ケンソニックC200+P300を45年ぶりに導入したのは昨年の11月。以来毎日欠かさず5時間以上鳴らし続けている。導入当初からP300では、パワーSWをONすると「ギューン」と云うトランスのうなりの様なノイズが出ていた。それが5秒ほどしてリミットSWの「カチッ」と云う音が入ると無くなっていた。こんな状態が11月から昨日まで続いていた。多分に使われなくなって久しい個体だったのだろう。
今朝SWを入れたら「なにも音がしない」でリレーSWに繋がり使える様になった。トランスのうなりの様なノイズが消えた。約半年ほどかかったことになる。私の経験から推測すると「トランスがヌケた」と思われる。トランスの「ふん詰まり」が取れたという事で、今後は信号ラインが電源ラインで活性化されて行くだろう。これはかなり明確に変わりましたね。
他のアンプ(C3+M4・M-06α)ではまだ明確な変換点を感じていない。まだこちらは鳴らし込みに入って3~4か月程度なのでもうしばらくはかかるでしょう。機器によってその出方は変わって来るので一概に「こうだ」とは言えない。(どの機器も初体験になる) 機器の活性化の面では1年間かかるとみている。その途中で時々明確に判る信号が出る事もある。今回もそう云う信号だと思う。P300はSN比が上がって来ているだろうと推測できる。アンプの活性化が進捗していると実感する時でもある。