ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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ミラーマン 第47話「侵略者撃破計画 改造怪獣ギランダー登場」

2022-05-16 07:21:59 | 特撮
ミラーマン 第47話「侵略者撃破計画 改造怪獣ギランダー登場」

 対インベーダーを想定した「チャレンジ計画」。その心臓部「レーザーパワー」の開発に携わる研究員が次々に殺害された。御手洗博士は人命を考慮し計画の中止を考えていたが、チーフの説得により場所をSGMに移して続行することに。しかしインベーダーはギランダーを研究所に差し向け、野村隊員が人質にされてしまう…

 
 対インベーダーのためとはいえ人命を危険にさらしてまで続ける必要があるのか、押し付けになっていないか、インベーダーを刺激するような研究をしなければ平穏無事でいられるのではないか……今回はそうした研究者たちの揺れ動く心境に注目した話となりました。
 研究を続けなければインベーダーに対抗できず、人命を優先すればインベーダーの侵略を許しかねない。一度始めた研究を途中でやめたら、それこそ散っていった仲間たちが報われない。研究と人命、どちらを優先するにしても命のやり取りは避けられないのであれば、例え更なる犠牲を払うことになろうとも、多くの命を救える研究を続ける…といった覚悟も描かれていたかと。

 そんな中で登場した改造怪獣ギランダー。当初はこれといった能力も見せず、腕力で京太郎が乗った車を吹っ飛ばすぐらいしか目立った活躍はなく。ミラーナイフを喰らっても平気で突っ込んできたから、やる気あるなーと思っていたら、突然ビルにもたれかかって動かなくなったのには驚かされました。京太郎は「死んだ」と判断したようですが、後にレーザーパワーを与えられて復活していたところを見ると、演技だったんですかね?
 復活後は胸部が発光。そこからビームを撃つかと思いきや、発射場所はヒレ。あとヒレを飛ばせるようになりました(使い切り)……うん、うん?

 そんなこんなでまた次回。残りあと4話。
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暴太郎戦隊ドンブラザーズ 第11話「イヌのかくらん」

2022-05-15 10:14:38 | 暴太郎戦隊ドンブラザーズ
暴太郎戦隊ドンブラザーズ 第11話「イヌのかくらん」

 翼が逃亡するためにゲートを通ろうとした際、街の広告がアノーニに変わっていました。一体どれほどのアノーニがこの世界に紛れ込んでいるのでしょう。

 さて今回は陣が脳人にも関係する人物であることが明らかに。過去に罪を犯して「守護人」となった陣は、人間と脳人の世界の境界に、獣人の抜け道を防ぐために存在し続けている模様。陣は獣人の出現を否定するものの、人間界には実際獣人に憑依されたと思しき、折り紙を折る人間が出没。以前鬼に変貌した狭山さんもその一人。折り紙の種類は、憑依した獣人の種類に応じて変わるのかな?
 また、翼に折り紙を食べさせようとする行動も見られましたが、折り紙を食べた人間も獣人になるのかな?翼は完全に飲み込んでいなかったため、体調不良に留まったといったところでしょうか。

 そんな中出現したのは手裏剣鬼。忍ぶどころか人前で暴れ出すその様は、間違いなくニンニンジャーギアの鬼ですね(笑。修行していた場所も割と人目に付く場所でしたし。ですが戦いではアノーニに任せて自分は隠れてばかり。
 で、そんな手裏剣鬼の戦いと、獣人に襲われて雉野家でかくまわれている翼の看病を行ったり来たりするドンブラザーズ一向。ギャグかと思いきや、まさかこれが正体発覚に繋がることになろうとは。

