Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

JBL K2 9500 用トレール

2008年10月15日 | ピュアオーディオ

Sts140_jbl_k2_95001 Sts140_jbl_k2_95003 このトレールは JBL K2 S9500 を台座ごと載せるトレールです。

この機種は台座(コンクリート製)込みで音の設定がされていますので、高さを低くして、重量が150Kg近く集中していますのでキャスターは9個/台ついています。(耐荷重450Kg)

以前から問い合わせが有ったモノで今年2件目の商品です。前回は福岡市のお客さんでしたが今回はご近所の方です。

SPの設置写真はまだ有りませんが、福岡のお客さんのお話では「移動は非常にスムースに出来、スコーカーの高さがちょうど良い高さになる」との事でした。

この商品は福岡のお客様と何度も打ち合わせ図面も10枚近く書きました。


詰まりがヌケて来た

2008年10月13日 | ピュアオーディオ

200810152 昨日まで「詰った」様なサウンドだったオリンパスのサウンドが「ヌケて」来ました。ウーハーの鳴りが一変して、このままLE15Aでいけそうです。150Hz~500Hz当りの分解能が非常に高まっています。JAZZBER2001を聴きますとベースの「ゴリッ」とした質感が「生々しく」再現されます。アキュのM-100で「音の塊」の様な出方をしていたサウンドが、ベースの弦を弾く感じや胴鳴りの感じがうまく出てきます。

アキュのM-100は500W/chのパワーを誇りますが、わずか15Wの管球ステレオアンプに音質・駆動力で完全に負けています。これがTrail仕様のアンプの実力です。これだけ違うともう戻れません。

LE15A一発でDD66000エヴェレストの2発仕様のサウンドを出してきます。中音・高音は既に上を行っていますので、DD66000を欲しい気になりません。まだまだアンプの力は伸びてきそうです。(活眼への展開)

Le8t 他にサンスイのSP-LE8Tの鳴らし込みを開始していますが、こちらもTrail仕様のアンプのおかげで素晴らしい鳴りに変化しています。後ろの38cm2発のシステムがなっているかのような量感とツィーターがいらないほど高域も伸びています。バランスの良さはLE8Tの独壇場でしょう。これからはLE8Tのサウンドも楽しくなりました。


JBL 3大ホーンシステムのサウンド

2008年10月12日 | ピュアオーディオ

200810151 JBLの#375用のホーンは現在所有しているホーンの他に#2350やウッドホーンも試しました。それぞれに特徴のある「良いサウンド」がしていました。しかし、HL88,HL89、HL90のoldタイプ(537-・・・)が家庭用にはベストと判断し今日に至っています。

200810153 私の3大ホーンのシステムは基本的に同じようなユニットを使っていますが、その表現力はアンプ等の組み合わせも有ってか「全く違う表現力」の世界です。

ユニットはウーハーにD130(16Ω)かLE15A(16Ω)、ミッドは#375Trail仕様、高域はLE85orLE175+小型蜂の巣+#2405+デッカリボン(又はピラミッド)+ビクターリボンを統一して使っています。

HL89にシステムはバックロード箱にD130を組み合わせて低域を欲張っていません。その代り「深い」表現を求めています。普通の家庭で使えるサイズと仕様でまとめています。このシステムにはマッキンC40と3B252Bシングルアンプを組み合わせています。出てくるサウンドは「深みが有って、反応の早い軽いサウンド」がします。ヴォーカルやJAZZのピアノトリオを得意とします。クラシックもピアノトリオ等室内楽が絶品で聴けます。

HL88はオリンパスのシングルウーハー箱にLE15Aを取り付けて使っています。このウーハーが非常に悩みの種で既に4回同じ型番のウーハーをシリアル番号で聴き比べて交換しています。最も古いタイプ(シリアル番号の数の少ないもの)に落ち着いています。できれば150-4Cが手に入ればぜひ試してみたいです。他に候補はアルテックの803Aです。

