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【島根】痛みやつらさ普段の言葉で 医療現場にもっと方言を

2015年12月02日 23時59分22秒 | 医療情報
【島根】痛みやつらさ普段の言葉で 医療現場にもっと方言を

地域 2015年11月24日 (火)配信山陰中央新報

 「方言医療」でより良いコミュニケーションを―。医療現場で方言への理解を広める取り組みを、出雲、松江両市の経済関係者でつくる山陰地域創生会議(会長・三吉庸善出雲商工会議所会頭)が始める。高齢の患者にとっては使い慣れた方言が、症状や感情を最も的確に伝えやすい言葉だが、医師や医学生には方言の通じない他地域の出身者も多い。第1弾として、24日に出雲市内で医師や医学生向けの出雲弁セミナーを開く予定で「方言と医療のつながりを深めたい」と意気込む。

 島根県外出身の医師や学生が6割を超える島根大学医学部(出雲市塩冶町)。大阪府出身の中尾美香医師(30)=呼吸器・化学療法内科=は「たばこする(休憩する)という方言には一番びっくりした。『せつい』『いたしい』など、同じ意味でも違う表現があり、理解に苦労した」と当初を振り返る。

 県東部はもとより、西部からも患者が訪れ、出雲弁や石見弁が飛び出す。県内出身の医師や看護師らに教わり、方言での診察を心掛けている。方言だと、患者との会話がスムーズに進むのを実感し「地域の言葉でのコミュニケーションは親近感が生まれる」と話す。

 症状の把握や適切な治療のため、医師と患者の意思疎通は欠かせない。特にお年寄りはなじみ深い方言を話すが、通じなければ、患者が細かい情報を医師に伝えなかったり、互いにストレスに感じたりする。

 山陰の特性を活かした地域づくりに取り組む、山陰地域創生会議はこうした実態を知り、医療現場での方言に注目。方言医療という造語を作り、推進する。

 24日のセミナーは島根大医学部で開催。出雲弁保存会の藤岡大拙会長(83)を講師に迎える。医学生には地域の魅力を知ってもらい、地元就職につなげたい狙いも込める。

 今後は医療現場に限らず、福祉分野にも活動を広げたい考えで、前原和代事務局長(45)は「地域の医療と福祉の発展を後押ししたい」と話した。
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先生は島の宝…「Dr.コトー」続投署名活動へ

2015年12月02日 23時13分54秒 | 医療情報
先生は島の宝…「Dr.コトー」続投署名活動へ

その他 2015年11月24日 (火)配信読売新聞

 人気漫画「Dr.コトー診療所」のモデルとなった鹿児島県薩摩川内せんだい市・下甑しもこしき島(人口約2400人)の下甑手打診療所長、瀬戸上せとうえ健二郎さん(74)が来春で退任する見通しとなったことを受け、地元住民が続投を求めて動き出した。

 瀬戸上さんの継続雇用を市に求める署名活動を近く実施する。住民は「先生は島の宝。これからも私たちの健康を支えてほしい」と訴えている。

 瀬戸上さんの退任は、市職員としての任期が切れるため。市によると、65歳で定年だったが、住民の意向も踏まえ、特例で契約を更新するなどして続けてもらっていた。70歳の時、任期付き職員の採用に関する法律に基づき、条例を定めて任期を最長5年と規定。来年3月でその期限を迎えることから、任期更新は困難と判断した。瀬戸上さんも「75歳を区切りに、ひと休みしたい」と話す。

 これに対し、住民らは続投を希望。37年にわたって離島医療に尽くしてきた瀬戸上さんに「もう少し頑張ってほしい」と、署名を集めることにした。呼び掛け人の一人、小川公さん(63)は「市は知恵を絞り、働いてもらえる方法を考えてほしい」と語る
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息の音

2015年12月02日 10時50分15秒 | 
風なし
はっぱは微動だにせず

飛行機雲あり
東西に180度流れる

小春日和は午後崩れ
夜雨となる

霧薄れ
湖面に漂う

白鳥の群れ
浜佐田に泊まる

ハッピーベリーの白実
土に浮く

静寂の瞑想
息の音あり
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紫外線吸収剤フリーの日焼け止め開発