 そして更に意外な展開も待ち受けていました。翼に見覚えが無かったところを見ると、同一人物ではなさそうですが、折り紙の事情を知っているとなれ…ば……急に曲が止まるもんだから何事かと思ったらアレですよ…マジでゾッとさせられました。
 普段の様子でおかしいところはなく、ソノイとニアミスした際にも彼が反応しなかったところを見ると、普段はアノーニ同様、人間として社会に溶け込んでいることが伺えます。ただ、何かのきっかけで獣人のスイッチが入ってしまうのかもしれません。加えて翼の口に合った折り紙を握りつぶしていたところからして、獣人も一枚岩では無さそうです。
 折り紙から判断すると、「鶴の恩返し」の如く、つよしが彼女が折り紙を折っているところを見ない限り、正体を暴こうとしない限りは普通の人間で居続けるのでしょうか?敵というよりは、彼女もつよし同様に「自分たちの生活を脅かす者には容赦しない」という考えの持ち主なのかもしれませんね。

 陣の犯した罪とは?獣人が逃げていないならば、人間界に出現しているアレは何なのか。折り紙を飲み込んでいたら何が起きたのか。適当な看病で笑わされてからの衝撃のラスト。どの回も全く油断ならないドンブラザーズですが、次回遂にドンオニタイジン出陣!
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仮面ライダーリバイス 第35話「未知なる脅威、人の進むべき道」

2022-05-15 09:34:19 | 仮面ライダーリバイス
仮面ライダーリバイス 第35話「未知なる脅威、人の進むべき道」

 「家族で殺し合いをするのは、おかしいと思わないかい?」
 え?ライダーの家族って殺し合いするもんでしょ?(偏見)
 
 さてベイルに加えて朱美が変貌したギフデモスを前に敗北を喫した一輝たち。それでも大二は諦めない限り負けじゃないはずだと、いつになく熱くなっていました。「正しさ」に熱くなりすぎる大二を冷ます一輝と、カゲロウを失った彼に善悪のバランスを説く狩崎……様々な方向から大二を支えるのが良いですね。もし今カゲロウがいれば、大二の「正しさ」に疑問を投げかけて、大二に自分を見つめ直させていたかもしれません。
 大二には大二の、ベイルには「悪魔」としての、そして赤石には赤石の「正しさ」がある。誰もが各々の「正しさ」で裁きあう…OPの歌詞はここに繋がっていたと。誰もが正しさを強要する中で、一輝はバイスにバイスらしく生きるようにアドバイスしていました。悪魔に産まれたからといって悪魔らしく生きる必要は無い。「正しい」「間違い」とは違う「自分らしさ」「自由な生き方」が大事なのかもしれませんね。


 そして赤石は大二たちの作戦などお見通し。大二たちを利用してより一層人類の絶望を煽ることに成功し……たんですかね?赤石の演説を見た一般人の反応が無いので何とも判断のしようが・・・傍から見たら、何とも分かりやすい芝居をしているなーとしか。とはいえ、ギフによる被害は甚大。その場から全く動かずに一輝たちを変身解除に追い込んだほか、フェニックスベースすらも……その名のとおりいずれ復活してくれるのではと思いたいところですが、果たして。

 にしても、真澄は一輝たちが蹂躙される様を見て「今の戦力では」成すすべがないことを強調していましたが、まるで今後戦力が整える予定があるかのような言い草だな……と思っていたら、まさかまさかの変身が披露されました。「お前が変身するの!?」という驚きが強かったですね。名前も相まって、ヒロミさんに変身して欲しかった感が強いです…
 更に次回は玉置も変身しそうな気配。大丈夫?ギフを倒したらウィークエンドが世界を支配することにならない?

 正しさを打ち砕かれた大二の身が心配なところで、また次回。
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デリシャスパーティ♡プリキュア 第10話「泣かないでレシピッピ…誕生!ハートジューシーミキサー」

2022-05-15 08:59:11 | デリシャスパーティ♡プリキュア
デリシャスパーティ♡プリキュア 第10話「泣かないでレシピッピ…誕生!ハートジューシーミキサー」

 おばあちゃんの言葉で一番好きなのは「子供は宝物…この世で最も罪深いのは、その宝物を傷つける者だ」です。静かな怒りをたぎらせながら近づいてくる天道、カブトとドレイクの共闘、時間差クロックアップ、ザビーに避けられたライダーシューティングをカブトがライダーキックで打ち返す流れが最高にカッコいいんですよ!……という「仮面ライダーカブト」の話。16年前とか嘘でしょ…


