Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

オリンパスシステム アンプ交換

2011年03月30日 | ピュアオーディオ

オリンパスのアンプを思い切って交換しました。どうしてもA-30を入れてからの「違和感」が気になりました。今回A-30を撤去しました。交換には1時間もかかりません。

Orinpus_amp0

上の写真が今回の交換前です。低域にCA-2200、中域にGE6550シングルアンプ1号、高域にA-30を使っていました。

高域の質感に「違和感」を持っていました。具体的には高域の帯域が「ひしゃげた」様に感じ音量を上げると「うるさくなる」と感じていました。

Orinpus_amp1

こちらが交換後になります。低域はCA-2200で同じ、中域にEL34ppモノアンプ、高域に今まで中域に使っていたGE6550シングルアンプ。

Orinpus_amp2

音量を11時の方向(120dbサウンド)に上げても「うるささ」を殆ど感じません。中域の音の厚みと質感が大幅に改善されています。空気が震えて音が出て来るのが実感できます。(実在感が違う)音数と雰囲気音の数が全然違いますし、空気感がまるで変わっています。こちらの方がSNも透明感もはるかに上を云っています。A-30の様に40万円以下のアンプでは太刀打ちできない世界です。

アキュフェーズの最近のアンプは、あちこちでA60やA65等も聴いていますが、これみよがしの「分解能」を前面に押し出したサウンドの様に感じます。一般受けし易い様に思いますが、その次元の上の音が・・・・。