先日(23日)にプリアンプのC40のヒューズを交換しました。交換直後から音のキレが上がり、非常に好ましいサウンドに変わって来ました。
システム的には何も変わっていませんが、C40内部のヒューズを1本、カイン・ラボ製からフルテック製に交換しただけで数段上のサウンドになりました。
交換直後はチョッと硬い様に感じていた質感も昨日辺りから柔らかさも出し始めています。以前アキュフェーズC-290(フルテックヒューズ入り)とノーマルのC40とを比較して、サウンド的に「数段格落ち」と云っていましたが、これで対等以上になった様です。
オーディオ的なサウンド感が対等になれば、「音楽性」では優位に有りますのでC40の方に魅力を感じます。もうC-290に戻る事はないでしょう。「音楽性の表現」についてはマッキンのアンプの方が一日の長が有る様に思います。
昨日のユンディ・リの「ショパン ノクターン」を聴いていましたが、左手の音(低音)が明瞭でキレが有り、その上の帯域と滑らかに繋がっています。漂う様な質感になりつつ有ります。解像度の曖昧さもなくキレ・ヌケ・ノビが出ています。ヴァイオリン等の弦楽器もシルキーな質感が有ります。ただTr型のプリなので管球式のプリの様な柔らかさとは違いますが、非常に心地良いサウンドになりました。当分は何も触らないで良さそうです。