 さて「壊れかけの操り人形」であるジェントルー=菓彩あまね。前回一時的に片方の瞳が青色になっていましたが、今回の描写から本来のあまねの瞳の色は青であることが明らかに。
 ゆい曰く「ごはんは笑顔」であり、レシピッピはその象徴。ジェントルーに捕らわれたレシピッピの悲痛な叫びはプリキュアたちのみならず、ジェントルーの中に眠るあまねにも響いていました。内心自分がひどいことをしていると理解している彼女が、ジェントルーの役割をあてがわれたのは何故なのでしょう。実家絡みで何か問題を抱えていたのか、はたまたレシピッピが見えるなら誰でも良かったのか。案外、ゆいたちもジェントルーにされていた可能性もあるのかもしれません。

 ジェントルーの力を注いだ強化ウバウゾーに対し、ゆいたちは初の3人同時変身を披露!名乗りのみならず、各々の決め台詞も残しているのが良いですね。一方で決めポーズは案外シンプルでカッコいい感じでした。
 強化ウバウゾーに苦戦しながらも立ち上がるプリキュアに、レシピッピたちが授けてくれたのはハートジューシーミキサー。マリちゃん曰く「プリキュアに爆盛りに新たな力を!」とのこと(笑。「ミキサー」という名前から合体技用のアイテムかと思いましたが、まずは個人技からと。合体技はあまね解放時ですかね?にしてもハートジューシーミキサー発動時のBGM、めっちゃカッコいいな…!

 
 大人になると小さな幸せでも泣けてくる……マリちゃんの言葉に共感したところで、また次回。ナルシストルーはジェントルーを早めに見限るかと思ったら、まだまだ操る気満々のようで。そしてプリキュアの動きを制限するのに効果的な方法が「実力テスト」ってのが何とも…(笑。
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ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 2nd Season 第7話「夢の記憶」

2022-05-14 23:17:16 | 2022年アニメ
ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 2nd Season 第7話「夢の記憶」

 さて合同文化祭がスタート。他校でのライブ風景はダイジェストでお届けされましたが……果林さん&姫乃、近海姉妹、璃奈&愛さん、2年生組の和風衣装ライブとか超見たいんですけど、どこで見られますか…あと、和服かすみんとせつ菜超好き…

 そんな中、薫子が紫苑女学院のスクールアイドルだったが「ラブライブ」では予選落ちだったこと、栞子がスクールアイドルを目指していたことが明らかに……なんかすっげぇ久しぶりに「ラブライブ」という単語を聴いた気がします。とはいっても「じゃあ薫子が到達できなかったラブライブのステージに挑もう!」とならなさそうなのが虹ヶ咲らしいですね。

 薫子にはスクールアイドルの適性が無かったため、傷ついて終わった。故に栞子は自分の適性を最大限発揮できる生き方、周囲のサポートにこだわり、向いていることだけに全力を尽くす。そうすればみんなに喜んでもらえる……要は他人が傷つく姿を見たくない、後悔して欲しくない。「適性」は、そんな優しさから出てきた言葉だったんだなと。
 ここで虹ヶ咲のメンバーから誰一人として「栞子は間違っている!」という意見が出なかったのが良かったですね。個性を大事にする虹ヶ咲だからこそ、栞子には栞子の考え方があると認めたうえで、後悔して欲しくないからともう一度アタックするという流れが素敵でした。

 栞子に応援されたのだから、今度は彼女を応援するのが当たり前。それに今日はスクールアイドルフェスティバル(みんなの夢を叶える場所)。ならば、栞子の夢だって叶わなければ成功とは言えない。1期最終回のサブタイトルとも上手いこと繋がってきたところで極め付きに果林さんの「やりたい気持ちがあなたにあるなら、それだって十分に適性なんじゃない?」という一言!果林さんも「やりたいと思ったから始めた」人物でしたからね。この言葉と「スクールアイドル」「適性」の繋げ方は見事でした。
また、薫子の言葉も印象的でした。悔しい気持ちを否定せず、それでいてやってよかったと笑顔で振り返る。「悔しさ」と「後悔」を別の気持ちとして描くのは面白いですね。教師という道を選んだ理由もまた素敵なものでした。

