梅雨が明けたのは19日、それからは毎日気温が高く、正しく夏本番の陽気が続いている
暑さは厳しいが、日課である妻との散歩は時間を短めにするためショートコースにして実行しているが、あまり長めの散歩だけは控えるようにしている
もし、途中で妻が熱中症にもなったらどうなる? なんてまたマイナス志向の私になってしまう
だが妻がこの陽気を 「暑いのか? どうなのか?」 を意思表示しないのが私にとっては不満だが、妻のそれを感知する機能がサボって
しまったのでどうしようもない
実際、妻が 「暑いねえ~」 と言ってくれれば、有難く喜んで相槌でも打つのだが、同じように冬でも 「寒いねえ~」 とも言わないので、私がそれを逆探知して妻の気持ちを察するしかない
でもその 「気持ちを察する」 ことは案外難しいことなのです
寂しいことだが妻は 「喜怒哀楽」 を現わすことを忘れてしまったようだが、介護する者にとってはそれは好ましいことではない
特に体に異常があった時は、自己申告があれば状況が判るのだが、それが無いから困るばかりだ
勿論、食べ物についても 「美味しい」 とか 「美味くない」 は言ったことがない妻だが、それは案外私が助けられているのかもしれない
もし 「美味くない」 を連発されたら、料理嫌いの私はきっと慌てふためいてしまうことでしょう
妻を介護するということは 「幼子(の面倒を見ている」 ような気がする
だが幼子はいずれは成長して親の管理から抜け出すが、介護の中の幼子は一向に抜け出す気配を感じさせてくれない
お互いに介護の心配も無く暮らしているご夫婦は幸せであるが、私もそんな夫婦になりたいと、いつも願っている
今日はまた厳しい暑さだ。私はいくら暑くともあまり苦にはしないのだが、今日は体が異常感知したのか 「暑い、暑い」 と弱り果てている
この暑さで今日は妻との散歩は中止しました。13時半過ぎ、庭の寒暖計は40度を指している。正しく酷暑です
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