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体内のウイルス減らす効果 塩野義、コロナ薬で確認

2022年02月02日 22時12分27秒 | ウイルス

体内のウイルス減らす効果 塩野義、コロナ薬で確認

 2022年2月1日 (火)配信共同通信社
 

 塩野義製薬は31日、開発中の新型コロナウイルスの飲み薬に関し、体内のウイルス量を減少させる効果を示す臨床試験(治験)データを国の審査機関「医薬品医療機器総合機構(PMDA)」に提出したと発表した。飲み薬を投与された患者が感染力のあるウイルスを持つ割合は、服用3日目の段階で、プラセボ(偽薬)を飲んだ人と比べて6~8割減った。

 飲み薬は軽症者向けでウイルスの増殖を抑えて重症化を防ぐ仕組みで、昨年9月から最終段階の治験を実施している。国内の成人69人を対象にプラセボと比較した治験では1日1回投与したところ、3回投与後に偽薬と比べて感染力のあるウイルスを持つ患者の割合が63~80%減少した。

 同日発表の2021年4~12月期連結決算は売上高が前年同期比2・1%減の2196億円、純利益は20・3%減の710億円だった。国内で医薬品の販売が減り、新型コロナ関連の研究開発費がかさんだため減収減益となった。

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中等症から重症の成人アトピー性皮膚炎治療薬・トラロキヌマブを承認申請

2022年02月02日 22時06分56秒 | 医療情報

中等症から重症の成人アトピー性皮膚炎治療薬・トラロキヌマブを承認申請

レオファーマ

レオファーマは1月28日、中等症から重症の成人アトピー性皮膚炎を対象疾患に抗IL-13抗体トラロキヌマブを日本で承認申請したと発表した。

 同剤は、アトピー性皮膚炎の徴候・症状の根底にある免疫プロセスに重要な役割を果たすIL-13サイトカインを特異的に中和することを目的に開発された完全ヒトモノクローナル抗体。IL-13サイトカインに高い親和性で特異的に結合することにより、IL-13受容体のα1及びα2サブユニット(IL-13Rα1及びIL-13Rα2)との相互作用を阻害する。

 今回の申請は、同剤の有効性と安全性を評価した第3相国際共同試験(ECZTRA1, 2, 3試験)と、日本人患者を対象とした第3相試験(ECZTRA8試験)、これら第3相試験からの継続投与となる長期延長投与試験(ECZTEND試験)から得られた肯定的な成績に基づく。ECZTRA1試験と同2試験は単剤投与した場合の安全性と有効性を評価したもの、ECZTRA3試験と同8試験はステロイド外用薬(TCS)と併用した場合を評価したものとなる。

 海外では現在、「Adtralza」の製品名でEU諸国、英国、カナダ、アラブ首長国連邦で承認されている。米国では「AdbryTM」の製品名で承認されている。

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高齢者、コロナ軽症でも生活ままならず

2022年02月02日 21時53分12秒 | 地域

高齢者、コロナ軽症でも生活ままならず 医師「介護目的のコロナ病棟必要」

 2022年2月1日 (火)配信神戸新聞
 

 新型コロナウイルスの感染第6波の中心は30代以下だったが、時間がたつにつれて高齢者にも感染が広がりつつある。兵庫県内では1月以降、70代以上の感染者が既に3千人を超え、感染者全年代に占める割合も増加傾向だ。オミクロン株は従来に比べて重症化しにくいと言われるが、軽症でも介護サービスが受けられず、生活もままならない高齢者が出始めている。

 神戸市内の80代男性は認知症があり、独り暮らし。ケアマネジャーが付き添って受診したクリニックで1月21日、感染が分かった。

 症状は微熱とのどの痛み程度だが、男性は毎日、送迎によるデイサービスを利用し、そこで食事や入浴を済ませていた。医師は「コロナの症状は軽いが、介護サービスが受けられなくなると生活が成り立たない」と判断。「要入院」として保健所に報告した。

 だが、保健所は「症状が軽いので入院はできない」とし、ケアマネは新たに訪問看護を手配したが、1日1回の訪問では十分な食事や入浴ができなくなった。数日後には床ずれができ、自宅もごみだらけに。ケアマネが再度、保健所に掛け合ったことで、26日に入院することができた。

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