BC-Ⅱシステムで最後に残ったルシファーはRCAケーブル2セットでした。CDP~プリアンプ間、プリ~パワーアンプ間の2セットを本日交換をしました。交換後1時間ほど鳴らし込みましたら、音の広がりが増して、オリンパスの蜂の巣当たりまで音の広がりを楽しめます。また「しっとり」とした質感も有りますので「うるささ」をほとんど感じなくなりました。
改良型のシルバースターシリーズはゴールドスターシリーズと基本的に同じケーブル構造を採用しています。メインケーブル+サブケーブルの組み合わせで構成しています。サブケーブルは全く同じものを使用しています。
シルバースターとゴールドスターシリーズの違いはメインケーブルの違いのみになります。シルバースターではこのメインケーブルに「銀メッキ銅線」を使い、ゴールドスターでは「銀合金線」を使っています。シルバースターは「ルシファーシリーズ」と同等かそれ以上の音質に仕上がっています。
「シルバースターシリーズ」は、当初「化け物シリーズ」と互換を考えていたのですが、「ルシファーシリーズ」と同等かそれ以上の音質に仕上がりました。ルシファーとの比較では低域の再生では一歩譲りますが、高域の再生では数段向上しています。音数が多く、しなやかでエネルギー感もルシファーに近い音質にしています。ルシファーの欠点であった「取り回し性の悪さ」も大きく改善していますので、非常に使いやすいケーブルになっています。
「ゴールドスターシリーズ」と比べますと音のキレやヌケ、音数、周波数レンジの広さ、エネルギー感で及びません。やはりフラッグシップは「ゴールドスターシリーズ」です。
シルバースターシリーズは「しっとり」とした質感を持っていますので弦楽器を使う「クラシック音楽」に向いている様に思います。これに対してゴールドスターシリーズはオールマイティ or JAZZに向いていると思います。