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バディストライク 第6話「見ているもの、見えているもの」 感想ほか(週刊少年ジャンプ 2016年3・4号)

2015-12-21 | バディストライク








もう少しで年末、そしてお正月とお休みなんで個人的にテンション上がってるんですよ
でも、最近ジャンプを読むと(っていうか目次を見ると)テンション下がるんですよ
それはなぜでしょう?答えは(略)(白目)


う~ん・・・
自分は伊達や酔狂じゃなく本気でKAITOさんの漫画大好きなんですが
こうも予想通りの展開になってくると正直哀しいというかやりきれないものがありますね
毎週感想も、アンケも、ファンレターも一回も欠かした事がないのにこれって事は
そもそも読んでいる分母の時点で問題があったりするのかもしれません
やっぱりいくら俺がKAITO先生大好きだったとしても、
個人の力じゃ限界があるか
でも宗教みたいな活動なんてしたくもないし、
まあ結局は毎週アンケ出して毎週ファンレターも出して、そして感想も綴って・・・って基本を徹底するだけなんですけどね
正直これは堪えるわなあ、、、。

2作連載して、
2作とも同じ流れって事は
「合ってない」という事を疑わなきゃいけない
そういう段階に来てるんじゃないかな、なんて風にも思いました
実際に志望誌じゃ全然ダメでも、雑誌によってはヒットを出せるパターンもありますし
結局は「向き不向き」ってヤツがありますからね
確かにクロマネと比べれば展開自体は早くなったけど、
それでもまだ全然試合はしてないし、今は野球部の面々をじっくり掘り下げている段階ですからね
そういう“じっくりと作って行く”方法論はKAITO先生らしいですし、譲れない部分だったんじゃないかなあ、って思いますが
今のWJで生き残るのってそういうポテンシャルを示す作品よりも取り敢えず分かりやすく無双するタイプの作品ですから
このギッチギチに詰まった状況下という事を含めても難しかったのかもしれないですね。
猪熊には勝ったけど、あれは完全にまぐれ勝ちで実力では負けてましたからね(笑

ただまあ、正直な話なんですよね・・・笑
だってほら、次号からはもう即最下位落ちしてても不思議じゃないんで笑
それこそこんな状況下だと固定されてもおかしくない
支援こそ止めないけど、
支援してるからこそ辛い感情だってある
繰り返される悲劇、、、(KAITOファンオンリーですが笑)だけど、内容的に見れば進む方向性は分かってる訳だから(二人の友情、想いの結実)
これからも頑張って欲しいですし、例えどんな状況になっても応援だけは決してやめません
ぶっちゃけ冒頭からこんな悲壮な決意を語ってる時点でお察しって感じなんですけどね(笑
ただ、正直(ファンとして)「悲しかった」、そんな当たり前の気持ちは吐き出しておきたかったんです
そこを無視して笑顔で振舞えなかっただけですね。













俺はね、
本当にKAITO先生を信じてるんです
今週も本音で「すっごく良かった」と思ってます
自分の過去だとか、周りの評価だとか、無難に行こうとする気持ちだとか
全部捨てて、まっすぐに俺に来い。もう怪我させるとか、本気で投げても捕れないかもだとか
「どーせ俺はコントロール最悪」だとか、いちいち周りを気にしないで
ピッチャーとしての本能のままに投げて来い!
それは、
ピッチャーとしては最も幸せな状況ですよね
捕手との釣り合いだとか、どーせ出来ないかもとか、そういうのを全部投げ捨てて
思うがままに、感じたままに、やりたいように投げられるんですから
トラウマを拭い切って、本能のままに投げられるようになった荒狼は正に水を得た魚・・・
という訳で「そこ」に至るまでの流れや捕手のメンタル管理がとっても巧妙な漫画になってるんですよね
高校入学したばかり、しかも甲子園常連校とかでもない限り入ったばかりの一年が140を打つのも無理でしょうし、
そういう“きっちりした作風”は少年漫画っぽい(っていうか今のWJっぽい)かと言われると微妙ではありますが
間違いなく褒められて良い作劇だなあ、、、って個人的には思います
元々怪我とか捕れないのが怖くて乱してただけですから、
きっちり捕ってくれる捕手が現れれば打ち取れるのも道理なんですよね。




