先週の土曜日、marbleのライブを川口で観ました。
marbleのライブを観るのは2年振りだった。
そうそう、
去年あんまり都合が合わなくて行けなかったのよね
ただ、
菊池さんが復活してからの公演はこれが初なのでそういう意味ではようやく行けて良かったです。
気が付けば初めてmarbleのライブに行ったのが2009年の今頃だったので、
何気にmarbleのライブに行き始めて15年経ったんですな。
15年も同じ歌手のライブに通い続けてると、やっぱりその空間そのものが心地良くなるんですよね
勿論新しい刺激も大好きですけど、marbleのライブはライブでホーム感がめっちゃある
それはきっと参加している方々も同じ想いなんじゃないでしょうか(多分)。
んで、
川口SHOCK ONに来たのはちょうど4年ぶり
そう、件のウイルスの時期に突入する直前に来てたので、
結果的に2020年のライブ納めがここで観たmiccoさんのソロ公演だったんですな
そういう意味ではこのハコでライブを観て以降1年以上もライブから離れてしまってた事実もあって
非常に想い出深い...一旦ライブからサヨナラしたライブハウスでしたからね
その後、
有観客ライブが再開し、
去年辺りから声出し解禁になり、
ようやっと本格的なライブが帰って来たタイミングで
再びこの場所に戻ってこれたのは運命的であり、
もっと言えば
この4年間を無事に生き抜いた証の様なものでした。だから、本当に嬉しかった。
なんせ前に観た時と同じ環境で観れた訳ですから、それ自体が私にとってはドラマティックなものでした。
では、以下。
フレンチトースト。正直、想像以上に美味しかった。。
外サクサク、中フワフワで食感含めて最高だった。
オレンジの何かのお酒(記憶が曖昧)。こちらも美味でした。
SHOCK ONは漢字で「食・音」って飾りが壁に立てかけてある通り、
1フード1ドリンクのオーダー制らしい。
直前にラーメン食べてたので、
デザートと言う事でフレンチトーストを頼んだらこれがめちゃくちゃ美味い上に量も多かった。
食べきったのがアンコールのタイミングだったのでコスパはかなり良いと思われる
そもそも演奏中は聴き入るタイプだからMCの時とかに食べてたんだけど(笑
ライブは開演時間ピッタリに客電が消え、
シングルのカップリング曲だった切ないメロディが胸を打つ「星空」からスタート。
サビメロの綺麗さとアコギの音色の美しさに早速陶酔気味になる。
続いて、
「幸せは365日」
miccoさん歌うだけでなく、
鉄琴も叩いてて「ああ、これこれ。」と心地良い音色の応酬に気分を良くしてました
間奏のアコギソロがまた流麗かつテクニカルなもので菊池さんのプレイアビリティも存分に感じつつ、
ナチュラルなサビメロにも癒されながら好調な雰囲気の序盤でした。
続く「アネモネ」では、
「ねぇ、少しは記憶に残れたかな?」ってフレーズが生で聴くとえらく切なく感じ、
自分のやってるこういう活動及びプライヴェートの事を重ね合わせて痛気持ち良いカンジになってました
そんで、この日は以前の少女っぽい歌唱と比べて大人っぽいというか色気みたいなものも伝わってきましたね
全体的に「切なポップ」という雰囲気で序盤のハイライトとして機能してた様にも思いました。大好きな曲です。
美メロがストレートに響き渡る去年出た新曲「僕にあるもの」
アウトロでの「おお~」という伸びやかな歌声も素敵だったなぁ。
ここで、
レア曲として2009年のアルバムのタイトルにもなった「手のひら」という楽曲を披露
北出菜奈さんに提供した「瞬間」という楽曲の原曲らしい
強気な歌声で「手のひらに掴むのよ」と放つミドルバラッドでした
更に、
中原麻衣さんに提供したmiccoさんが作詞作曲の「メリーゴーランド」という楽曲も披露
これがまた良い~具合に90年代を感じさせるポップナンバーでむちゃくちゃ好みでした
ラブリーなスイートポップで、miccoさんは「こっ恥ずかしい歌詞」と自ら苦笑してましたが、
個人的には全然素敵だと思った.....ので、
正直また聴きたいと感じました
っていうか、
この辺の最初期の楽曲の音源が終演後とかに普通に流れてて
「これ販売してくれ・・・!!」と素直に思っちゃったりもしました
今の歌い方とは違ってちょっとサバサバした感じの歌い方がそれはそれで新鮮だった。
(年齢を訊かれて)miccoさん「19歳になりました~」とボケ(?)をかましつつ笑
サポートメンバーの小泉さん歌唱による「幸せハッピー」という粋な選曲のカバーを挟んで
菊池さんが歌う貴重な楽曲「ヒトリゴト~I hope my feeling will reach you~」を久々に歌唱!
