Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

オリンパスシステムの調整

2011年01月29日 | ピュアオーディオ

昨日アンプ交換したのに伴い、ラック内レイアウト変更もしましたので「調整」が必要です。

Orinpuse_amp_2

試聴用に「ワルキューレ」の序奏曲を聴きます。今回のレイアウト変更ではXLRケーブルに何の対策もしないで接続していますので「逆相」になっています。

アキュフェーズは3番ホットに対しクラッセは2番ホットです。ものの見事に低域は「逆相」で聴けません。RchのSPの裏に入って低域のSPケーブルの極性を入れ替えます。中域もクラッセなのでおそらく2番ホットと思いますのでこちらも極性入れ替えをしました。

再度試聴しましたが、中域のテノールとソプラノがLchからしか聴こえません。本来センターに定位しないといけないのですが・・・。再度中域のみ極性を元に戻します。(低域はOKと判断)

これでまた試聴です。今度は試聴CDにダイアナ・クラールの「THE GIRL IN THE OTHER ROOM」を使ってセンターの定位を確認します。やや左寄りに定位しています。昨日から気にはなっていたのですが、Lchの方がバランス的に強く出ている様です。(左側に定位がズレている) また焦点もまだ不鮮明です。(ボケています) 低域・中域・高域のバランスも崩れています。

まだ馴染みが不十分かもしれませんのでしばらくは調整を続けていかなければなりません。新しいアンプと入れ替えたから直ぐに良くなるとは限りません。毎日聴きながら地道に不具合をつぶして行かないといけません。


オリンパスシステムのアンプレイアウト変更

2011年01月29日 | ピュアオーディオ

Orinpasu3

昨日のCLASSE CA-2200を導入して「音出し確認」したのが上の写真の配置になります。

Orinpuse_amp

こちらが正規配置になります。ラックを一段撤去するのが目的ですので「下から」詰めて行きます。たったこれだけの配置転換でもケーブルの長さが大きく変わりますので、予備のケーブルがなくなってしまいます。

まだ当分は「馴染ませる」事になると思います。CA-2200のヒューズ(10A)をオーディオグレードヒューズに交換しないと音数が増えません。来週直ぐに発注したいと予定しています。

現在低域に CA-2200、中域に同じクラッセのDR-10、高域にアキュフェーズ A-30のアンプを組み合わせていますが、どう見てもDR-10は力不足の様に感じます。デザイン的にもチョッと合いません。中域用のアンプもCA-2200にしたいくらいです。

上述3台のアンプで最も発熱量の多いのはA-30です。クラッセはAB級の為か発熱量は非常に少なく「ほんのり」と暖かくなるだけです。夏場の温度上昇も考えるとクラッセのCA-2100を使いたくなります。

色々とアンプの出物が有るので気になりますが、もう余分なアンプを買うのは躊躇われます。本当に欲しいアンプに限定して探して手に入れたいと思っていますので、多少の不満はしばらくは我慢してシステムを作って行きたいと考えています。

取りあえず欲しいパワーアンプは2台、プリアンプ1台、CDPが1台有ります。欲しいものはなかなか出て来ません。出て来ても価格的に高いので安く手に入れたいものです。


RCA箱システムのサウンドの変化

2011年01月29日 | ピュアオーディオ

Rca_box2

以前(1年前くらい)このRCA箱システムに実験でアキュフェーズ M-100を組み合わせて使った事が有ります。その時非常に相性が良い事を確認しています。その結果が有ったのでこちらにM-100を持って来たのです。

Rca_box1

サウンドは「豪快」になりました。今まで鳴りきれていなかった音が出て来ている様です。PSA-2も良いアンプだと思いますが、プリのIC150Aの力不足でCROWN同士の組み合わせでは「線の細い音」になっていた様です。

今回のプリ(マッキンC40)もそう良いアンプでは有りませんが、現在の所不満の無いサウンドを出しています。全てのアンプや機器がゴールドスターシリーズで1ヶ月以上「活性化」されていますので、繋いで直ぐに「本領発揮」となっている様です。

今回の一連のアンプ交換の隠れた目的は「RCA箱の音質改善」でも有りましたので、一石三長の効果が出て来たようです。

CDPのD732とプリのC40は今回パワータップを使って117V電源にしています。従来1セットだったパワータップを3セットも使用して、オリンパスクラスに電源を強化しています。

今までRCA箱SPシステムは「間に合わせの機器達」で組んで来ましたが、これからはこのシステムも本格的なアンプシステムにして行く途中に入りました。SP本来の性能はオリンパスシステムに勝るとも劣らないものです。個人的にはお化けホーン(HL90)を使ったこのシステムが最高のポテンシャルを持っていると思っています。そろそろこのSPの実力を試す時がやって来たと思います。


#612Aシステムのサウンドの変化

2011年01月29日 | ピュアオーディオ

612a2

昨日アンプの交換をしました。「Trail仕様WE310A管球ラインプリ+CROWN PSA-2」の組み合わせにして、低域のドライブ感とパワー感が素晴らしくなりました。鳴りの良さが出ています。音の広がりも申し分なく、音のキレ・ヌケも上がっています。

612a1

ラインケーブルはRCA箱システムの方に「ゴールドスターXLR」(ペルセウス)を取られて、細線化ルシファーに成りましたが、音質的に違和感は有りません。

懸案のPSA-2のファンの仕様が判りましたので「静音ファン」を昨日発注しました。電圧は115V仕様なのですが、本体が100V仕様になっていますので100Vで大丈夫だと思います。

交換して思ったのは、RCA箱システムの時はPSA-2のゲインは中間位置だったのが、612Aシステムでは全開になった事です。能率差が有ります。RCA箱システムはものすごい能率の良さが有るのです。