サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

LOSTAGE「the TOUR」@柏ALIVE 24.1.20

2024-01-23 | LIVE











先週の土曜日、柏でLOSTAGEのツアーに参加して来ました。










全国47都道府県を回るロングツアーの真っ最中、
個人的には去年8月の新代田FEVER以来5か月ぶりの参加でした。
吉祥寺、新代田...と来て今回は自分が住んでいる千葉県での公演
と、言っても柏は茨城寄りなのでそこまで近くも無いんですけど(笑
ただ、
やっぱり在住県での公演は気持ち的に嬉しいもの。
柏ALIVEに関しては7年振りの来訪、
今までこのライブを含めて計5回このライブハウスには足を運んでるんですけど、
その内4回がLOSTAGEの公演・・・って事でLOSTAGEの千葉公演と言えばココ!って感じありますね
以前はちょくちょく来てて自分もその度に参加してたんですが、実に10年振りのライブだったらしいですね。
このハコでbloodthirsty butchersとのツーマンも観ましたし、リリースツアーにも何度も足を運んだ
そんな思い出深いハコの一つでもあるので、今回またここに来れて本当に良かった。
ここ数年大変だったでしょうが自分も五味兄と同じく
柏ALIVEがアライブしていて心から嬉しく思いますね。
そんな感慨深い夜の記憶です。









THE LOCAL PINTS

クラフトロックフェスの主催バンド?みたいな話を聞いて、
「そうだったんだ・・・!」ってビックリ
行った事はないけど、
有名ですよね...
まあ、そもそも自分はビール自体飲めないけどね(笑
クラフトビールに最も似合う音楽を~という事でやってるらしく、
言われてみればなるほどそうだな。と思える爽やかな音楽を奏でてくれました。



TENDOUJI


松戸市出身の4人組バンド。
このバンドは以前から知っていて、
好きな漫画家がえらい推してるからサブスクで聴いたりしてました
なので、
実はかなり楽しみにしていた。

ライブは、ものっそい良かった。
柏レイソルとのコラボユニフォーム?を着て颯爽と登場
メンバーの見た目が結構バラバラだったのもなんか良いな。と思いつつ、
基本的には王道のメロディックコアバンド・・・という印象
昔で言うSNAIL RAMPとか、自分も含めてキッズが好きそうなグッドミュージックでした。

中性的なボーカルの歌唱も凄く好みだったし、基本的にはポップでありながら
時にボーカルが代わってゴリゴリのパンクミュージックを威勢よく奏でたり、、、と
自由度も高くて観ていて面白かったです。
どの曲も良かったんですが、
中でも「FIREBALL」って曲はかなりブチ上がったかな
まだそこまで詳しくないのでセトリなくて申し訳ないのですが、
でもやっぱり凄く良かったのでまた機会があったら是非観たいですし、
その時にはもっと聴き込んで参加出来たら...って思う。自分は割と有言実行タイプなので、
今後高い確率で観る事になるでしょうね!


でも、
近いのに柏ALIVE初めて(!)だったそう
それもすげぇ意外ですけど・・・やっぱ柏PALOOZAが出来たからねぇ。
自分は千葉市/市原市がメインの活動場所なんで下総方面の文化というか、
素敵な場所とかも興味あるんで今度は給料日後に柏方面散策したいと思いました!





LOSTAGE


1.巡礼者たち
2.High Fidelity
3.へそ
4.平凡
5.錆
6.あなたのそばで
7.No Escape
8.胎動
9.箱庭エレジー
10.瞬きをする間に

11.窓
12.手紙

13.SURRENDER



一曲目は、「巡礼者たち」から始まった。
始まってすぐ感じたんだけど、いつも以上に歌心を感じる仕上がりに思えた
それはこの日がどう~とかではなく、ライブを重ねる毎に得た変化だったのかな、と思う
元々、
「母乳」とかで顕著なように趣のある歌も歌って来たバンドですけど。
サビで拓人さんが「ウォー」とコーラスを重ねてたのもエモーショナルで聴いててグッと来た。
そこから、
ポップなメロディが胸を打つ「High Fidelity」
冒頭の小気味良い拓人さんのリフからして気持ちの良い曲だったけど
サビの「あの頃の僕らは~」というフレーズで初めてここに来た2010年頃の自分を思い出して
ちょっとだけセンチメンタルな想いに駆られたりもした
そして、
「僕らはまだ笑える」という歌詞にこの日も胸打たれたりしてたのでした。

