サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

緑黄色社会×藤原さくら「緑黄色夜祭vol.11」@KT Zepp Yokohama 22.11.13

2023-01-15 | LIVE










去年の11月に緑黄色社会と藤原さくらの対バンに行ってました。








あの、
この組み合わせっていうのは、
ミュージカル「ジャニス」の組み合わせなんですよね
だから、
戦友感もあったし、
あと、
ジャンルで言えば異種格闘戦みたいな雰囲気もあったし、行くならここだな。と思ったんです
それと、単純に自分がどっちの音楽も好きで普段から聴いてる~っていうのもありましたね(笑)。
だからこの公演のチケットが取れた時はすっごく嬉しかったなぁ・・・
約2か月前でも憶えてるくらいに最高の対バンでした。
では、以下。









藤原さくら
キャラクター(緑黄色社会カバー)
Lonely Night
Super good
わたしのLife
ラタムニカ

まばたき
ゆめのなか
Soup
君は天然色
「かわいい」





のっけから、
「キャラクター」のカバーが来てビックリ。
しかも、原曲とは違って、物凄い渋い感じのカバーで、
リョクシャカのメンバーも言ってたけどそのままフルで聴きたいクオリティに驚き...!
原曲は華やかさに溢れてますけど、このカバーは場末のカフェ等に似合いそうなシックな仕上がりでした。
 そこから、
「Lonely Night」、
「Super good」と、
オールディーズのエッセンスも含んだ藤原さくらワールドが展開される。
この日は久々のバンドセットでしたが、後者はカクカクした演奏の雰囲気も大好きでしたね
Cメロの歌唱もとてもエモーショナルで聴いていて心打たれた記憶があります。

そこから、
この日一番良かった「わたしのLife」っていう曲。
この曲は去年の管理人のよく聴いた曲ベスト20!の10位にも入ってる曲なんですが(知らんがな笑)。
やっぱり.....イイですね
緑黄色社会のベーシストの穴見さんもこの曲をフェイバリットに挙げてましたが、
そう、ですね・・・自分では頑張ってるつもりでも中々それが目に見える形にならない時の方が多くて。
そうなると、生きる事ですらネガティブで嫌なものになっていくんですけど、
この曲は、
自分、頑張ってるよね。
自分、よくやってるよ!っていう、、、
うん、その作中の心意気のようなものにいつも感動してしまうんです
素直に自分の人生や足跡を愛せるような、そんな包容力にこの日もヤラれてましたし、
演奏も良い具合にポップかつ時折ギターの音色がビシッと来る塩梅も素敵で素晴らしいものでしたね。

緩急を付けるように残酷な歌詞も印象的な「ラタムニカ」
いきなり、
「死んでゆけよ」のフレーズは結構リョクシャカファンに刺さったかもしれませんが、
こういうのが対バンの面白い部分でもある。
絶望しかない雰囲気の中で、
そこに溺れるのも愉しかった一曲
 そこから、
歌が際立っていた「赤」、
これまたブルースそのものだった「まばたき」と渋いパートに入っていく
かと思えば、純然たるポップソングの「ゆめのなか」を真っ直ぐに響かせたり、、、と
そのバランス感覚もまた絶妙なライブに仕上がっていました

曲目通りほっこりとするライブ向けでもある「Soup」の優しさ、
そして往年の名曲のカバー「君は天然色」を披露し、
最後は「かわいい」を熱唱してこの日のライブは終了。。
藤原さくらさんのライブを観ると、毎回涙腺に来る場所があって個人的に堪らないですね。
この日はそれが「わたしのLife」だったんですが、この日のこの曲には結構影響をもらいまして、
家飲みもといお酒自体を全然嗜まないのですが、この後ごくたまに家飲みとかしちゃったりとかね、
でも、それもたまには良いかもな、とか・・・
そういう自分に与えた影響含めてこの日もまた心に残る公演でした。
正月は終わったけど、また機会を見つけてお酒飲みながら自分の人生振り返りたいなぁ!





