Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

新ケーブルへの交換進捗

2010年11月12日 | ピュアオーディオ

10月から開始した「新作ケーブル」への交換は、「自宅SP-707Jシステム」、「RCA箱システム」、「ALTEC#620Aシステム」の3セットが完了しました。オリンパスとUREI813Bはほぼ未着手の状態です。

Sp707j4

自宅の707Jシステムは毎日鳴らし込みを続けています。交換後1週間になりますが、まだまだ良くなったり「ふん詰まったり」を繰り返しています。まだまだ本領発揮には時間がかかると思っています。こちらに使っている「試作C」ケーブルの特徴は「音数の更なる増加」と「周波数レンジの拡大」、特に低音域の反応が強く・早くなっています。高域もヌケが素晴らしく、「ヌケ切る」感じが今までに経験した事のないレベルです。まだ完全に「本領発揮」しているとは言えないので「ルシファー」との比較は単純には出来ませんが、「音の立ち上がり感」はルシファーの方が良かったと感じています。ルシファーの時は「目の前でピアノを演奏しているリアルさ」が有った様に思います。まだこの辺の「情景」が目に見える所まで(指がキーにタッチする瞬間)には至っていません。プリアンプが対応できるようになるまで「苦行」を覚悟しています。

ここまでのケーブルの使用量もものすごいです。SP-707Jシステムで50m+100m(C+Aケーブル)を使用、RCA箱システムで「Aケーブル)100m、620Aシステムで「Aケーブル」100mを既に使いきっています。

先月から今月にかけて購入したケーブルは「Aケーブル」=550m、「Cケーブル」=70m。今手配しているケーブルが、ルシファー用700m、Cケーブル 約100mとなっていて、軽く1000mを越えています。価格も軽く○○○万円を超えています。

○○○万円も有ったら新しいアンプが3台は購入できるのに・・・・、とため息が出ます・・・。

来週には「Cケーブル」が入荷の予定ですのでいよいよ「専務宅UREI613B」と「オリンパスシステム」に手をつけようかと考えています。オリンパスシステムは「マルチアンプ」ですので他のシステムの2倍のケーブルを必要とします。交換作業も大変な時間がかかるでしょう。


RCA箱システムのSP配線全交換完了

2010年11月12日 | ピュアオーディオ

RCA箱システムの「新ケーブル」交換を完了しました。信号ラインは「試作B」ケーブル、SPケーブル以降SPユニット配線は「試作A」ケーブル(アルデバラン)で配線しています。

Rca_system

今までALTEC#620Aが前に有りましたが、横一線になる様に配置を元に戻しました。RCA箱SPの前に障害物がなくなりましたので、低音の波動を強く感じます。定位もピンポイントに決まっています。

Rca_system_2

音質の方は「ルシファー」からの切り替えですので極端に「激変」とはなりません。低域のアタック音(立ち上がり感)はルシファーの方が良かったように感じます。交換後は「うねるような音の流れ」感が良くなっています。音数が若干増えている為と思います。メリット・デメリットを相殺しますと「ほぼ同格」と云った所と感じています。

Rca_system_4

大きく重く硬いケーブルから一転して「取回し」の良いケーブルになりましたので、ラック内やSP配線等非常にスッキリしました。これは私にとっては素晴らしい事だと思っています。

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ALTEC#620Aシステムも配線が非常にスッキリしています。

Rca_system_6

これで「モニタールーム」のケーブル交換は完了です。しばらくは鳴らし込んで音を安定させ、しっかりと音質の判断に集中したいと考えています。