MCでは
「満員御礼ありがとうございます」
「ここに来るのは10年振り」
「(いまだに)アライブしてて良かったです」
と和やかなムード
からの、
ヒリついたロックナンバー「へそ」を投下
ムキになった様な歌い方で何度も歌われる「辿り着くまで」というフレーズに、
意地と共に強固な意志も感じつつ、スケール感たっぷりのギターサウンドもまた気持ち良い仕上がりでした。
イントロで、物凄い妖艶な裏声を発声していた新譜の一曲目を飾っている「平凡」
真っ赤な照明も相俟って非常に刺激的な空間が生み出されていました
楽曲の途中で、
岳久さんベース掲げたり派手なアクションかましてたり、
後半ドラムロールと共にロール感がパワーアップしたアンサンブルも披露
あの辺の三位一体の感じはツアーを経て更に進化したポイントだなあ。と感じつつ、
その中でポツンと落とされる哀愁の表現もまた堪らない一曲になっていました。
 更に、
ロック・モードは止まらない!
新譜の中でもいち推しの「錆」が矢継ぎ早に投下
重たいベースの音から始まって、強烈なシャウトが鳴り響くサビに突入
断末魔の絶叫の様に、
思い切り「敗者~!!」と絶唱をフロアに叩き付ける様は痺れました。

正直、
近年こういう衝動的な曲が少なくなってたのもあり、
久々に獣めいたLOSTAGEが感じられるこの曲が大好きなんですよね.....
破壊的なまでのペーソスを放出し、重厚なロックで観客をガツンと言わせる
ある種往年のファンには堪らない楽曲に仕上がってた様に思う
サイレンの様なギターの音もカッコ良かった!


今度は、
叙情的なロックナンバー「No Escape」
先ほどまでの衝動剥き出しの流れとはうって変わって、
今度はドラマチックなメロディとサウンドで魅せてゆきました
あ、そうそう、
その間に「あなたのそばで」も演ったんですけど、牧歌的なメロディに
良質のJ-POPの様な雰囲気が重なってLOSTAGEらしからぬほっこりした曲になってました
ハードな曲はよりハードに、ポップな曲はよりポップに・・・メリハリが効いてるのが
素敵でしたし、
今のLOSTAGEならではの包容力も感じたりした歌を聴かせる2曲でした。

人に対する感謝の念を壮絶なオルタナロックで表現している(様に感じる)「胎動」
「何よりあたたかく」の後の拓人さんの光源の様な轟音ギターソロが本当に素晴らしく、
歌詞と同じくらいに言葉を感じさせるサウンドになっていて胸熱
でした。
無いものねだりではなく、
今あるもの
「あった」ものを強く強く抱きしめたい。
そんな事を想わせてくれた素敵な一曲に仕上がってましたね。
 MCでは
「(このツアーの日程に)俺も引いてる」
「でも死ぬまでに一度はこういうツアーがやりたかった」
「アルバムは好評でセカンドプレス発注しました」
等語り、
勇ましいイントロから
「輝くよ 誰より何よりも」というフレーズが聴いてて自信を漲らせる「箱庭エレジー」
そして、センチメンタルなサビメロに感傷をくすぐられる「瞬きをする間に」で本編は終了。
このツアーでは恒例の本編が全部新譜の曲~という構成を貫きつつ、
決してそのままではない、
ツアーの中でしっかりと進化も遂げている様も見せつけた❝最新の最高❞を表現し切ったライブでした。


アンコールでは、
三位一体の塊感で攻め切った「窓」、
サビ最後の「横顔が夢を語る」とさり気なく希望を見せているフレーズにも感化されつつ、
最後は「手紙」を思い切り叩き付けて終了
五味兄のアクションも激しく、キメのシャウトで怪獣の光線の様に
「さァ~~~~!!!!!!!」と咆哮を放った場面は
衝撃的かつ、無性にスカッとする瞬間でもありました。
これで終わりかと思いきや、
ダブルアンコも敢行
 MCで
「もうええやん笑」と語りつつ、
「こういう時TENDOUJIだったらやる?と聞いたら「やります」って言ってたんで、
 じゃあやります」
と発言してこの日唯一メジャー時代の楽曲だった「SURRENDER」で締め。
これ、
実質TENDOUJIのお陰だよなあ...と出会いに感謝!しつつ笑
いつも以上にエモーショナルな「SURRENDER」を演奏し切って最高の夜は終わりを告げたのでした。
今日に明日を混ぜる、
いつも新しい自分になる気概で今を生きて行く。
今後のツアーの健闘も祈ってますし、
管理人自身も、
既に3回行ってるけど、あとちょっとだけおかわりしようかな~、なんて笑
俺は一度書いたらほぼ行くタイプなので、きっと行っちゃうんだろうな。
その時の「PILGRIM」の曲達が実に楽しみですよ、ええ。
ありがとうございました!!!













2010年に前のブログ「超進化アンチテーゼ」でブッチャーズとのツーマンのライブレポ書いてて、
それから14年経った2024年の今、同じ柏ALIVEでのLOSTAGEのライブレポを書きました
なんかそれも嬉しいというか、
本当に好きなものをずっと好きと言い続けている自分を少し誇らしくも思います。たまには自賛してみる。
また2~3年後に来る、と言っていたので、それまでにもブログ続けていかなきゃね!



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