サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

LUNKHEAD/BUGY CRAXONE「カントーロードvol.28」@千葉LOOK 22.12.18

2023-03-13 | LIVE











去年の年末にランクヘッドとBUGY CRAXONEの対バンを観てました。








どっちも20年選手のベテラン、
かつ、
泥臭く這い上がって行く系(?)のロックバンド同士の対バンという事で
正直かなり楽しみでしたし親和性も高いだろうな。とは思ってました
何よりも、
ここ数年自分自身BUGY CRAXONEの音源を購入したりして、
何気にブージーの音楽をよく聴いてたんですよね
で、
LUNKHEADに関しては管理人を知っている方ならご存じの通り昔から追い駆けてるバンドでして、
そういう意味では限りなく自分向けのライブイベントだなっ!と強く感じてました笑
というかそれが今回参加した一番の理由でしたかね
ぶっちゃけ、
対バンってどっちも懇意にしてるバンドや歌手同士のがテンション上がるじゃないですか?
勿論片方をあんまり知らない場合でも「知るチャンスが出来る。」とも言えますが、
それはそれとして、
やっぱりどっちも大好きだとテンションがより上がるのは事実。
しかも、超地元の千葉LOOKでの公演というのもありとってもハッピーだった一日でございました。
では以下。











LUNKHEAD

前進/僕/戦場へ
下北沢
壊れてくれない
ざわついて、いる
インディゴ
プルケリマ
うちにかえろう
繋ぐ
月光少年
ナハトムジーク
はじまれ



一曲目から「前進/僕/戦場へ」と威勢よく始まり、
そこからツアーを経て更に強靭な表現へと磨かれつつある「下北沢」。
個人的には、
この曲を初めて生で聴いたのがここ千葉ルックなのでやっぱりここで聴くのが一番胸アツではある
もっと言うと、自分の家から最寄りのライブハウスで夢を観続けてる~という歌詞を聴く訳なので、
よりリアルに沁みやすい。というのもあるかもしれない
そこから、
この日のライブで最もレア曲でもあった「壊れてくれない」がまた良かった...!
哀愁たっぷりの歌詞と雰囲気と、
自棄的でもあるテーマ性が合わさって聴いていて相応のカタルシスがありました

パキッとしたアンサンブルの面白さも魅力的で個人的にはこの日のランクで最も好きなパフォーマンスでしたね
「いっそねえ もう」の辺りは特に聴いていて胸に来るものがあってとても素敵な瞬間でした。
 聴き手を鼓舞するように「ざわついて、いる」、
更に人気曲「インディゴ」を惜しげもなく投入~、当たり前の如く盛り上がる。
からの、
感慨深さを前面に出した「プルケリマ」、
楽曲に寄り添った櫻井さんのドラミングにもジーンと来た「うちにかえろう」と
バラッドでも魅せていきランクヘッドの懐の深さをしっかりと聴き手に表現もしていました。
特に、
「プルケリマ」は初めてランクのライブを観たタイミングがあの曲のリリース時だった事もあり、
そして同じ千葉で今でもこの曲を聴いてジーンとなってる事自体が結構胸にクる事実だったりもしましたね。

そこから、
終盤はロック・モードへ!
ギターリフの迫力で魅せた「繋ぐ」
一体感が見事だった「月光少年」
ハンドマイクで聴き手を抱きしめる様に歌っていた「ナハトムジーク」にも感動したし、
全精力を絞り出すように歌われていた「はじまれ」もまた美しい出来栄えでした
記憶によるとこの日が去年のランクヘッド最後のライブだったと思うので、
悔いの残らない様に本当全力でパフォーマンスしてたのが印象的でした
 やはり、
ランクヘッドには、
「俺たちのランクヘッド」という言葉がよく似合う。
2023年も自分たち世代のフラカン的存在として❝素敵な足掻き❞を見せてもらいたいですね
それに感化されて聴き手も足掻きまくれると想っていますので!





