Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

ボリューム位置による質感の変化

2011年03月20日 | ピュアオーディオ

ステレオ装置の場合、プリアンプのボリューム位置で音の質感ががらりと変わる。もちろん組み合わせるパワーアンプの特徴も有りますが・・・。

Orinpuse1

私の使っているJBL3大ホーンシステム(オリンパス・RCA箱・SP-707Jシステム)は、いつもは音量控えめで「やわらかい」猫かぶりのサウンドで聴いています。ボリューム位置で8時の方向ぐらいでしょうか。これが9時の方向から上に行きますと、別のシステムのサウンドかと聴き間違えるほど強靭でガツンとくるパワー感で鳴りだします。シンバルの音などまるで別物です。

ユニット毎に「性能をフルに発揮させる」ボリューム位置が有ります。

聴くソースでもボリュームの位置は変わります。CD1枚1枚毎に最良のボリューム位置が有ります。

他所のオーディオ装置を聴く時はこのヴォリューム位置を注意深く見ておく必要が有ります。小音量で「音痩せ」が無いかを私はまず確認します。小音量で「音痩せ」している装置では大音量にしても意味が有りません。その様な状態で音量を上げても「うるさい」だけです。

自分が聴く「いつもの音量」を覚えておくことも大切です。この状態が試聴者の音のバランスが良く取れている状態になります。