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眉村ちあき「眉村ちあきの音楽隊-Episode2-」@LINE CUBE SHIBUYA 22.10.30

2022-12-20 | LIVE











10月30日に眉村ちあきのワンマンライブに行ってました。







俗に言う渋公こと、
旧渋谷公会堂に行くのは今年2回目だったんですけど
(ちなみに実際に入り口の窓に渋谷公会堂の文字があって名残を感じた記憶がある)。
ただ、
この日はSS席を購入してたので、
えらい近くで観れたんですよね
思えば、
こういうシステムのライブに行った経験が殆ど無かったので、
そういう意味ではとてもフレッシュな気持ちだった思い出がありますね
SS席と言っても単純に近いというだけでなくオリジナルのTシャツ付きだったんで、
中々に良心的な・・・まあ普通のチケット代に物販の代金が乗ったような感じでしたね。

そう、
眉村ちあきの音楽隊。
管理人は一番最初に行った眉村さんの公演が、
前回の音楽隊でしたのでさり気に「懐かしい」とか感じたりもしてました
逆に言えば、
一番最初に体験したのがバンドメンバーありきのライブだったので、
その後のライブのスタイルに度肝抜かれたりもしたんですが笑
うん、
また音楽隊も音楽隊の眉村さんも観れてとても良い一夜でしたね!











一曲目は「ピッコロ虫」だったんですが、
まず衣装がTHE清純派~って感じのとても可愛らしいもの、かつ、
アカペラ始まり、そこから舞台の幕が上がって盛大にライブがスタート~って流れが非常に見事、
そしてセンセーショナルな始まりに仕上がっていて感動していた記憶があります
この曲は想像以上にサックスが似合ってて良い味出してたなぁ、と。
 大好きな「Individual」を前のめりに披露、
圧倒的なスピード感にアゲられつつ、
やっぱり生で聴くと「参るよね~」の部分の弾け具合にテンションが高まってしまう。
のっけから良い塩梅でライブは展開され、
前回のライブでも鮮烈だった「おばあちゃんがサイドスロー」で更に場を盛り上げていく。
個人的に印象に残ったのは、
「愛でほっぺ丼」。
元々、
歌詞の大事に生きようか~の部分がとても好きだったんですけど、
生だと本当に噛みしめるように歌う&バンド演奏の温か味もプラスされていたので、
よりこの曲のメッセージのようなものが心に入って来てとっても素敵な気分になれてた気がする
アコギサウンドも気持ち良く、ついつい惰性で生きてしまうきらいもあるので・・・
聴き手を包み込むような慈愛を感じた一幕でした。

「なまらディスコ」も本当最高でしたね
非常にダークで、
そしてオルタナティブな仕上がりで・・・
この曲を生で聴くと毎回テンションが上がっている気がする
眉村さんの多少自棄的で不敵なボーカルも大好きでこの日も魅了されていた記憶があります。
また、ボーカルのリバーブによるトリップ感もあるのが尚中毒性高くて良きでした。
 それで「レイニーデイ」ですよ。
東京キネマ倶楽部で聴いた時も強く感じたんですけど、
ライブで聴く「レイニーデイ」は素晴らし過ぎる。。
眉村さんの美しい声と、
才覚に満ち溢れていると感じる独特の展開、
そしてどことなく哀愁を受ける歌詞のフレーズの数々・・・・・と
聴いていてウットリする要素満載でこの日もかなり陶酔しながら聴いちゃってましたね
個人的には、あまり上手く行ってるとは言い難い今までの自分の人生を肯定してくれてもいる様な、
そういうエッセンスが堪らなくて感情移入しながらも鑑賞していた「レイニーデイ」でした。
この曲、配信シングルのカップリングなんですけど、短期間で2回も聴けて幸福でしたね。。


