日暮らし通信


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もっと厳罰を

2015年07月11日 15時11分36秒 | ちょっと一言

日暮らし通信

■□ 写真タイトル と 撮影場所 □■

サルビア

所沢航空記念公園にて
(H270702 撮影)



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北海道小樽市で昨年7月、海水浴帰りの女性三人が死亡して、一人が重傷を負った飲酒ひき逃げ事件の裁判で、裁判長は 「よそ見のレベルをはるかに越えた危険な運転で、酒の影響としか考えられないと」 と判決理由を述べ、被告に求刑通りに懲役22年の判決が言い渡された

この判決を被害者のご遺族はどのような感情の中で聞いたのであろうか?

将来に大きな夢を持っていたであろう若い女性が三人も無謀な飲酒運転であっと言う間に命を奪われてしまっとことを考えれば、被告は死をもって償うべきではなかろうか?

何故、飲酒運転による死亡事故での量刑がこのように低いのであろうか? 三人殺して、何故死刑にならないのだろうか?

しかも、地検は当初、過失運転致死罪で起訴したが、その後遺族の署名活動を受けて補充捜査を行い、危険運転致死傷などに訴因変更したことも何か違和感を感じてしまう

他の殺人事件でも一人殺害では殆どの量刑が無期懲役のようで、死刑判決の例は少ないのではなかろうか?

世の中には 「死刑」 そのものの存続に異を唱える意見もあるようだが、それは被害者の遺族にとってはやり切れない異論に聞こえるのは間違いないことであろう

人の命を奪ったならば、それ相応である 「死刑」 の罪を受けるのが人間としての常道でもある

その他、飲酒運転が原因での死亡事故のニュースが後を絶たないのは悲しむべきことでもあるが、 「飲んだら乗らない」 との精神論ではもう飲酒運転は減らない

物理的に車が飲酒したドライバーを拒否するシステム、例えばドライバーの呼吸気からのアルコール量感知を義務化して、異常であればエンジン始動ができない、などの運転拒否シーケンスなどは今のIT技術からすれば簡単なはずだ

どのように法律上の罪を重くしても飲酒運転による死亡事故は減らない

その悲劇が起こらないように、もっと真剣に政治家の皆さんも 「撲滅・飲酒運転」 の知恵を絞って考え、それと 「飲酒運転による死亡事故」 の加害者への量刑をもっと厳罰にすべきではなかろうか