
オルソンS-968とJBL LE8Tの2つのフルレンジシステムを「鳴らし込み」に入っています。どちらも毎日少しづつ良くなっています。アンプシステムのラインケーブルやSPケーブル・SP箱内配線はメインシステムと同じクラスにしています。まだまだ本領発揮しているとは思いませんが、音の傾向が少しづつ鮮明になって来ました。

まず、下段のオルソンS-968のサウンドですが、良く乾いたコーン紙だと思います。軽く小気味良く音が弾みます。箱(エンクロージャー)の強度がイマイチ不足かな?とは思いますが、30㎝の余裕のあるサウンドがします。音数は非常に多くなって来て、音のキレもかなり上がって来ました。音場表現も非常に良く再現します。ゆったりと鳴っている印象がします。
上段のLE8TはサンスイのSP-LE8T箱を真似て作ってある様で多分「進工舎」製と思います。サイズもダクトの大きさもほぼ同じだと思います。現在の処、こちらの方が「実在感」のあるサウンドで一歩オルソンより「馴染み」が先行していると感じます。この20㎝1発で鳴っている音とは信じれない低音感や音数の多さです。音のヌケ・キレ・ノビが感じられるようになってきました。カレル・ボエリー・トリオのシンバルの音がリアルになって来ています。こちらの方が先に仕上がりそうな予感。
No1ケーブルで箱内配線・SPケーブルをしていますので、まだまだこんなものじゃないと思っています。現時点でも一般の方のサウンドは軽く超えていると思っています。まだまだこれから良くなってくれると思っています。No1ケーブルの「伝送量」は半端な音数では有りません。「SPが鳴っている」事を感じさせない処まで行くはずです。