12月の中旬、お客様が多くない時期にいつも行うのが、帳簿の整理をして今年の着地点を探ることです。過去にほとんどありませんが、あまり利益が出て税金を払う必要があれば、緊急工事や備品の購入など今月中に行う必要があるためです。
今年は5月連休明けから、かなり厳しいことが予見していました。そのためそれ以降、本業以外の余計な経費はできるだけ抑制に動きましたが、大体見えてきたのは、当初見込んでいた3桁の赤字ではなくなりそうとのこと。それでも減価償却を越える赤字の見込みですので、今年は健全な赤字とはいかないようです。開所20年が経過し、減価償却もかなり少なくなってきていますので、悩ましいところです。
マスコミで今、盛んに云われている「103万円の壁」というのは、自営業には微妙な関係です。個人の基礎控除48万円はサラリーマンと変わりません。その上の給与所得控除55万円が自営業者にはありません。その代わり青色申告をちゃんとしていれば青色申告特別控除が55万円(ネット申告で+10万円)があり、併せて110万円が一つの壁となります。
本来YHとはいえ、収益事業であると考えれば、当然税金を払ってでも利益を出すのが本来の目的ですし、事業継続のためには必要不可欠です。開所から20年が経過して、設備や備品で劣化がいろいろ進んで、買い替えも出てきている中、なかなか納税事業者になるには厳しいです。
一時
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