こういうカットとか実にKAITOさんらしくて大好き。安導くんにもきっと深い想いがあるんだろうな。



しかし、あれだけ反応出来ないと一年間雑用にするのは惜しい気がする
制球力は完璧じゃないにしろ、空振りするくらい速い球を持ってるわけですし
ここは一つ「2枚看板でいかがでしょうか・・・?」って言いたい気分ですね(笑
そもそものきっかけは生意気な一年を粛清する為でしょうけど(個人的にはあれくらい生意気な方が逆にスポーツに向いてると思うが)
あれくらい「使える」と分かってて使わない手もないでしょうよ。ってな訳で今回初登場だったキャプテンの英断を待ちましょう
勝負も鹿真城先輩の崇拝者の差し金によってちょうど水を差された形になったわけですしね笑(その辺もまた上手いなあ・・・)

ともかく、正直な話この面子が集まって試合すればかなりいいものになるんじゃないか?って気持ちがあります
特に鹿真城さんや狐味町くんあたりは色々と活躍してくれそうで今からかなりワクワクしてます
安導くんや荒狼くんのバッティングに関しても気になりますし、
本当「これから先の熱さ」に期待したくなるんですよね
今のところそう感じさせる面子だと思う

だからこそ、もうちょっと応援頑張りたいですね
さり気に安導のキャッチング技術に関しても褒められてましたし、
出来る事ならもっと長い目で見て欲しいもんだ。それを伝える為に、今日もアンケとファンレターを投函しに行きます。
俺は後ろ向きな性格だから、嘆く時は思いっ切り嘆くけど、それが「諦め」とは直結しないですから。
足掻きますよ。ファンも(そしてそれがどんな結果になろうとも)。
















ところで、今回女の子が初登場してましたね(笑
たった数コマだけどやっぱり可愛かった。来年も楽しみにしてます。


今週の巻末コメント:
「ずっと出てた咳がやっと出なくなりました!さよならマスク」

おめでとうございます・・・!ファンレターで祈った甲斐がありました(笑






オマケ
◆左門くんはサモナー

男を誘惑する天使ヶ原さん・・・アリだな!(笑顔)
あと唐突なスラダンネタに笑った。


◆ニセコイ

やっぱ千棘はいいね・・・
良い意味で純粋さが出て来て見ていて心地が良い。
そして、話の流れ的にはスケットダンスのヒメコとかパジャマな彼女のまくらとかを彷彿させる流れになって来てますね
要するに、いつも側に居て一緒に遊んでたり、何も言わなくても気の効いた行動してくれる良さというか、、、疑似夫婦みたいな関係性って事だね
割と納得いく流れだったと思います 千棘派としては中々に注目の展開(そして楽しい笑)





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2 コメント

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Unknown (アルパッカ)
2015-12-24 21:37:05
お久しぶりです。以前のブログでクロス・マネジの感想に何度かコメントさせて頂きました、アルパッカです。

KAITO先生の新作、自分も楽しみに毎週読んでいるのですが、なかなか順位伸びないですね・・・。アンケートは出しているんですが・・・。

ジャンプの三本柱が「友情・努力・勝利」ならば、クロス・マネジを読む限り、KAITO先生の作品はそれらを丁寧に描いていると思います。まあ、最近そんな三本柱は無いことが判明しましたが・・・。

自分の中では、ようやくバディストライク、面白い展開になってきたと思っています。お互い応援、頑張りましょう!
返信する
お久しぶりです (西京BOY)
2015-12-26 23:16:58
アルパッカさん、コメントありがとうございます。


クロマネの時はお世話になりました
勿論覚えておりますよ

自分もアンケとファンレター毎週出してるんですが結局はクロマネと同じような推移を辿ってますね
ただ、あの時と違うのは直近の新連載がどれも好調気味で逃げ場がほぼ塞がれてるんですよね・・・
そこが最も厳しいと思います。
最近のジャンプはしっぽまで餡が詰まってるたいやき状態になってますからね(つまり安直に切れる作品があまりない状態)。

>ジャンプの三本柱が「友情・努力・勝利」ならば、クロス・マネジを読む限り、KAITO先生の作品はそれらを丁寧に描いていると思います。
その通りだと思います。
あの「丁寧さ」が自分は大好きなんですよね。


>お互い応援、頑張りましょう!
そうですね、こういうコメントを頂けるとちょっと元気も復活して来ますね(笑
自分も自分なりに頑張って応援していくつもりです。KAITO先生の描く“青春”が大好物なので。
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