C50箱の上に375+HL88(蜂の巣)はお決まりのスタイルですが、このHL88は音の出方が円を描くように広がりますので家庭で使うには非常に使いやすいホーンだと思います。ストレートに音が飛ばない処が気に入っています。でも使い方を誤ると「殺人兵器」の様にストレートに飛んできます。

オーディオ評論家の菅野沖彦氏のSPは、35年前(20歳頃)の「憧れのSP」でした。氏の箱はパイオニアの38cm用の箱にサンスイSP-707Jの格子を特注であしらってあるそうです。一般的にJBLオリンパスの箱の様に見えますので非常に興味をそそりました。自分はオリンパスの最初期型S6仕様のウーハー1発のモノを購入しています。S7RやS8Rと云ったパッシブ方式を嫌いました。実際にオリンパスの箱は容積が以外に小さくてWウーハーにはきついサイズです。またWウーハーには弊害も出ますのでシングルと最初から思っていました。

LE15Aは「粘るような低音」と表現されるように、オリジナルは決して良いサウンドでは有りません。シリアルNo20000番以降のモノは私には使えません。バタ臭さが気になります。「粘るような低音」は対策すれば消えます。訪ねてこられるお客さんの弁によれば「コルゲーションカーブ」の入っていないウーハー(アルテック515B等)の音の出方だそうです。

低域が伸びていますのでクラシックのオーケストラでグランカッサが入っていても十分再生します。その迫力は他のシステムでは出ません。

200810156 HL90は70年以上前のRCAのWフロントロード箱を組み合わせています。ウーハーはD130(16Ω)を各2発使っています。HL90はJBLホーンの中でも「最強」のホーンだと思います。音のキレ・ヌケの次元が全く違います。「生演奏」に最も近いホーンだと思います。アンプが少々非力でも「聴かせて」しまいます。このホーンを使った方は手放せないでしょう。しかし、このズータイの大きさとぶつかったら「怪我」をするホーンの形状から家庭では余程広いリスニングルームを持たないと使えないでしょう。狭くても使えますが危険と隣り合わせは「音楽」を楽しむのにはふさわしくないでしょう。

独断と偏見で簡単にまとめて見ました。まだまだいろいろな観点から書いてみたいと思います。


オリンパスのその後

2008年10月12日 | ピュアオーディオ

先日アンプのSPターミナルのゆるみを増し締めしましたが今日も少し緩んでいました。とにかく緩まなくなるまで定期的に「増し締め」をしていきます。

サウンドの方は日増しに良くなっています。アキュのアンプの時は「突き刺すような」サウンドも感じていましたが、音の粒子がもっと細かくなってなめらかになっています。突き刺すようなサウンドはほとんど出なくなっています。部屋の中で「うるささ」をほとんど感じません。

自宅にはメインの707JシステムとスペンドールBC-Ⅱをおいて、時々はBC-Ⅱがメインかと間違うくらい聴いていましたが、3B252Bアンプを投入してからはサッパリBC-Ⅱを聴かなくなりました。「聴かなくなった」と云うより「聴けなくなった」と云う方が本当の所です。深夜でももっぱらメインシステムオンリーです。

それと同じ事がオリンパス部屋でも起こっています。オリンパスの横にハーベスHLMKⅢを置いて時々楽しんでいましたが、この頃は全く聴けなくなってしまいました。アキュのアンプの時はハーベスシステムの音色が欲しくて聴いていましたが、現在では同じTrail仕様のアンプでも更に上級クラスのアンプを使っていますのでほどんど聴かなくなりました。聴いても落差が大きすぎてCD1枚さえ通しで聴けません。それくらい歴然とした「音質と質感の違い」になっています。

自宅メインもオリンパスも小型SPの得意とする音量を苦にしませんので今後とももう出番がなくなって行くと思います。


オリンパスの管球マルチその後

2008年10月11日 | ピュアオーディオ

Vt62pp1 今日は朝からオリンパスを鳴らしています。自宅のサウンドと比べると明らかに「キレとヌケ」が落ちます。しかしこれは「鳴らしこみ不足」の症状です。全体的に「詰まった」ような感触を受けます。

