北京のPM2.5、市民生活直撃 警報初の最高レベルに
2015年12月8日23時49分
中国・北京市は8日、深刻な大気汚染に備えて初めて出した最高レベルの「赤色警報」に基づき、約半数の車の走行を禁じたり、学校を休校にしたりする大規模な対策を講じた。微小粒子状物質PM2・5問題が市民生活に直接、大きな影響を与える局面は今後も続きそうだ。
北京の大気汚染、初の最高レベル「赤色警報」 車を制限
8日朝、北京市中心部では白い霧にかすむ高層ビルの下を、マスク姿の人々が足早に職場を目指した。いつも渋滞する幹線道路はスムーズに流れ、マイカー通勤者が使う駐車場はガラガラ。普段は見送りの保護者でごった返す小学校も閑散としていた。
7日夕、市政府は8日から10日正午まで深刻な大気汚染が続くとして、初の「赤色警報」を出した。8日夕まで、市内のPM2・5の1立方メートル当たりの平均濃度は日本の基準値の約7倍の250マイクログラム前後を推移した。
2015年12月8日23時49分
中国・北京市は8日、深刻な大気汚染に備えて初めて出した最高レベルの「赤色警報」に基づき、約半数の車の走行を禁じたり、学校を休校にしたりする大規模な対策を講じた。微小粒子状物質PM2・5問題が市民生活に直接、大きな影響を与える局面は今後も続きそうだ。
北京の大気汚染、初の最高レベル「赤色警報」 車を制限
8日朝、北京市中心部では白い霧にかすむ高層ビルの下を、マスク姿の人々が足早に職場を目指した。いつも渋滞する幹線道路はスムーズに流れ、マイカー通勤者が使う駐車場はガラガラ。普段は見送りの保護者でごった返す小学校も閑散としていた。
7日夕、市政府は8日から10日正午まで深刻な大気汚染が続くとして、初の「赤色警報」を出した。8日夕まで、市内のPM2・5の1立方メートル当たりの平均濃度は日本の基準値の約7倍の250マイクログラム前後を推移した。