ひとりぼっちのりんごのき/作:三原佐知子・作 なかの ひろたか・絵/福音館書店/2011年
青い屋根の家のそばにあるいっぽんのリンゴの木。
少し離れた所にリンゴ園があって、おじいさん、おばあさんは、リンゴ園にかかりっきり。
リンゴ園は、みつばちの羽音でにぎやか。
リンゴが大きくなるとだんだんいそがしくなります。そして秋の収穫の時期。
小さな木は、だまってみているだけ。本当はリンゴ園にいきたかったのですが、木の声はおじいさん、おばあさんには聞こえません。
小さな木は、からすにつれていってくれるようたのみますが、リンゴの実をぽとぽと落としただけでした。
でも、冬がすぎて春がくると、木の芽が顔を出します。
りんごの芽は一日一日、大きくなっていきます。
一人ぼっちだった小さな木にも仲間が。自分の実からだと子どもかな。
リンゴの木も人間とおなじです。おおぜいの仲間のところにいきたい気持ちがわかります。
真っ赤なリンゴがえがかれているページは圧巻です。
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