 
 そして栞子ソロ曲の「EMOTION」!「適性」にこだわるがあまり、時を止めてしまっていた栞子。それでも「応援」という立場でスクールアイドルに関わり続けたように、一見静かな心の中にも「大好き」の鼓動が息づいており、「素直でもっといたい」から一気に感情が溢れ出していく……そんなことを感じる楽曲でした。「適性」にこだわっていた彼女が「背伸び」をするというのも良い歌詞です。まだ始まったばかりであるかを示すかのように、ライブの途中ではなく終わりに時計の針が動き出すのも良い演出です。
 「EMOTION」という曲名のとおり、ライブ中の栞子が感情豊かでめちゃくちゃ可愛かったですね!特に最後の八重歯見せ笑顔が最っっ高に可愛かったです。ライブ後にも良い表情を見せていましたし、早くもかすみんと愛さんからあだ名で呼ばれたりと和気あいあいの雰囲気。何気にせつ菜より背が高いんですね、栞子…それもまた良い…

 
 で、そんな様子を遠くから寂しそうに見つめている嵐珠……もうこのシーンが切なくてたまりませんでした。早くこっちに来てわいわい楽しくしてくれ…笑顔を見せてくれ……嵐珠は栞子のみならず、ミアも璃奈たちに連れ出されていたのを見て驚いていましたし、本当は寂しがり屋なのではと思い始めてきました。早く、早く加入してくれないとあっという間に最終回が来てしまう!(汗。
 実際のところ、フェスは間もなく終わりを迎えそうですが、その後はどうするのでしょうね?ここからラブライブ目指します!優勝しました!終わり!ってのはさすがにどうかと思いますし。


 「だめだよー」と言っていた幼い栞子がめっちゃ可愛かったところで、また次回。「雨上がりの虹には色んな色が集まる」とのことで、まずは一色増えましたが、残る二色の行く末や如何に。「みんなの夢を叶える場所」が「スクールアイドルフェスティバル」ならば、「虹が始まる場所」は「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」ですかね?それとも別に…?
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ウルトラマンクロニクルD 第15話「ウルトラ戦士の絆」

2022-05-14 08:02:40 | ウルトラシリーズ
ウルトラマンクロニクルD 第15話「ウルトラ戦士の絆」

 映画のネタバレはダメ!というのは理解できる一方、じゃあネットにおけるネタバレの解禁っていつからなんですかね。映画の公開終了時?映像ソフトが発売された日?ソフビ等のグッズが出た日?地上波等で放送された日?公式がネタバレOKって宣言したら?そもそもどこからどこまでがネタバレなの?PVやCMで映っている範囲もネタバレなの?……と、考え出したらキリが無いです。
 先日の「シン・ウルトラマン」の感想も、ネタバレOKならあれやこれやと言えるんですけどね…難しいものです。ともあれ、口頭でのネタバレは相手に確認してからにしましょう。

 それはそれとして、今回も「ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀」の続きです。ベリアルとトレギアの並行同位体に襲われるウルトラ六兄弟、そこへ駆けつけたゼロ、そしてタルタロス。物語はタイガ・フーマ・タイタスらトライスクワッド、ゼットさん、グリージョ、そしてU40最強の戦士と謳われたジョーニアスをも巻き込んでいくことに。

 今回の見所はジョーニアスVSタルタロスですね。U40最強の名は伊達ではなく、これまで不意打ちとはいえ80やネオスたちを一撃で吹き飛ばし、ゼロを動けなくしたタルタロスが真っ向から勝負を挑み、互角に渡り合うほどの実力を披露。様々な形態を持つゼロ、他のウルトラマンと協力することでサーガやレジェンドといった力を得るコスモスと同様に、その身1つでタルタロスから「危険な存在」と言わしめるほどのことはありますね。殆ど全ての攻撃をさばいているの、めちゃくちゃカッコいいですね…
 
