「ルシファー細線化」のお客様のインプレが届きましたのでご紹介します。
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SCR-18を借用中の、さいたま市のSです。お世話様です。昨日、お借りしたSCR-18(ルシファー)を5時間程度通電し、本日(10/31)第1日目の音出しをしました。
1日目からも、すでに代表の目指す方向性(音数増、質感の向上等々)が漂っていました。刺激音のない、高~低まで素直に伸びた質感が十分感じとれた気がします。
30年以上前に遡りますが、小遣いの殆どをオーディオにつぎ込んでいた時期があり、最終的システムは、オルトフォンSPU、SME3012、ガラード401、マッキン、タンノイオートグラフという構成でした。
しかしCD化、子供の誕生、自宅の改築等の荒波に呑みこまれ、その姿はいつの間にか消え去っていました。オーディオは、2年前に復活しましたが、CDの音になかなか馴染めないのが現状です。現有の中規模システムでは昔のような体を包み込むような重低音は望めませんが、「ルシファー」シリーズの音は、CDでありながらアナログに近いものを感じます。これも、代表の目指す方向性の一つなのでしょうか。チェックように再生したブラームスのヴァイオリン協奏曲でしたが、いつのまにか最終楽章まで聞き入ってしまいました。“代表に頼ってよかった”と、あらためて感じる次第です。エデルマンのベートーヴェンのピアノソナタでチェック中、部屋の前を通り過ぎようとした家内が、「家のグランドPの直音に近くなったね」と一言。いままでは、高音は耳の奥でカーンとした圧迫感がある、低音は弦の太さがが半分、と酷評でした。
お世話になったSCS-34(ルシファー)について一言。常用していたRCAケーブル、自作もの、SCR-18と3種類のRCAケーブルを聞いたわけですが、これほどまでに違いが分かるSPケーブルは初めての経験でした。あらためてSCS-34(ルシファー)の偉大さを実感した次第です。長々と申し訳ありません。以上、音出し第1日目のご報告をさせていただきました。
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喜んでいただいている様で、細線化した「ルシファー」の音質について参考になればと思います。