昨日入手したCROWN 150Aを朝からしばらく鳴らしていました。どうやら安定して来たようで、「次のステップ」(手を入れる場所)の検討に入りました。
上の写真はカバーを開けて内部を確認しています。回路がシンプルな様でパーツの数も多くありません。「新鮮な音」がするのはこの辺に理由が有りそうです。結構内部に空洞が有り軽く作って有る様です。現代のアンプとは違った作りで個人的には好ましく思います。
こちら側が「底面」になります。電源回路とRCA端子類が外側に並んでいます。
今日の「手入れ」のメインはこの電源部の「直出しケーブル」の撤去に有ります。「電源ケーブル」がオリジナルでは如何にも弱い。(性能が低い)電源ケーブルの「質」でこのアンプの性能は「激変」します。IECインレットに交換しています。
オリジナルの電源ケーブルでは、音のキレは良いと感じますが、「音数」、「周波数レンジの狭さ」、「ダイナミックレンジの狭さ」、「音色の堅さ」と「質感」の豊かさが私的にはもの足りません。
他に内部を確認していますが、RCA端子はリベット式で取り付けてあるのでここは触らない方が良いでしょう。内部配線も非常に細いものが使って有り、交換したいところですが、今回はその根元の「半田付け」部に手を入れておきたいと考えています。30年以上前のアンプですと「鉛半田」が使われていますので「鉛レス半田」に交換してしまいたいところです。