 また、タイガたちとゼットン軍団の戦いにおいて嬉しかったのは、フォトンアースの活躍です。本編中だとトレギアに仕組まれて手に入れた力だったため不安視していたのですが、頼れる力の一つとして見られるようになったのは、本作での活躍のおかげです。

 メビウス、タイガ、ゼットさんが揃うシーンも良かったなぁ……メビウスはゼロとゼットさんのボイスドラマにも登場していましたが、すっかり立派になって…ゼロが登場した頃はまだ「末っ子」のイメージがありましたが、今となってはすっかり「メビウス兄さん」「兄弟子」と呼ばれても違和感が無くなりました。新しいウルトラマンが出てくるたびに、新しい絆が無限に続いていく……昭和と平成、そして令和への架け橋となっているウルトラマンが「メビウス」というのが良いですね。


 次回は「大いなる陰謀」もいよいよクライマックス。次々回からはさすがにダイナ中心だよね…?
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「シン・ウルトラマン」を見て

2022-05-13 14:31:19 | ウルトラシリーズ
 本日公開の映画「シン・ウルトラマン」を見ました。極力ネタバレ無しの感想です。

 ……一言で言うと「もう一声!」といった感じの映画でした。

 間違いなく面白い部分もあります。開始直後で情報の塊をぶん投げられた私のテンションの上がりようは尋常じゃなかったですし、ド迫力のネロンガやガボラとの戦闘、「ウルトラマン」本編を彷彿とさせるシーンもあれば「その話を拾うの!?」という衝撃の展開もあり、ウルトラマンが正体を明かさない理由、ウルトラマンと人間との関係性など、見どころは色々とありました。「カラータイマーが無いウルトラマン」ならではの演出も見られましたね。「シン・ゴジラ」のように、「シン」に込められた意味を考えながら見るのも楽しいと思います。

 ……ただ、ですね。どうにも物足りなさを覚えてしまったのも事実です。特にガボラ戦以降。理由はハッキリとしないのですが、恐らく「登場人物の個性が薄い」と感じてしまったためかなと。
 禍特隊の一人である浅見は同僚の神永を「相棒(バディ)」と呼びますが、正直この2人が「バディ」とは思えませんでした。面白い関係性ではあるものの、状況が状況なだけに「バディ」であることが生かされることはあまり無いまま終わってしまったように思えます。物語を動かすウルトラマンや外星人の魅力は伝わるけれども、人間は彼らに振り回されっぱなしでイマイチ魅力的には見えませんでした。「色々試したけどダメだった」「何も出来ない」状況が目立つような……それも重要な要素ではありますが、登場人物の誰もが必死で足掻いて魅力的だった「シン・ゴジラ」を見た後だとやはり物足りない…
 本作がもしも1クールの連続ドラマなら、また評価は変わってきたと思います。浅見と神永のバディを中心とした禍特隊やウルトラマンの活躍とか、面白そうなんだけどな…

 つまるところ「ウルトラマン」を中心に見れば面白いものの、人間に目を向けると物足りなさを覚える。そんな映画でした。何回も見たいかと問われると……うーん…
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機動新世紀ガンダムX 第1話「月は出ているか?」

2022-05-13 07:13:15 | アニメ・ゲーム
機動新世紀ガンダムX 第1話「月は出ているか?」

 無料で見せてもらっている身で言うのもなんですが、出来れば1作品を配信し終えてから次の作品を配信していただけると助かります……私はいつになったらサンライズチャンネルでザンボット3の続きを見られるので…?

 それはそれとして、ガンダムチャンネルでガンダムXの配信が始まりました。ガンダムシリーズに馴染みが薄い私ですが、本作に関しては「ガンダムビルドファイターズ」放送当時におススメされ、全話視聴済みです。とはいっても9年近く前の話であり、うろ覚えなところもあるので、これを機会に感想を書いていこうかと。で、この配信が一区切りつく頃にGガンダムの配信が再開してくれたら嬉しいなって。
 なお、Vガンダム1話も見ましたが、会話が独特で少々ついていき辛く…(汗。