2015年12月02日 10時48分06秒 | 医療情報
紫外線吸収剤フリーの日焼け止め開発

ロート製薬、多量の紫外線散乱剤を水に安定的に分散させたジェル製剤

化学工業日報2015年12月1日 (火)配信 皮膚疾患その他

 ロート製薬は、みずみずしい使用感と高い紫外線カット効果を実現した紫外線吸収剤フリーの日焼け止めジェルを開発した。多量の紫外線散乱剤を水に安定的に分散させた「ノンケミカルウォーター処方」のジェル製剤で、SPF30以上、PA+++以上という高い紫外線カット効果と、気持ち良い使用感の両立に成功した。同社の日焼け止めブランドに応用していく。

 日焼け止めは通常、紫外線カット効果を高めるため紫外線吸収剤と紫外線散乱剤を使用するが、同社は肌への刺激を気にする消費者が多いことに着目し、日焼け止め市場に参入した1990年以来研究を重ねてきた。

 紫外線吸収剤フリーの高機能UVジェル製剤は粉である紫外線散乱剤のみを使用するため、高い紫外線カット効果を実現しようとすると「きしみ」や「白残り」など使用感の悪化が問題となる。また、たくさんの紫外線散乱剤を配合するにはより多くのオイルが必要となり、ベタつくなどの使用感が課題となっていた。

 同社は、多量の紫外線錯乱剤をオイルではなく水に安定に分散させた「ノンケミカルウォーター処方」のジェル製剤の開発に成功。高い紫外線カット効果とベタつかず気持ち良い使用感を両立する製剤が完成した。
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抗てんかん薬イーケプラの注射剤発売

2015年12月02日 10時19分17秒 | 医療情報
抗てんかん薬イーケプラの注射剤発売

大塚製薬-UCBジャパン、錠剤とドライシロップに次ぐ3剤形目

化学工業日報2015年11月30日 (月)配信 小児科疾患神経内科疾患投薬に関わる問題

 大塚製薬とユーシービージャパンは、抗てんかん薬「イーケプラ点滴静注500mg」(一般名・レベチラセタム」)を12月1日に発売すると発表した。同剤の剤形としては錠剤、ドライシロップに次ぐ3つ目となる。

 経口投与が一時的に困難な患者に対して同剤の治療を継続可能にするため代替製剤として開発した。効能・効果は、経口製剤の「てんかん患者の部分発作(2次性全般化発作を含む)」に準ずる
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筋ジス原因、筋幹細胞の欠陥が判明

2015年12月02日 10時16分05秒 | 医療情報
筋ジス原因、筋幹細胞の欠陥が判明

カナダの研究グループ、新たな治療法開発に期待

化学工業日報2015年11月30日 (月)配信 小児科疾患神経内科疾患その他

 カナダ・オンタリオ州のオタワ病院とオタワ大学の共同研究チームは、筋幹細胞の欠陥がデュシェンヌ型筋ジストロフィーの原因であることを突き止めた。長い間、筋力低下は筋繊維の問題と考えられていたが、筋幹細胞の機能低下が機能的筋繊維の合成量を減少し筋肉を衰えさせることが分かった。現在は病気の進行を遅らせ症状を軽減するためにはステロイド剤や理学療法しかないが、筋幹細胞に着目することで新たな治療法開発が期待できる。

 デュシェンヌ型筋ジストロフィーは筋ジストロフィーのなかで最も多くみられるタイプで、約3600人に1人の割合で男児に発症している。遺伝子変異でジストロフィンたんぱく質が失われ、進行性の筋力低下により20~30代で死にいたる難治性疾患。

 同グループでは、これまで筋繊維の中だけにあると考えられてきたジストロフィンたんぱく質が筋幹細胞にも含まれることを発見した。このたんぱく質がないと筋幹細胞が作り出す筋繊維の前駆細胞が10倍も少なくなり、機能的筋繊維の合成量が減少し筋肉が衰えることが分かった。今回の研究はマウス細胞を使ったものだが、ジストロフィンたんぱく質はあらゆる動物に共通であるため人にも適用できるという
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