病院に癒やしの海 長良医療センター映像投影
2018年7月6日 (金)配信岐阜新聞
海や魚の映像を投影し、部屋を水族館のように仕立てる「ゆめ水族園」が5日、岐阜市長良の長良医療センターであり、筋ジストロフィーなどの入院患者たちが、家族や職員に付き添われながら幻想的な映像に包まれた空間を楽しんだ。
プリンターやプロジェクター製造などのセイコーエプソン(長野県)が、社会貢献事業として病院や特別支援学校で開いている。水中の浮遊感を映像で感じてもらい、入院中の療育に役立ててもらうのが狙い。県内では初めて企画された。
会場になった会議室には13台のプロジェクターを置き、壁や天井、床など一面に、水族館や海で収録した映像を投影した。患者たちは壁や天井いっぱいに動き回る魚や動物の姿に見入ったほか、目の前を横切る魚の姿に、驚きの声を上げたり体を揺らしたりして、水中にいるような体験を満喫していた。
同センター療育指導室長の藤森豊さんは「体を動かせない子が魚を触ろうとするなど、普段と違う表情を見せてくれた。支える職員としてとてもうれしい光景」と話していた。
2018年7月6日 (金)配信岐阜新聞
海や魚の映像を投影し、部屋を水族館のように仕立てる「ゆめ水族園」が5日、岐阜市長良の長良医療センターであり、筋ジストロフィーなどの入院患者たちが、家族や職員に付き添われながら幻想的な映像に包まれた空間を楽しんだ。
プリンターやプロジェクター製造などのセイコーエプソン(長野県)が、社会貢献事業として病院や特別支援学校で開いている。水中の浮遊感を映像で感じてもらい、入院中の療育に役立ててもらうのが狙い。県内では初めて企画された。
会場になった会議室には13台のプロジェクターを置き、壁や天井、床など一面に、水族館や海で収録した映像を投影した。患者たちは壁や天井いっぱいに動き回る魚や動物の姿に見入ったほか、目の前を横切る魚の姿に、驚きの声を上げたり体を揺らしたりして、水中にいるような体験を満喫していた。
同センター療育指導室長の藤森豊さんは「体を動かせない子が魚を触ろうとするなど、普段と違う表情を見せてくれた。支える職員としてとてもうれしい光景」と話していた。