この曲を生で聴くのはそれこそ10年振りとかそのくらいな気もするけど・・・
今聴くと、
「届かない歌を 宙に放って 儚く消えてゆくサマを」の部分がやたら切なく感じた
歌詞も、男性の異性に向けた率直な憧憬が歌われてるので何気に感情移入し易い曲にも感じたり、
当時も好きだったけど、今聴いてもやっぱり「好きだな。」と思えたのが良かった
っていうか、この曲がリリースされてからもう10年以上も経ってるんだ。。
も~ビックリですよ。
そして、今風に書くと「エモい」菊池さんのサビメロの歌唱も見事で
演奏し終わってから万雷の拍手が鳴り響いてましたね。
これも去年の新曲「つむぎ」
疾走感たっぷりのカホンの音が気持ち良く、
勇ましいメロディラインも含めてちょっと新鮮な雰囲気の曲だった
「今~」の部分の高音も見事で未だに衰え知らずの歌唱力にも感銘を受けました。
更に、
「LIVE」(表記不明・適当)という新曲も披露
今この瞬間のライブの事だったり、
生きるという意味のライブ、
様々な躍動を感じさせるロックテイストの楽曲でこれもまた格好良かった。
次々と名曲が生まれている様を間近で観て、marbleは至高のポップ(ロック)ユニットだ。と、
超熱心に推してた00年代後半~10年代前半の気持ちを思い起こさせてくれる公演だった。
ある意味、今がすべて。というのも間違いじゃないので、
あの瞬間そのものを賛辞する歌詞と歌声にはかなりカタルシスを感じながら楽しんでいましたね。
正にライヴ!!ってカンジでした。
ライブも終盤戦。
ここまで新曲やレア曲が多めだったので、
鉄板のシングル曲「夢ぐも」をダイナミックに披露。
疾走感溢れる歌唱に演奏、雰囲気も良く、この日は小泉さんのキーボードの音色に特に魅せられました
うららかで美しさもある感じ・・・そして、近年生まれた新しいキラーチューン
「カラフルでポップな弾けだす音符は僕を救う」で更に高まるボルテージ!
音楽そのものに対する愛を感じさせるこの曲で、
より聴き手を幸福の波動で包み込んでいく
「想像してるだけじゃ 何も変わらない」というフレーズに感化されつつ、
ただただ音色が好き、メロディーが好き!ってピュアな感性でも聴き入ってしまった一曲
ファンキーな間奏のギターソロにも興奮しました。
本編最後は、
「またこの曲をみんなで歌う事が出来るのが嬉しい」みたいなニュアンスのMCにもグッと来た、
件のウイルス以前は定番の人気曲だった「Lingering Fizz」で締め。
この曲は、
miccoさんが客席まで降りて行って
お客さんにマイクを向けてフレーズを歌ってもらう~ってのが恒例で楽しい一曲なんですけど
その性質上情勢が良くなってもしばらくはライブでは出来なかった楽曲で。
でも、
今は完全にかつてのライブシーンが戻ってますので、
超久方ぶりにあの文字通りの、
みんなで弾けまくる時間を体感出来て物凄いジーンと来ました。。
音楽でスパークする、それを誰一人手を抜かずに全力で演り切って終わる大好きな時間
自分もマイク向けられて「毎日!」って叫びましたが、それも懐かしかったですね
以前はあれが恒常であり、マブ達にとっての日常だったんだよな。。
自分も弾けまくって歌いまくって叫びまくって・・・
最高に尊い時間でございました。
改めて、
お二人ともお誕生日
おめでとうございました!!
1.星空
2.幸せは365日
3.アネモネ
4.僕にあるもの
5.手のひら
6.メリーゴーランド
7.幸せハッピー(小泉pat一郎)
8.ヒトリゴト~I hope my feeling will reach you~
9.つむぎ
10.LIVE(表記適当)
11.夢ぐも
12.カラフルでポップな弾けだす音符は僕を救う
13.Lingering Fizz
14.生まれてきてくれてありがとう(即興ソング)
15.突風スパークル
16.幸せは星の上~旅の途中、空を見上げて~
アンコールは、
まず小泉さんと菊池さんの即興ソングラリーからスタート。
ポエトリー風のしっとりした曲で、その内に菊池さん「もう言う事ないよ」
(年齢は)「5×10だよ~」などぶっちゃけもあったりして何気に面白い時間でした
だから、このライブタイトルなのか・・・?と推測しつつ、
miccoさんも後から加わって「まだ続くのかな~」と歌ったりコミカルな一曲でしたね(笑
MCでは、
「大きいライブが後半にある!」との事で、
観客の期待も煽りつつ、諏訪ななかさんに提供した「突風スパークル」という元気な楽曲も披露
にしても最近の声優に疎くなっている自分がいてちょっと危機感も覚えたり、、、汗
最後の最後は、
沁みるバラッド「幸せは星の上~旅の途中、空を見上げて~」を渾身の歌唱で歌いあげて締め
この曲を聴いてる最中、私生活の昔の楽しかった事を思い出しながら聴いてたりして、
これはこれで豊かで温かな最高のエンディングだった様に思う。
この曲がラストだった事自体意外でしたし、
miccoさんが目を閉じながら想いを込めて歌っていたのも印象的でした。
帰りの物販で直接「お誕生日おめでとうございます!」って言えたし、
今年は音源も出るみたいなんで、久々にmarbleが大きく動く年になりそうです!
marble自体は2007年から追い駆けているので、年代を二つまたいでも未だに精力的に活動してくれている、
その事自体にも感謝したい気分になったワンマンでした。 無論、当ブログもその都度記事書きます!