客席300ほどの劇場で開催された紙芝居公演を見ました。
通常の10倍というおおきさの紙芝居、生の音楽の演奏がついたもの。
演目は、宮沢賢治の「注文の多い料理店」「セロひきのゴーシュ」「やまなし」と、あまんきみこの「こがねの舟」で、2時間ほどでした。
電車の関係で、開場直前に劇場につきましたが、おどろいたのは観客の多さ。この公演は、午前、午後の2回で二日間。紙芝居というと地味な感じがして、音楽の演奏がついているとはいっても満席だったことに驚きました。
紙芝居で原作がある場合は、ほとんどが紙芝居用に脚本化されるので、どんなふうに演じられるか興味のあるところ。時間の関係でたいていは短くなっていますが、それが原作者の意図を十分に反映しているかは、それぞれの判断。
よく知られている作品では、それぞれのイメージがあり、そのイメージと音楽があっているのかも さまざま。「セロひきのゴーシュ」は、内容からして楽しめましたが、「注文の多い料理店」の音楽は、ちょっと うるさい感じでした。