最近はケーブルに対する認識も変わり始めているが、まだ大多数の方はケーブルに対して「懐疑的」な目を持っている。それは何故だろうか?・・・私なりに考えて見ると、「実体験」をしていないの一言に尽きると思う。
「ケーブルが重要だという話は聞くが、ケーブルを交換しても効果を感じない」とか、「安物のケーブルで音が出るからこれで良い」等と初心者のまま数十年もやっておられる方がほとんど。90%以上のオーディオマニアがケーブルについて懐疑的だと思う。ではどうしたら「懐疑的」な目を取り除けるだろうか?
オーディオは「個人の趣味」である。聴く音楽の種類も曲名も自分の好みで選択する。要するに「個人の趣味」なのである。他人がどう云おうと自分が良ければそれでよい趣味である。ただ・・・その中でも「音質」に拘る方ならば次の事を実践していただきたい。
まず揃えるもの・・・シングルコーンのフルレンジSP+シンプルなプリメインアンプ+シンプルなCDP・・・これで機材は十分である。シングルコーンフルレンジはフォステクスの8㎝クラスでも良いが、出来ればユニットの潜在能力のあるLE8Tをお勧めする。
次にケーブル材である。ホームセンターで販売しているケーブルを数種類購入して、RCAケーブルとSPケーブルをセットで作ってみる事。同じ様にSP箱内配線も統一して同じ線材で配線する。・・・音が出たくらいで喜んではいけない。実験であるのであまりお金をかけないで工夫したらよい。(長さを最短距離にして見るとか・・・後日「長くした場合」の弊害の実験も頭に入れておいて欲しい。
この状態で「ベンチマーク」として数週間「耳を鍛えて」いただきたい(音を覚えてしまう)。次に、そのケーブル材でSPケーブルを2本撚りして(倍増)して聴いて見る。(伝送量が理論上は2倍になる)・・・これで好結果が出たなら、他の部分も2倍モードで作って見たらよい。
その次に別の種類の線材でSP箱内配線かSPケーブル・RCAケーブルと作って、先の線材と交換してみる。・・・と、こうやって「実体験」をして見る事だ。「実体験」して初めて人間は「経験値」として認識する。頭の中でいくら考えても「行動」なくして先には進まない。頭で考えた事は「実際の現場」では10%程しか使えない。
良いケーブルは接続したときに「音圧アップ」する。(同じボリューム位置で音が大きくなる)これが目印である。それからプラグ類の馴染みに最低「5時間必要」である。繋いで直ぐに本領発揮などない。累計5時間以上音を出してから比較試聴をする事。・・・この5時間を待てないお方が多すぎる。雑誌のケーブルの試聴比較など「ど素人」と変わりがない。
最終的には「ケーブルの原理」(ケーブルが及ぼす影響やその実際)を把握する所まで行けばかなり科学的で客観的な目を持たれたことになる。
その他に、小さなシステムでSPのセッティング術も色々実験してみると良いだろう。何事も「実践」あってこそ「体験」が出来るものだ。
「ケーブルが重要だという話は聞くが、ケーブルを交換しても効果を感じない」とか、「安物のケーブルで音が出るからこれで良い」等と初心者のまま数十年もやっておられる方がほとんど。90%以上のオーディオマニアがケーブルについて懐疑的だと思う。ではどうしたら「懐疑的」な目を取り除けるだろうか?
オーディオは「個人の趣味」である。聴く音楽の種類も曲名も自分の好みで選択する。要するに「個人の趣味」なのである。他人がどう云おうと自分が良ければそれでよい趣味である。ただ・・・その中でも「音質」に拘る方ならば次の事を実践していただきたい。
まず揃えるもの・・・シングルコーンのフルレンジSP+シンプルなプリメインアンプ+シンプルなCDP・・・これで機材は十分である。シングルコーンフルレンジはフォステクスの8㎝クラスでも良いが、出来ればユニットの潜在能力のあるLE8Tをお勧めする。
次にケーブル材である。ホームセンターで販売しているケーブルを数種類購入して、RCAケーブルとSPケーブルをセットで作ってみる事。同じ様にSP箱内配線も統一して同じ線材で配線する。・・・音が出たくらいで喜んではいけない。実験であるのであまりお金をかけないで工夫したらよい。(長さを最短距離にして見るとか・・・後日「長くした場合」の弊害の実験も頭に入れておいて欲しい。
この状態で「ベンチマーク」として数週間「耳を鍛えて」いただきたい(音を覚えてしまう)。次に、そのケーブル材でSPケーブルを2本撚りして(倍増)して聴いて見る。(伝送量が理論上は2倍になる)・・・これで好結果が出たなら、他の部分も2倍モードで作って見たらよい。
その次に別の種類の線材でSP箱内配線かSPケーブル・RCAケーブルと作って、先の線材と交換してみる。・・・と、こうやって「実体験」をして見る事だ。「実体験」して初めて人間は「経験値」として認識する。頭の中でいくら考えても「行動」なくして先には進まない。頭で考えた事は「実際の現場」では10%程しか使えない。
良いケーブルは接続したときに「音圧アップ」する。(同じボリューム位置で音が大きくなる)これが目印である。それからプラグ類の馴染みに最低「5時間必要」である。繋いで直ぐに本領発揮などない。累計5時間以上音を出してから比較試聴をする事。・・・この5時間を待てないお方が多すぎる。雑誌のケーブルの試聴比較など「ど素人」と変わりがない。
最終的には「ケーブルの原理」(ケーブルが及ぼす影響やその実際)を把握する所まで行けばかなり科学的で客観的な目を持たれたことになる。
その他に、小さなシステムでSPのセッティング術も色々実験してみると良いだろう。何事も「実践」あってこそ「体験」が出来るものだ。