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“ブラック死”認めた…ワタミ謝罪と和解金1億3000万円支払い

2015年12月10日 10時12分36秒 | 行政
“ブラック死”認めた…ワタミ謝罪と和解金1億3000万円支払い

スポニチアネックス 12月9日(水)7時2分配信

 居酒屋チェーンを経営するワタミ子会社の正社員だった森美菜さん=当時(26)=が2008年に過労で自殺したのは会社の責任だとして、両親が損害賠償を求めた訴訟は8日、東京地裁(吉田徹裁判長)で和解協議があった。ワタミや創業者の渡辺美樹参院議員らが計約1億3000万円を支払い、自殺は過労が原因と認めて謝罪することで和解が成立した。渡辺氏も出席し「責任は私にある。森さんを追い詰める結果になったことを悔いている」と両親に謝罪したという。

 和解内容には、ワタミが取り組む具体的な長時間労働の防止策も盛り込まれた。弁護団は「判決では実現できない成果も得られた。実質的な勝訴だ」と評価。このケースをきっかけに過酷な労働条件に注目が集まり、労働者を酷使する会社に対する「ブラック企業」という言葉が広まった。

 訴状などによると、森さんは08年4月、ワタミフードサービス(現ワタミ)に入社し、神奈川県内の店舗に配属された。休日がほとんどないまま、午後から早朝にかけての長時間勤務が続いた。ノートに「体が辛(つら)いです。どうか助けて下さい。誰か助けて下さい」などと書き残し、入社から2カ月がたった同年6月に命を絶った。残業は厚生労働省が定めた過労死ライン(月80時間)を大きく上回る月140時間以上だった。

 調停が成立せず、両親が13年12月に提訴。訴訟でワタミ側は当初、安全配慮義務違反はなかったとして請求棄却を求めていた。

 森さんの父・豪さん(67)は「渡辺美樹氏に謝罪を受けたが、簡単には信じられない。ワタミはまず和解内容を全て実現し、労働環境を改善してほしい。今回の和解が過労死の撲滅につながることを望んでいる」と話した。

 渡辺氏は自身のフェイスブックにも「私の人生最大の反省点」などとコメントを載せた。
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進化する自治体アンテナショップ

2015年12月10日 10時01分18秒 | 地域
特産品の販売や地域情報PRの拠点に

アンテナショップ(antenna shop)は、外国人には耳慣れない和製英語である。企業の場合、消費者ニーズを探る目的で自社製品を展示・販売する店舗をいうが、いま脚光を浴びているのは都道府県や市町村のアンテナショップだ。東京や大阪、横浜、福岡など大都市に店を構え、店舗数は年々増えている。

特産品の展示・販売が中心だが、店によっては飲食コーナーやレストランを併設している。買い物客にとってはスーパーや量販店にはない地方の珍しい食材を購入でき、自治体側は地元の魅力を都会の人々にアピールできる。地域情報の発信や観光案内のPR拠点としての役割も担う。大都市で働く地方出身者にとっては、同郷人同士の交流の場にもなっている。
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都立戸山高で医学部進学指導

2015年12月10日 09時51分44秒 | 医療情報
都立戸山高で医学部進学指導

地域 2015年12月9日 (水)配信朝日新聞

 東京都教育委員会は来年度から、進学指導重点校に指定する都立戸山高校(新宿区)に、医学部への進学希望者が専門的な知識を学ぶことができる独自のプログラムを導入する。国公立大医学部への進学者を増やすためで生徒は入試に向けた専門指導などを受ける。

 都教委によると、学年ごとに各20人程度のクラスをまたいだグループを設置。主に放課後に小論文や面接といった大学入試用の対策に取り組むほか、医療現場での職場体験、医療関係者との交流を通じて医師にふさわしい倫理観の形成も目指す。
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