自宅システムのケーブルは従来「オール・ルシファー」ケーブルでした。電源の入り口からSPユニットまで全てのケーブルを「ルシファー」にしていました。(3年前の交換作業はそれは大変でした)
初期型の「ルシファー」でしたので「大きく・重い」ケーブルで、取回しの悪さと重さでネットワークやプリアンプが浮き上がる為に、チョッとした移動でも向き調整でも非常に気を使いました。
今回交換したのは「試作ケーブルC」です。ただこのケーブルは「ディスコン」(生産終了)品で、これから先入荷する当ては有りません。偶然100m近くを入手したので「オンリーワン」のシステムを作っています。100mではシンプルなシステムの2セット分しか有りません。
ケーブル自体がルシファーに比べ細く軽いので割と取回しも良く収まりも良いです。これなら移動してもケーブルに気を使う事はなくなると思っています。見てくれが随分とすっきりしました。
昨日までに信号ラインのXLRケーブル・SPケーブル・SP配線(SPBOX内を除く)を完了し、今日は電源ケーブル5セットを交換予定です。
音質は「音数」ではルシファーを軽く超えています。低域~高域の周波数レンジは非常に広いです。沈み込む様な低音とアタック感、何処までも伸びて行く様な高域が特徴です。
ただ、現在の状況は「ふん詰まり」しています。現在出ている音から推測するとこのケーブルで「活眼/覚醒」するには、毎日2時間以上鳴らして1年間はかかるのではないかと思います。気の長い話です。ルシファーも最初はこうでした。
これは「賭け」ですね。「活眼/覚醒」するだろうと予測はしていますが、このまま変わらない事も有り得る訳で勇気が要ります。交換作業の作業量と材料費と時間が大変掛かっていますので皆さんにはお勧めできません。