大晦日に男鹿半島で行われるなまはげ行事。2019年にユネスコの無形文化遺産に来訪神として一括指定され、道の駅周辺は大晦日に大渋滞だったとのことです。
男鹿のなまはげ行事は、地域で行われる祭りで、決して観光客向けとは言えません。本来、各家をなまはげが訪ねて、家の中で行われるものですので、観光客は外でなまはげが移動する、いわばオフのタイミングを見られるだけ。そもそもどこで行われているのかもわかりにくく、一応予定表はあるのでしょうが、時間通りに進むかどうかはわかりません。この点は当YHの藤木地区で行われる梵天奉納と一緒です。
今年はなまはげ行事でも新型コロナ感染対策がとられ、一部変更して行われる予定で、地元の方だけで行われれば、比較的新型コロナ感染が少ない秋田県では、そんなに感染リスクも高まらないでしょう。一般観光客が無理してこの行事に今年立ち入ろうとすると、感染リスクも増えてしまいますので、その点を考慮して頂ければと思っています。
観光客向けには、2月中旬に真山神社でなまはげ柴灯祭りが行われるようになりました。2021年は2/12-2/14の3日間で行われる予定ですが、2021年に限っては入場者を一日1,000人に限定して事前申込制での開催とのことですので、見学したい方は、計画的にお越しください。