自宅SP-707Jシステムのケーブルを「試作C」のケーブルに変更してようやく1週間が経ちました。交換当初の「バランスを大きく崩した音」から大きく変わって来ています。ピンボケのサウンドの焦点が鮮明になって来たようです。
![Sp707j4 Sp707j4](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/33/eea08d84101df13a85c4f933312c2897.jpg)
現在の707Jのスピーカーです。ネットワーク周りに有った「ルシファー」のゴツイケーブルがなくなって非常にスッキリしています。以前の写真を下に載せます。
ネットワークの横にぶっといケーブルが見えていました。これがスッキリとしています。
見映えはスッキリしていますがサウンドの方は「濃密」で素晴らしく「分厚い音」がしています。「ルシファー」の時は弦楽器の演奏で時々しか「ジュッ」といった「濃密」な音は出ませんでしたが、現在は連続的に出て来ます。個人的には「大満足」な音になりつつ有ります。やはり機器が「ふん詰まって」いたようです。1週間で見違える様なサウンドに変化して来ていますので、これから先がもっと楽しみだと思っています。
ラックのアンプ配置も最終形にしています。いままで2段目に有った「パワータップ」を最下段に移動し、その上にパワーアンプが来るようにしています。ラックと後ろの壁面との距離が、従来は20cmも有りましたが、現在では壁にピタッとくっつける事も簡単に出来ます。
今日は午前中はこのシステムの試聴確認をしていました。
上の写真のCD はアシュケナージ・トリオの「ベートーベン:大公」です。従来はこのCDのヴァイオリンの音のキツサと弾まない音でいつも途中で聴くのを止めていました。今日は第1曲目の出だしから「「ジュッ」と云う濃密な分厚いサウンドと軽く弾むサウンドで、楽々と全曲を聴いてしまいました。音のうるささはルシファー以上に有りません。近くに居た家内も平気でいます。いつもはチョッとでもうるさい音がすると「ゴチャゴチャ」文句を垂れるのですが今日は有りませんでした。
その後もCDをとっかえひっかえ試聴していました。試聴と云うよりも「ワクワク・ドキドキ」して「音楽を楽しんだ」と云う方が良さそうです。ヴォーカルもダイアナ・クラール、ローズマリー・クーニー等の声年齢も、録音された年相応の声に聴こえます。
この「濃密な音」はマルチアンプシステムの「オリンパスシステム」でしか今までは出ていませんでした。同じSPユニットを使っても同じレベルのサウンドとは行かなかったのが現実です。今回はオリンパスのサウンドを追い越しそうな予感がします。