
(富谷家裏の大堰)
先日の増田撮影ツアーでは、川連まで足を延ばしましたが、その後は湯沢市の中心部に行きました。来る予定がなかったので、あまり下調べをしてきませんでしたからで、心当たりの場所を幾つかウロウロして撮影しました。

(中央通り)
ここ湯沢は佐竹南家が江戸時代を通じて治めていた街で、城下町、宿場町に加え、院内銀山の経済力も大きく寄与した町。町中には両関や福小町といった酒蔵が多く残り、町中を水路(大堰)が南北に流れています。

(大町周辺)
街並みも工夫はされており、中央通りはドイツ風街並みをコンセプトに通称ジークブルガー通りと呼ばれ、大町周辺はネオロマネスク(?)風街並みで、看板建築の建物が並んでいます。とはいえ、正直、やはり作りものといった感が抜けず、言われればそうかな?という風です。長崎のハウステンボスなどのような徹底感があればまだしもですが、商店街がやるのには限界があるのでしょう。

(山内家裏の蔵群)
その後、旧羽州街道沿いを南に進んだ古い民家の点在する地区や内町と呼ばれるかつての武家屋敷地域もめぐってみました。佐竹南家の菩提がある清涼寺まで上がりましたが、そこからの街の眺めは、結構見られるものでした。

(清凉寺からの風景)

