Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

「シルバースター」のモニター結果 の補足

2010年11月24日 | ピュアオーディオ

「シルバースターシリーズ」は現在でもALTEC#620Aシステムで鳴らし続けています。不評であったSPケーブル、電源ケーブルもそのまま使っています。

最初に(「試作A」を作る前に)、シングルワイヤーでXLRケーブルを作って確認した時に、「重心が上がるが音数や音のキレ・ヌケは向上している」と判断しました。「重心が上がる」対策としてダブルワイヤー方式にして確認した所、「ほぼ使える領域」になると判断しました。その後、全ケーブルを「ルシファー」から「試作A」のケーブルに交換して行きました。その結果、「オール・ルシファー」の時に比べ「音離れが良く、音数・ヌケ・キレ・高域のレンジ拡大」の大幅改善をしています。

今回、A様のシステムで上手く評価できなかったのは、SPとの相性の問題ではなかろうかと考えています。JBLやALTECの高能率38cmウーハーでモニタリングして音造りをしていますので、16cmクラスの低能率のウーハーとの相性が悪かったのでは?思います。低能率の小口径ウーハーで「生演奏の雰囲気」を味わうには、音量を大きくする必要が有ります。高能率ユニットでは使えない領域を使われた可能性が有ります。色々なSPで確認する必要が有りますね。


自宅SP-707Jシステムのサウンドの変化

2010年11月24日 | ピュアオーディオ

自宅の「SP-707Jシステム」のサウンドが随分とコナレテ来ました。「ゴールドスターシリーズ」のケーブルに総入れ替えして約3週間です。

Sp707j5

まだアンプが「ふん詰まっている」と感じています。毎日2時間は必ず聴くようにしています。その聴いている間にも「音のバランス」や「音数」、「エネルギー感」が変化しています。まだまだ「アンプを活性化」しているようで、「オール・ルシファー」で3年以上使い込んだシステムが簡単に「ふん詰まって」います。

それでも「音数の増加」、「エネルギー感の増加」、「周波数レンジの拡大」等の変化をしていますので、もう「ルシファー」には戻れません。どこまで良くなるかが楽しみです。

Sp707j7

事務所の「オリンパスシステム」のXLRケーブルを「ゴールドスターシリーズ」に「試作」をしながら交換をしています。組み合わせるケーブルの数や種類で非常に大きく変化します。「中音重点の音」や「低域重点の音」、「高域重点の音」や「音色」が微妙に変化します。非常に有意なノウハウを手に入れています。マルチアンプ方式のオリンパスにはこれらのケーブルを組み合わせたい欲望にかられます。しかし、これをしてしまいますと「モニター機」には出来なくなります。

結局「ゴールドスターシリーズ」のケーブルの組み合わせは「自宅仕様」がもっともフラットなバランスになる様で、ほぼケーブルの構造が確定しました。