看護専門学校が50周年式典 28日、講演やコンサート 別府大付属
2018年7月27日 (金)配信大分合同新聞
別府市の別府大学付属看護専門学校(後藤鈴子校長、78人)は28日、創立50周年記念式典を同大で開く。長年にわたって社会のニーズに対応できる看護師の養成に努めてきた。当日は記念講演やコンサートがあり、誰でも無料で入場できる。
県内で看護婦(当時)の養成が急務となる中、1970年、別府青葉高等看護学院として創設。76年に現在の校名となった。准看護師の資格を取得した学生が看護師になるため2年間学ぶ。入学当初に具体的な目標を持たせるなど、個性に応じた教育に力を入れている。これまでに計3032人が卒業。多くが県内の医療機関などで活躍している。
後藤校長は「知識や技能だけでなく、コミュニケーション力などの実践力、患者の状況を判断できるアセスメント(評価)力を備えた人材の育成に今後も力を入れたい」としている。
50周年の記念式典は学校法人別府大学創立110周年に当たる今年に前倒しした。当日は式典に続き、午前9時半から記念講演とコンサートがある。大分循環器病院(大分市)の利光涼子副院長が「私の看護歴40年にして想うこと」として講演。全盲のバイオリニスト、穴沢雄介さんの講演とコンサートがある。予約は不要。
問い合わせは同校(TEL0977・66・2985)。