オリンパスシステムはオールルシファーケーブルです。この伝送能力にまだアンプが対応できていません。「活眼(覚醒)」していない状況です。この為ひたすら鳴らしこむだけです。この感覚は経験した者でないと理解できない事です。通常の方の場合「音が悪くなった」と云ってすぐに元に戻してしまいます。ここが我慢のしどころです。過去シリウスケーブルのグレードアップに伴い何度も経験した質感の変化です。

アキュのアンプでマルチを組んでいた時のサウンドはすでに超えています。音の厚み、リアリティ、鮮度、音数、質感等比べるまでも有りません。何度も戻してはトライして来ました。

アンプがルシファーの「大容量」をこなせるようになれば自宅のシステムに比肩するようなサウンドになります。おそらく上になるでしょう。今でも中域音の厚みと低域のドライブ力は上を行っています。苦行ですね。

昨日は高域のキレ・ヌケが悪いな?と思ってアンプの後ろを確認したらSP端子が相当緩んでいました。締め直したら元のキレ・ヌケに戻りました。SP端子の増し締めは大切な作業です。一度セットすると「完全に接続した」と思いたくなるのはだれでも常です。しかし、翌日や1週間後確認しますと「何でこんなに緩んでいるの?」と自分の仕事を信じられなくなります。緩まなくなるまで根気よく増し締めを繰り返します。

ケーブルの接続部は「ゆるむ」と認識しておいた方が利口です。この辺のノウハウがないばかりに新しい機器を次から次に買い替えなければならない羽目になります。

ゆるまさせない方法も有りますが後は引っ越しを予定していますのでその後にしっかりと対策したいと思います。


至福の時間

2008年10月11日 | ピュアオーディオ

4033l 今日もまた自宅のメインシステムで音楽を楽しんでいます。22時から現在24時過ぎですので2時間以上聴いています。「カンターテドミノ」とフジコ・ヘミングのショパン・リスト・シューマンを聴いていました。

自宅のシステムが現在自分のシステムでは最高の「質感」を出していると思います。オリンパスシステムのマルチアンプも良いのですけど満足度は自宅のシステムになります。SPシステムとしてはゴールドウィングを使っていますので決して他のシステムにはかなわないと思います。けれど3B252Bシングルアンプに出会って素晴らしい「質感」になりました。このシステムを聴き出すとSWを切るのをためらいます。

どんな「質感」かと言いますと「しずるを引く」、「ブリリアントな響」、「シルキーな質感」でいて、見通しが良く、音のキレとヌケが抜群です。

低音はD130ですので下の方は伸びていませんが「深い低音」がします。コクが有ると言いましょうか。軽く反応するトランジェント性と相まって音楽を聴くのに不足を感じません。

中音は#375の中に手を入れた(工夫)自分仕様です。このおかげで「ヌケ切った」サウンドを獲得しています。システムの中心になる中音域がこのユニット1発で素晴らしい質感を出しています。375自体はJBLの錨マーク時代の物ですが、そのサウンドは初期型グレーユニットの質感を寄せ付けません。このユニットで500Hz~上を持たせています。

基本的に自宅のSPは2ウェイの使い方+ツィーター追加としています。ツィーターは175DLH+2405+デッカリボン(レビンソンタイプ)+ビクターリボンと4種類のツィーターをパラレルで繋いでいます。ただのパラレルでは有りません。デッカのリボンのみは375と同じ処から接続しています。(ネットワーク内臓・音の鮮度を落とさない為)

現在の自宅のシステムはちょうど2年前にSPを運び込んで始まりました。サンスイSP-707Jを自宅に持ち込んでから、内部配線の対策、アンプの入れ替え、CDT・DACの入れ替え、ケーブル類の入れ替えと殆どの機器を入れ替えました。入れ替わらなかったのはADシステムくらいです。そして最後にパワーアンプの入れ替えです。このアンプは執念でモノにした一品ですので非常に思い入れが有ります。

