昨夜は事務所で昔からのオーディオ仲間と事務所でオフ会をしました。メインに聴いていただいたのはRCA箱システム。個人的にはまだ「イマイチ」の完成度と思っていたが、前に聴いていただいた時はネットワーク方式でしたので、今回3ウェイマルチアンプシステムで初めて聴いてもらった為なのか、「音数が多い」と云うお話でした。
一夜明けて、個人的に納得のいかない部分を当たって見ました。まず、「中高音」の音の出方に癖が有る様に思えましたので、ツィーターに使っているDECCAのDK-30リボンツィーターを同じくDECCA SW8に入れ替えて、音量のバランスを取りました。
あら不思議!!!今までの癖の強かった中高域がなくなって、オリンパスやSP-707Jシステムの様なサウンドに変化しました。DK-30はホーンを持っていて、このホーンの鳴きがALTEC#612Aシステムでも合いませんでした。同じ様にRCA箱システムでも「悪さ」をしていた様で、撤去・交換した事で元の状態のサウンドに戻りました。
オリンパスシステム・SP-707Jシステム・RCA箱システムは、ほぼ同じ様なユニット構成になりました。組み合わせも試行錯誤して作っていましたので、ユニットのどれかを取っても、交換してもバランスを壊すんですね。
現在出ているサウンドは、一応完成の領域に有ると思います。クラシックのモーツァルトシンフォニー40番をかけて確認しましたが、非常に好ましく聴けました。このRCA箱システムのサウンドは非常にスケール感が大きいです。これから鳴らすのが楽しくなりそうです。