山中さんインタビュー(1)マラソンと研究に共通点
田村建二
2015年11月25日07時00分
アピタルのリニューアルに合わせてインタビューに応じた京都大iPS細胞研究所長の山中伸弥さん。マラソンを始めとした自身の健康法や、インターネットを使った医療情報への期待について語ってくれました。3回に渡ってお届けします。
(聞き手=田村建二・アピタル編集長)
山中さんは10月にあった大阪マラソンを約4時間のタイムで完走しました。いまも研究活動の合間をぬってほぼ毎日、週に30キロをノルマに走っています。
「マラソンと研究との共通点は多い」とのこと。最初からペースを上げすぎるとゴールに着く前にばててしまうように、研究も十分にデータを得ないで拙速に進めると、注意すべき課題に気づくことができず、本来の目的を達成することが難しくなるそうです。
「iPS細胞を臨床応用につなげる研究は、ウルトラマラソンのようなもの。一歩一歩着実に進めていかないと」。山中さんはそう話します。
田村建二
2015年11月25日07時00分
アピタルのリニューアルに合わせてインタビューに応じた京都大iPS細胞研究所長の山中伸弥さん。マラソンを始めとした自身の健康法や、インターネットを使った医療情報への期待について語ってくれました。3回に渡ってお届けします。
(聞き手=田村建二・アピタル編集長)
山中さんは10月にあった大阪マラソンを約4時間のタイムで完走しました。いまも研究活動の合間をぬってほぼ毎日、週に30キロをノルマに走っています。
「マラソンと研究との共通点は多い」とのこと。最初からペースを上げすぎるとゴールに着く前にばててしまうように、研究も十分にデータを得ないで拙速に進めると、注意すべき課題に気づくことができず、本来の目的を達成することが難しくなるそうです。
「iPS細胞を臨床応用につなげる研究は、ウルトラマラソンのようなもの。一歩一歩着実に進めていかないと」。山中さんはそう話します。