ここで出ているサウンドは「私好み」のサウンドで決して万人に合うサウンドでは有りません。「香るような・漂うような、それでいてクッキリしていてきつい所がなく・・・」と言ったサウンドです。ホール録音はホールの残響をはっきりと出してきます。

特にヴォーカルは特筆できるレベルと思います。ゴールドウィングはJAZZ向きだと思いますがクラシックも問題なくこなします。私自身が「高音フェチ」の傾向があるので高域は一種独特のバランスにしています。

今日は3B252B球のCV Noの物を2セット入手しました。現在使っている球よりはるかに造りが良いモノです。まだ交換は先になりますがもっと良いサウンドになりそうです。

こうなるとオリンパスシステムを何とかモノにしないといけません。明日からまたトライに入ります。「マルチアンプ方式よりネットワーク方式の方が良い音がする」と判断していますので、準備が出来次第マルチアンプを止めます。ネックは「チャンデバ」です。音が痩せてしまいます。チャンデバ内の内部配線やプリント基板を信号が流れる時、容量オーバーになって「音が消える」からです。パワーアンプは「帯域分割」でその性能を十分に出すのでしょうが、その前の「チャンデバ」で音が消えてしまっては物量を投じても無意味です。基礎技術を積み上げていった結果です。それを証明しているのが自宅システムです。


KT88シングルアンプTrail仕様化後

2008年10月09日 | ピュアオーディオ

Kt881 このアンプはTrail仕様化の途中で何か所も不具合やノイズに悩まされました。最終的に付属のゴールデンドラゴンのKT88のバルブノイズの為オリンパスのマルチに使えませんでした。

GECのKT66(新品)は持っていますのでKT66用に作り替えようかとも考えていKt88trail2 ます。さしあたって使う予定がないのでGECのKT88が手に入るまでそのままでペンディングしても良いと思っています。

このアンプは三栄無線のキットですが前ユーザーさんが抵抗類をアーレン・ブラッドレーに殆んど交換してありました。

何台か三栄無線のキットを組み立てたものをTrail仕様化して来ましたが、音質面で今一ピンと来ません。使ってあるトランスは外観は立派に見えるのですが音質には貢献していないようです。今後は三栄無線のキットは避けたいと思います。


新たなトレール2種

2008年10月09日 | ピュアオーディオ

今日は特注品のトレールが2種出来上がって来ました。

Sts1501 一つはアバンギャルドNANO専用のトレール(STS-150)。

精悍なブラック色です。既に発送しました。

Sts1371 次はJBLの古い名器「ハークネス」専用トレールです(STS-137)。こちらは独特の形をしている上に「袴」をはいていますので、「地震対策品」で袴を使わないセッティングになります。トレールの彫りこみ部に袴が入るようになります。


管球マルチつづき

2008年10月08日 | ピュアオーディオ

Vt62pp1 昨日の状態で午前中聴き続けていましたが、前日に比べ「音のキレ」が確実に上がっています。

よせばいいのに、昨日KT88シングルアンプのTrail仕様化が終わったので、中域に使って見ました。が、「ノイズ」で悩まされました。バルブノイズなのかボリューム(パワーアンプ)のノイズなのか定かでは有りませんが使い物になりません。

Vt62pp2 中音はJBL #375 になりますから能率が118db有ります。昨日LE8Tで確認した時は使えそうに感じましたが、実際に使ってみると「無残」な結果でした。

しかし、STCの6L6Gを使ったアンプ(2W/ch)を高域に繋ぎ換えておきましたので、当初の予定のVT-62ppモノ×2台(10W)を投入しました。

さすがに「化け物アンプ」だけあって1発でOKです。中音の充実はもとより低音域も高音域も見違えるように「のびやかに、キレが良く、音の厚みも十分」と云う風に変わりました。これで今回のマルチ化は完了の予定です。後は鳴らしこんで行くだけです。

