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Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

私の「オリンパス物語」その1

2011年12月04日 | ピュアオーディオ

1973年(20才頃)からのあこがれのSP 「JBL オリンパス」 を手に入れて7年、ようやく自分のイメージしていたサウンドが出せるようになった。この7年の間は機器の入れ替え、ケーブルの入れ替えが年中茶飯事で、心休まる暇もなかった様に思います。

Orinpus_1

当初 「JBL LE15A+ガウスHF-4000+H93+レンズ」(ネットワークLX5)で入手したオリンパス。京都のオーディオの先輩から譲り受けたものです。初めての音出しの時は「HF-4000の咆哮」に殺されるかと思いました。

その後#375+HL88(蜂の巣)のセットと#2405・#3105購入し、3ウェイにしました。この時にHF-4000と#375とをHL88に取り付け、2つのドライバーのサウンドを確認しました。エネルギー感はサイスの小さい#375の方が大きく、前面に「吹っ飛んで来る」印象が有ります。これに対してHF-4000はやや奥行き方向を表現する様な傾向を感じました。音色は#375が明るいのに対してHF-4000はやや暗めな印象を持ちました。「原音再生」を目指す上で、音色が明るくエネルギー感の強い#375の方が「潜在能力」が高いと判断しました。HF-4000も非常に性能の高いドライバーだと思います。後日JBL#2440や2441も試しましたが、HF-4000の方が音数も多く、性能は上なのではないか?と思いました。(現在でもクラシック用にHF-4000も手元に持っていたいと考えています)

この年はオリンパスと並行して他にも大型SPを購入してサウンドの確認をしています。ALTEC A7、タンノイ レクタンギュラーヨーク、サンスイ SP-707J。A7やレクタンは1年足らずで手放してしまいました。