先日の20日に大館で秋田広域観光フォーラムが開催され、県内外の180人が参加したとのこと。この中で識者とされる方々が口をそろえたのが、「お金が落ちる仕組み作り」ということ。ある大学の先生は「市民が観光は儲かるとということに気づいていない」と指摘したとのこと。
こちらに来て周辺の方に度々云われるのが、「そんなことでいいの?」、「それの何が面白いの?」といったこと。地元では普通なことなのですが、都会から来る方には珍しかったり、新鮮に感じると云うことは多く見られます。例えば、大曲の街では度々花火が打ち上げられます。サプライズの場合もあれば、花火工場の試し打ちだったりして、数分、10発程度と、夏の大曲の花火大会を知っている地元民からすれば、見るに値しないほどの花火。それでも観光客は突然の花火で、さすが花火の街といって喜んでもらえます。
まだまだ観光資源としての価値があるものはたくさんあります。その点では同意できるのですが、あまりお金が落ちる仕組みにこだわり過ぎるのは、どうかとも。お金の匂いがし過ぎると、観光客も敏感にそれを察するようです。むしろ感動したり面白かったりと感じることが多ければ、自然とお金も落ちるようになるかと思います。
時々
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