現在当方の所有するアンプで化け物と呼べるアンプは ①EL34ppモノ×2台(18W) ②3B252Bシングルアンプ(1.8W) ③VT-62ppモノ×2台(10W) の3セットです。これらのアンプはマッキン MC2500、2600やアキュM-60、M-100の上を軽く越えるサウンドを出して来ます。すべてTrail仕様化したアンプです。通常の管球アンプではここまでの性能は出ないと思います。それなりに物量を投じ、性能の高い真空管を使っています。

管球アンプで「ノイズゼロ」は「球」に尽きます。どんなに回路や作りが良くても「球」が「バルブノイズ」を出せば一貫の終わりです。既にWE300Bで良品は既に手に入りにくくなっていると思います。有っても高価で手が出ません。KT88やKT66、EL34等の有名管も同様な状態になっています。

あまり知られていなく、真空管全盛期の老舗メーカーの「球」が私のねらい目です。これらの球は「バルブノイズ」が出ないのです。Trail仕様化することでTr型アンプの上を行くSN感と表現力を手に入れられます。・・・しかし、予備の球代がバカになりません。すでに50万円は越えてしまっています。球の種類を限定してやらないと続きません。


オリンパスシステムのマルチアンプ化その3

2008年10月07日 | ピュアオーディオ

31 本日オリンパスシステムを管球アンプによるマルチアンプ化しました。今回は「不退転」の覚悟です。

今まで低域にM-100(モノ500W×2台)、中域、高域にA20V(20W)とアキュフェーズアンプを使っていましたが、低域に6L6Gppアンプ(15W×2)、中域に6L6Gシングル(2W×2)、高域に5932(6L6G高信頼管4W×2)を使って入れ替えをしました。

32 本当は中域にVT-62ppモノ×2台(10W)を使う予定でしたが、ケーブルの長さが足りず今回は断念しました。他に本日組み上がる(Trail仕様化)KT88シングル(8W)も有りますので、中高域はまだ管球アンプ同士で入れ替えを予定しています。

さて出てきたサウンドはどうか? 一言で言うなら「まろやか」。音の厚みと滑らかさ、音数の多さ、鮮度感は完全に上を行っています。まだ慣らし運転の状態でこのグレードです。

33 特にボーカルは絶品の部類に入るのではないでしょうか。自宅のシステムの方が1枚も2枚も上手ですが・・・。ともあれ、念願かなった「音質」に近づきました。

心配していた低域の「もたつき」もなく心地よい低域になりました。真空管はSTCの6L6Gで中・低域をドライブしています。この球の威力も相当効いていると思います。

まだ繋いだばかりですので「音のキレ」がアキュのアンプに及びません。過去2回の管球マルチアンプの経験から2~3日しますと音のキレが出てくると思います。当分は鳴らし込みに専念したいと思います。(オリンパスシステムはオールルシファーケーブル仕様ですのでこのケーブルの大容量でアンプを活眼させる必要が有ります)

正直、アキュのアンプによるオリンパスシステムのサウンドは「自宅」のサウンドに負けていました。自宅に3B252Bアンプを持ち込んでから形成が逆転しておりまして、オリンパスを聴く時間が段々短くなっていました。

これはオリンパスシステムのサウンドのグレードが下がったのではなく、オリンパスシステムを越えるサウンドになったからに他なりません。今回オリンパスも管球マルチにして「Trail仕様アンプ」にしましたので、同様の音のグレードになったと思います。後は球の力量です。3B252Bは傍熱型の三極管で300Bにも匹敵する球ですので6L6Gではここまでは期待できませんがマルチにすることで近づけるのでは?と考えています。

JBLの3大ホーンシステムはそれぞれに競い合うように調整をしていきます。良い技術は水平展開し平準化をしていきます。それぞれ特徴のあるホーンとウーハーを使っていますので「表現の世界」が違います。それだけに鳴らしがいや競い合いが出来ます。そして段々と着実にグレードを上げていきます。