 さて本作の舞台はコロニー落としにより甚大な被害を受けた戦後15年の地球。ニュータイプを名乗って職探しをする者、野党に身を落とすもの、「バルチャー(ハゲタカ)」として軍事施設の残骸を売りさばくものなど、それぞれが必死に生き抜こうとしている世界です。
 それは子供も例外ではなく、第1話では野盗相手に応戦する女性に、子供が銃弾を渡す様、「徹甲弾だろ!」と母親が子を叱責する様が描かれていました。いつ何時、一人で暮らさなければならなくなるか分からない時代とあっては、幼い時分から身の守り方を教えておかざるを得ないのでしょう。

 主人公ガロード・ランもその一人。15歳ながらモビルスーツに熟知している彼が頼まれた「仕事」は、バルチャーの一つ「フリーデン」に捕らわれた少女ティファ・アディールの救出でした。本作はガロードとティファの成長、関係性の変化が見所ですね。最初はガロードがティファを意識していますが、これが徐々に……あぁ、早くあの甘ったるい夢の話が見たいですね!あとキッドを交えての買い物シーンも好き。
 また、彼らを取り巻く大人たちがカッコいいのも魅力の一つです。特にテクス先生の落ち着いた口調から放たれる言葉は心に染みました…


 どうにかティファを救い出したガロードですが、依頼主を見たティファの反応から状況を察することに。ここら辺の察しの良さと判断の早さは非常に頼もしいですね。ガロードに限らず、戦後世界においてはこうした生き延びるための才覚が必然的に求められるのかもしれません。
 そしてガンダムXとの運命の出会い。Xのサテライトキャノンも好きですし、汎用性の高いディバイダ―も大好きだし、頑丈さが極まってるうえダブルエックスも好きなので、それぞれの機体の活躍が待ち遠しいです。

 …しかし、てっきり1話ラストでサテライトキャノン使って、あたり一面が更地になって終わり!だと思ってましたが、1話では追ってきたフリーデンと対峙して終わり…早くも記憶に怪しいところが出始めました(汗。

 偽ニュータイプと、ジャミルの「月は出ているか?」から始まり、あの最終回に繋がっていくガンダムX。再び楽しませてもらいます。しかし、本編を見た後だとOPの「凍り付いた記憶」でジャミルとガンダムX、「始まる未来」でガロードが映ることの良さが分かりますね…
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ウマ娘 プリティーダービーを遊ぶ カワカミプリンセス編

2022-05-12 06:46:36 | ウマ娘 プリティーダービー
 先日、「逃げ切りシスターズ」最後の一人であるアイネスフウジンが育成ウマ娘として実装されました!実装のタイミングは4月の誕生日か、日本ダービーを間近に控えた5月のいずれかだと思っていましたが、日本ダービーの方で来ましたね。

 現在解放されている育成ストーリー1章から4章を見ると、「トレーナーになるとはどういうことか」をまざまざと見せつけられた新米トレーナーが、アイネスフウジンに手を引かれ、彼女の「トレーナー」として育っていく姿が描かれていました。想像していたよりもお姉ちゃんをしている、頼れるウマ娘という印象を受けました。笑顔が可愛い彼女をお迎えするべく、手持ちの30連分+αを今ここで!



 ……で、結果お迎え出来たのがトップ画像にもあるとおり、カワカミプリンセスだったわけです(笑。



 「靴がピンク!これはアイネスフウジン!」と思ったら、シルエットがドレスっぽくて「おや…?」と思い、その後頭突きするお姫様が駆けつけてきてくれました。日本ダービーではなく、オークスに引かれてやってきてくれたのでしょうか?