で、
この日一番泣きそうになったのが「おもてなし子」という楽曲。
この曲は今年出たアルバムに収録されている新曲なんですが、
実は、
3回行ったリリースツアーで一度も聴けてなくて。
なので、
この日初めて生で聴けて嬉しかったですし、
この時の眉村さんの歌声が・・・本当に美しかったです。
思わず聴き惚れる声というか、
メロディーラインもホントに綺麗で、
誇張ではなくマジで魔法みたいな音楽だな~とか感じちゃってた記憶がありますね
また、
歌詞の内容も・・・
結局、
自分の人生ってまず自分がいなければ基本成り立たないものだから。
だから、しっかりと自分を大事にしておもてなししよう~ってテーマ性がとても気持ち泣ける
この日は気持ちだけではなく、リアルに泣きそうなってたので、かなり心の琴線揺さぶられてましたね
もっと自分で自分を楽しませてあげよう。と言いますか、、、、、
日本人って出来もしない完璧主義に固執する傾向も強いから、
この曲の歌っている事柄は刺さり易いですし、
実際、
無駄に自分を卑下するよりも、
「出来ていること」「頑張っていること」を肯定して、
自分自身をねぎらいながら進むのも正直アリなんじゃないかな、と。
そんな風に感じさせてくれた素晴らしい一幕でございました。
 世の中は、
悪口だとか炎上だとか負のパワーの方が注目されたり共感されたりする~とは言うものの、
個人的にはこういう真っ当なメッセージソングが響く世の中であって欲しい・・・
とも感じますね。


長くなった。
前回の音楽隊でも好印象だった「やさいせいかつ」。
あの心地良いアコギサウンドと眉村さんの優しい歌声で、
「頑張り屋さんだね」なんて歌われるとぶっちゃけ泣きそうになりますね(笑
やっぱり、
SNSはやっててしんどい部分もかなり・・・というか、かなりどころかめちゃくちゃ、かな。強いので。
聴いてて癒されるような感覚もありました。
最近、
音源が公開された「秘密の恋」がまた大人っぽくて格好良いナンバーでした
その流れでスケール感の広い「夢だけど夢じゃなかった」の構成もまたエモーショナルで良かったです・・・!
そういえば、
「悪役」もいつも以上に大人の女性らしさも感じさせるパフォーマンスだった気もする
ポージングも格好良くて、魅了されていた印象がありますね
本編最後は力強く「大丈夫」を歌唱して終了。
よりパワフルになったボーカルと、
バンドメンバーの存在感も際立っていた正に盤石、かつ、ミラクルにも溢れた公演でしたね。
 
アンコールでは、
個人的に思い入れの深い「冒険隊~森の勇者~」が久々に聴けて幸福でした。
この曲は歌詞を聴いてると結構俗に言う・・・老害から抜け出すようなエッセンスも感じるので、
そのいつまでも古臭くはならない。という決意表明にも似たフレーズにいつ聴いても胸アツになります
ま、
これらは管理人が勝手に感じている私的解釈ではありますが、、、笑
でも、
客席からいきなり登場する演出(!)も加味して、
あの素晴らしいメロディーライン含めとても印象に残るアンコールの始まりでもありましたね。
 バンド編成で聴く「Lovely days」もスゴかった・・・・!!
未曽有のスケール感、
そして、
聴き手を包み込むハートフルな歌唱との調和が堪らなく、
またこの曲はLINE CUBE SHIBUYAみたいな大箱には似合う楽曲だな~とも思いました
いつの日かマジで横浜アリーナとかで鳴らされたら泣いちゃいそうな予感もする
メンバーとの一体感も半端ではなく本当に「バンド」だった記憶ですね。

最後は、
抱えてるペーソスすら撒き散らして昇華させた「旧石器PIZZA」で終了。
この曲はライブで聴くと毎回内側の悲哀が刺激されると同時に、
スカッともする~という不思議な感覚もあり・・・
実に大好きな楽曲の一つですね。
みんなで拳を振り上げるあの瞬間がとても愛おしいので、来年も再来年も是非聴きたいな、と。
全編を通して様々な要素がてんこ盛りで終始飽きさせない類のライブでした。
ありがとうございました!











ピッコロ虫
Individual
おばあちゃんがサイドスロー
愛でほっぺ丼
なまらディスコ
顔ドン
レイニーデイ
奇跡・神の子・天才犬!
おもてなし子
本気のラブソング
やさいせいかつ
肉喰え(新曲)
DEKI☆NAI
秘密の恋
夢だけど夢じゃなかった
(フリースタイルタイム)
悪役
大丈夫

冒険隊~森の勇者~
Lovely days
旧石器PIZZA













結果的に、
この日が2022年の眉村さんのライブ納めになりました
振り返ると今年は眉村ちあきのライブには5回も行ったのかな?
自分は割と色々なバンド/歌手のライブに行くタイプなので、これは多い方だと思いますね
それで、来年は既にまたこの音楽隊での対バンツアーが決定済みですので、
チケットが無事確保出来ましたら是非参加したいですね・・・!!
今年はアルバムも出たし眉村さん充してました♬
 後、
マユムラーの皆様ありがとうございました。この場を借りて。




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