緑黄色社会
Mela!
S.T.U.D
Don!!
Shout Baby
アラモードにワルツ
想い人
ミチヲユケ
merry-go-round
Sabotage
キャラクター

「かわいい」(藤原さくらカバー)
始まりの歌





緑黄色社会のライブはこれで3度目だったんだけど、
それまではホール、アリーナだったんでライブハウスで観るのは初めてだった。
なので、近い近い。。
この間、
ミュージックステーションでのパフォーマンスで「ミチヲユケ」(これも最高だった)を聴いたばかりで、
あ、TVに出てる人らがこんな近くに居る!的な・・・そういう感覚でしたね笑

のっけから代表曲「Mela!」だったのにもビックリ
しかも、男子同士が向かい合わせで楽器を弾くパートも熱かった
いつも以上にアグレッシヴで解放感があったのでライブハウス向けのパフォーマンスなのを感じました
そこから、
「S.T.U.D」だったんですが、
これまたアツいアツい
エモバンドかよ!ってくらいの熱量と疾走感で届けられてたんで、
結構驚きもありましたよね
叩き付けるかのようなステージングには感化もされつつ、
新曲の「Don!!」も良かった
早くもライブの定番曲かのような馴染み具合でご機嫌な曲調とシリアスな歌詞のギャップもベターでした

この日は、珍しく「アラモードにワルツ」という選曲で、
もしかして藤原さくらに合わせたのかな・・・?とかちょっと思いました
この曲のピロピロのギターソロも良くて全体的にほんわかした雰囲気がまた多幸感に満ちていて◎!


で、
新曲の「ミチヲユケ」、
すっげえ良かった・・・!!
あの独特のコーラスワーク、生で聴くと、
民族音楽みたいな雰囲気も感じられて物凄くコアで素敵でしたね
やっぱりこの曲は緑黄色社会の楽曲の中でもかなり尖ってる曲だな~と実感
晴子さんの「生まれ続けていたいわ 飽き尽くすまで」のボーカルもかなり強めで素敵でした
と、言葉で表現するとこういう感じにはなるんですが、
あの鬼気迫る感じは筆舌にし難いくらいにホント凄かったです
緑黄色社会で、
ああいうイッっちゃってる感覚味わえるんだな。。と純粋に想いましたし、
全員が束になって襲って来るアンサンブルもまた素晴らしくてこの日のリョクシャカのベストアクトでしたね
この曲は是非今年のライブでも聴きたいなぁ・・・!と強く願ってる曲の一つですね♬

クールな歌声も格好良かった「merry-go-round」、
男子同士が向き合ってバトってた絵面も痛快だった「Sabotage」、
アウトロで踊る様に弾く様が素敵過ぎた「キャラクター」と完璧な魅せ方で本編は終了。
 で、
アンコールでは藤原さくらの「かわいい」をフルでカバー!!
こっちの「かわいい」に関しては小林さんのギターが原曲よりもグイグイ来てたのと、
歌も、
よりアグレッシブな印象で・・・
そう、
やっぱり❝エモ❞な感じに変わってましたね!
そう考えると、 緑黄色社会はある種エモバンドなのかも。。とか感じつつ、
その強さが前面に出てる印象の「かわいい」はそれはそれで心に残るクオリティのカバーでした。

最後は、小林さんの「これで終わりだぞ~!!」のシャウトも印象的だった「始まりの歌」、
あのシャウトからはもっと騒いでいいんだぞ!というロッカーとしての魂の言葉にも聴こえました
晴子さんの爽やかかつ意思のあるボーカリゼイションにも満たされてライブは無事終了
藤原さくらさんと緑黄色社会の音楽性は結構違うものだと思いますけど、
だからこそそれが見事に交わった事自体が尊いと思える、
そんな(正しく)奇跡の一夜でした。。
ありがとうございました!!!!!














ライブハウスで観る緑黄色社会は、
この表現が正しいのかは分かりませんが、
ホール等のライブよりも動物的な感じがしてそれが非常に良かったですね
良い具合に喝を入れられたというか、迫力も直に感じられて心から素晴らしかったです
ちなみに、ホールはホールでスケール感があるのでどっちも大好きですけど笑

そして、
藤原さくらさんとの組み合わせは自分得でしかなく(そうそう、この表現使いたかった!今思い出した)、
やっぱり元々聴いている同士の対バンは本当楽しいな~!!という事を実感出来た一夜でしたね。
藤原さくらさんの「わたしのLife」はライブでは都合3度聴いてますが、
この日が最も完成度高い様に個人的には想えて、
それもまた宝な一日でした。



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