 「でも、逃げ適性あるなら実質逃げ切りシスターズ」とでも書こうかと思ったら、逃げ適性G……これはどうあがいてもアイネスフウジンでも逃げ切りシスターズでも無さそうです(苦笑。


 そんな?カワカミプリンセス。昨年の花嫁イベントの際に実装されたSSRサポカのイラスト、特に目が印象的な子であり、育成ウマ娘として実装されてからもお迎えしたいなーと思っていたので、今回お迎え出来たのはとても嬉しいです。
 育成ストーリーにおいては、その破天荒っぷりや言葉選びの絶妙さから「見ていて飽きない、楽しいウマ娘」という印象を受けました。しかし「憧れのプリンセス」を目指す過程において「自分らしさと自分勝手」の違いに悩み、自分はどう振舞うべきか次第に分からなくなっていくことに。
 史実の父親であるキングヘイローをはじめ、ライバルであるスイープトウショウ、同室のシーキングザパール、トレーナーやファン、共に戦ったウマ娘たちとの交流を経て、カワカミプリンセスがたどり着いた答えとは……といった感じで、笑いあり涙ありの素晴らしいストーリーになっています。そしてここでも株を上げるキングヘイロー。高松宮記念で見せる「キング」の覚悟、宝塚記念における一言とか、もうカッコよすぎるんよ…


 といった感じのカワカミプリンセス編でした。育成ストーリーを経て、ますます好きになったウマ娘です。アイネスフウジンは……無料単発で引けたとしても、そもそもマルゼンスキーとスマートファルコンもいないから、逃げシス勢ぞろいには程遠いんですよね(汗。今後も特に課金の予定は無いですし……せめてデイリーレジェンドレースにマルゼンスキーの追加を早く…
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「キングコング(1933)」を見て

2022-05-11 08:02:36 | テレビ・映画・ドラマ
 1933年の映画「キングコング」を視聴しました。

 映画監督のカール・デナムは無謀で秘密主義で評判であり、今度の冒険映画には女優を起用し、最高の映画を撮ろうと躍起になっていた。しかし撮影場所は船長にすら秘密とあっては、女優も手配できない。そこでデナムは街で偶然出会ったアン・ダロウをヒロインに起用。
 海上でデナムが明かした目的地は地図にも載っていない未知の島、そして「コング」の撮影を試みようとしていた…


 本作に登場するキングコング(劇中では『コング』)は、大きな目と剥き出しの牙、人間をかみ砕こうとする・踏み潰すといった恐怖・凶暴性が印象に残る一方、ヒロインであるアンに対しては終始優しく接しており、それを特に印象づけたのがラストシーンでした。
 最期に今一度アンの姿を目に焼き付けておきたかったのか、彼女を捕まえて間近で眺めた後、再び安全な位置に戻す……周囲の飛行機を気にしていたことからも、アンを攻撃に巻き込みたくないという意思を感じます。また、金髪の女性が珍しかった島とは違い、アンに似た容姿の人物もいる大都会において、他の女性には目もくれずアンだけを追い求めていたことからも、コングのアンへの想いが伝わってきました。しかし、その愛情がアンに伝わることは無く、ただただ恐怖を与えただけというのが何とも…

 物語のみならず、映像も迫力満点で見所満載です。コングVS恐竜の迫力と臨場感、念入りに恐竜の死亡を確認するコングの仕草、アンを助けに向かった救助隊の前に立ちはだかる恐竜たちとコング……島での様子は「怪獣映画」としてだけではなく「冒険映画」としても見ごたえのあるものとなっていました。中でも、ステゴサウルスと思しき恐竜と救助隊の接敵シーンが印象的です。あの迫力、たまんねぇ…
 また、都会では「窓から顔をのぞかせる」シーンが印象的ですね。島では力による恐怖を、都会ではその存在そのものが恐怖であることを見せつける。見せ方の違いも面白かったです。
 
 そういえば、島には後ろ足が無いトカゲのような生物もいました。出番こそ僅かですが、その外見的特徴は「キングコング 髑髏島の巨神」において「悪魔」と呼ばれた生物によく似ています。本作で訪れた島にも「髑髏」にまつわる地形があったことからも、本作へのリスペクトを感じました。

 
 もうすぐ公開から100年を迎える本作ですが、その映像の迫力やストーリーは決して色あせることなく、むしろ100年が経とうとしている今になっても尚「キングコング」が登場する映画が製作されることに納得できるほど、凄まじい出来栄えでした。WOWOWでは他にもキングコング関連の映画を放送していたので、そちらの感想もいずれ書いていきたいと思います。
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