BUGY CRAXONE

ふぁいとSONG
こわい話
いいかげんなBlue
食べ物とゴシップ
フラニーとゾーイ
チーズバーガーズ・ダイアリー
No.9 Punk Lovers
暮らしの主張
罪のしずく
チャーミング

オーライ




結論から書くと、
本当に素晴らしかったですね。
まず、初っ端の「ふぁいとSONG」という選曲からして最高過ぎる。
聴き手の胸ぐらを思いっきり掴んで抱きしめる様にガッと歌い奏でられてたのは忘れられない
そこから、
「うるせー!」という歌唱がまた痛快だった「こわい話」
序盤はTHE ロックバンドな雰囲気とパフォーマンスを見せていて掴みは完全にバッチリ!でした。
 MCではランクヘッドとの初の対バン(意外だ)に関しても触れていて、
「あの声でシチューって歌詞はズルいよね!」と鈴木さん
からの、
「いいかげんなBlue」、
そして「食べ物とゴシップ」~の流れも良かった
「フラニーとゾーイ」も含めて中盤はオルタナ寄りの音像でその変化も気持ち良かったですね

そういえば、
この時は運よく最前列で観れたんですが、
ベースの旭さんとよく目が合ってうれしはずかしって感じでした(笑
んで、
この日最も感動&興奮したのが「チーズバーガーズ・ダイアリー」でしたね
元々大好きな曲でよくCDで聴いたりyoutubeでMVを度々観ていた事もあり、
「ついに来た!」って感覚でテンションブチ上がってました
特に、
生で聴くとボーカルと歌詞の良さは勿論のこと、
手数が多く人力とは思えないドラミングの迫力が物凄くて、
必然的にリズム隊に釘付けになってしまっている自分が居ました

なんだろう、最前列で観てた事もあってその光景が今でも鮮明に浮かぶくらい衝撃的でしたね
哀愁とそれを振り切らんとする衝動性が爽快かつ物凄いスケールで襲って来る感覚があり、
自分の期待以上にライブ映えする楽曲だったのも発見的でありとても嬉しかった。
36年以上生きててもまだまだロックに衝撃を受けている事実も尊いですよね。


後半は、
時期的にも似合っていた重厚でもあった「No.9 Punk Lovers」、
リズミカルなサビも印象的だった「暮らしの主張」も聴いてて気持ち良かったし、
初期の名曲「罪のしずく」も入れたり幅広いセトリがまた秀逸でしたね。
ただ、
本編最後の「チャーミング」・・・
先ほど、この日のブージーで最も感動したのが「チーズバーガーズ・ダイアリー」って記述しましたけど、
正直この曲も負けない位良かった&感動しましたね(どっちだよ笑)。
この楽曲は去年末に出た新譜の表題曲ですけど、
無性に良い。。
というか、
聴き手を全肯定するかのように思いっ切り威勢よく鈴木さんが「チャーミング!」って
サビの歌唱をする場面で何度も聴いててグッと来る感覚があったりしました
そこには、
シンプルな言葉だけど、
恐らく水面下の葛藤だったりそれでもここにある「今」も含めて、
「チャーミング」という言葉で表現してるんだろうなあ。
と想うと、
それにもまた琴線を動かされてしまいました。。
その辺は良い意味でオルタナティブ・ロックの王道を往ってるな。というか・・・・・
跳ねるようなバンドアクションも非常に痛快で心に残りました!!
アンコールの「オーライ」も含めて、
ロックンロール・モードで始まった公演は不思議な温かさで締め括られていてそのライブ運びも秀逸でしたね

正直、
ソールドアウトでもない、
地方のライブハウス公演でここまでのライブをしてくれた事自体が有難い
ですし、
益々BUGY CRAXONEの事が大好きになれた最高のライブでございました。
2023年も、是非ブージーのライブに再訪したいですね・・・!















ライブが終わったあと、
ボーカルの鈴木さん本人から直接新譜を購入しました♬
昔よくミュージックスクエアなどでも聴いてたのでなんか感激。。
みんなが知っていてとても煌びやかな花も勿論素敵だけど、
みんなにあまり知られてないけど、確かに素敵な花もあるんだよ。とも恒常的に思ってるので、
今後も当ブログ及びツイッター等でそういう活動をしてゆきたいな~って想いますね
それが自分の使命の一つだと思ってるし、自分も足掻き続けたいですね。。



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