライブならではの鉄板曲の存在も知る事が出来て
色々な意味で豊かな気分になれたし有意義な公演でございました。
初めてだったので有名な名曲は沢山聴きたい~っていう
公演前の希望は大分叶ったし、
その上でコアな人気曲も聴けて云う事ない、初参加の人にとっても素晴らしい内容だったと言えるでしょう。
ありがとうございました!














1.東京ラッシュ
2.ミーハー
3.非実力派宣言
4.風に吹かれて
5.ザ・ストレス
6.その後の私
7.しりたがり
8.OVERHEAT NIGHT
9.ララ サンシャイン
10.二人は恋人
11.休みの午後
12.テリヤキバーガー
13.渡良瀬橋
14.雨
15.17才
16.私がオバさんになっても
17.ハエ男
18.バナナチップス
19.夜の煙突
20.雨のち晴れ

21.気分爽快
22.Don't Stop The Music
23.この街

24.コンサートの夜














物販は購入の予定無かったけど、あまりにもライブの内容が良かったので、
つい買ってしまった・・・笑 でも良い思い出になりますよね。


帰り道の夜景が綺麗だった。浦安はいいとこだっぺ。





アンコールも4曲も演ってくれた。
まずは、代表曲の一つであり、管理人自身も大好きな「気分爽快」!
やはり森高千里さんの公演に行く~となったら絶対に聴きたい楽曲の一つですよね。
原曲よりもディスコビートっぽいアレンジも楽曲の陶酔する感じとよく合っていて絶妙だったし、
生で「気分爽快だよ~」と歌われたらマジで気分爽快な気分になりましたね
とっても気持ち良かった・・・!
更に、
10年代に出した比較的近年のナンバー「Don't Stop The Music」も披露
この曲がまた格好良くて、森高さんの❝音楽愛❞も感じられる素晴らしいダンスナンバーでした
クラブ仕様のビートっぽくもありトリップ感も受けられる「酔える音」でございました
気が付けば最初期から最新までのレパートリーを網羅してた公演でしたね
最後は、
浦安の地元ネタも曲中に入れ込んだ「この街」でフィニッシュ
この曲、正直ライブ映えするというか、それぞれの地元に歌詞を変えられる箇所があるので
すげぇ良い曲だなあ。と感じながら聴いていましたね
歌もすこぶる良くて、
自分の住んでる(た)町への地元愛を感じさせる聴いていてグッと来る歌唱が印象的でした
ぶっちゃけ、都会とか田舎とか、何かあるとか何もないとか、関係無いんですよね。
そういう事じゃないんだよ、という事を歌ってくれてる曲だと思いました。
浦安市も、それなりに思い出もあるし、この日の事もあるし、
勿論好きな町ですよ・・・!

ダブルアンコールも敢行、
最後は、余韻に浸る様に「コンサートの夜」を披露して終了
ある意味これ以上ないくらい完璧な構成でお腹一杯、大満足の相様で帰路につきました。
MCでは「森高はどんどん続いて行きますので」
「音楽って最高ですね」
「(観客の)笑顔が美しいですよ」と胸アツな名言を多々残していった森高さん
正直、この日のライブで管理人も森高ライブの楽しさを❝知ってしまった❞ので、また是非・・・
うん、この日は演らなかった名曲も一杯ありますし、絶対に参加しよう!って思いました。
それと、ファンの方の熱量も半端なくてそれを見てるのも好きでしたね(笑
やっぱり情熱的な人が観ていて楽しいですよ、個人的にはね。