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中国、一転「弱毒」と宣伝 コロナ対策の緩和続く

2022年12月07日 23時40分17秒 | ウイルス
中国、一転「弱毒」と宣伝 コロナ対策の緩和続く
 2022年12月7日 (水)配信共同通信社

 【北京共同】中国共産党・政府系メディアは6日、中国で流行中の新型コロナウイルスのオミクロン株は「毒性が明らかに弱い」と一斉に報じた。以前は感染力の強さに警戒を呼びかけたが、怖がる必要はないとの宣伝に転じた。北京ではスーパーなどの客に陰性証明を求めなくてもよいとする緩和措置が始まった。
 中国は11月下旬に感染者数が連日で過去最多を記録するなど流行が広がった。ただ6日の党機関紙、人民日報は「感染しても無症状や軽症が90%以上だ」とする専門家の見方を紹介。国営テレビも同様の見方を報じた。
 国営通信の新華社も5日夜「最も困難な時期は過ぎた。オミクロン株の毒性は弱い上、私たちの対応能力は強まっている」との評論を配信した。
 国民は対策緩和を切望しているが、感染への不安感も持っている。新華社は「心配しすぎる必要はない」との専門家の声を紹介した。
 北京市では6日、スーパーやオフィスビルは来客にPCR検査の陰性証明を求めなくてもよいとする措置を開始した。さっそく取りやめた商業施設もあった。飲食店も48時間以内の陰性証明があれば店内飲食できる。いずれも、政府のスマートフォンアプリを使って行動履歴を記録する手続きはこれまで通り必要だ。
 習近平(しゅう・きんぺい)指導部は「ゼロコロナ」政策を放棄していないが「適正化を続ける」との表現で緩和を進める構え。北京以外でも商業施設や公共交通の利用条件を緩和する動きが相次いでいる。ロックダウン(封鎖)の対象範囲を狭める取り組みも模索が続いている。

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12月8日はコールドムーン!

2022年12月07日 23時12分04秒 | 
【満月】12月8日はコールドムーン! 満月のそばで眩しく輝く火星も見ごろ

8日の13時過ぎに、12月の満月の瞬間がやってくる。ということで、前日の7日の深夜~未明と8日の深夜の両方で、ほぼ満月の状態である月を観測することができるだろう。
また、8日は火星が “衝” と呼ばれる状態になり、満月のそばで輝く予定。満月と火星の両方を観測する絶好のチャンスだ!
・コールドムーン
ネイティブアメリカンによる12月の満月の呼称は「コールドムーン」。北米最古級の暦系メディアThe Old Farmer’s Almanacによると、この呼称はモホーク族によるものだそう。
ネイティブアメリカンたちは、それぞれの時期に合わせた名前を満月につけることで、季節を把握するためのカレンダー代わりとしていた。コールドムーンはその名前の通り、冬の厳しい寒さを表現したものだそう。
その他の呼び方としては、チェロキー族などによるスノームーンというわかりやすいもののほか、クリー族によるExploding Trees Moon(樹木爆発ムーン)なる、なんだかスゴそうなものも。
これは寒くなると木が爆発することに由来している。どういうことかというと、寒くなると樹木内部の水分は凍り、体積が増す。それによって樹木が裂けるのだが、その際に激しい爆発音がするのだ。
日本語でも凍裂という言葉があり、北海道などで観測することができる。コールドやスノーな気分じゃない方は、エクスプローディングをどうぞ。
・火星
8日の夜から9日の未明にかけては、満月の右手あたりに輝く赤い星も目を引くことだろう。これが、ちょうど衝を迎えた火星。
衝とは、観測ポイントから見て、対象となる星が太陽の正反対にあることを言う。我々の観測ポイントは基本的に地球なので、要は “太陽 – 地球 – 火星” の並びで一直線になっているということ。
おおいぬ座のシリウスやオリオン座のベテルギウスなど、冬の夜空の定番の1等星たちよりも眩しく光るはずだ。天体望遠鏡などで火星表面の模様を観測したり、撮影するいい機会となるだろう。
望遠鏡を用いて火星を観測する場合は、空気の揺らぎが厄介となる。望遠鏡がブレてんのか? と思うくらいユラユラと揺れて見えることもあると思う。揺らぎが収まる瞬間を待って、根気よく眺め続けるのが重要だ。


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毎日の食事でフレイル予防を

2022年12月07日 22時53分12秒 | 
毎日の食事でフレイル予防を
~要介護防ぐ栄養の重要性(東京都健康長寿医療センター研究所 本川佳子研究員)~
 日本は、65歳以上の高齢者が総人口の29.1%を占める超高齢社会である(総務省調査、2021年9月)。平均寿命と介護状態に陥らない健康寿命の差が拡大する中、「フレイル」の予防が重要な課題となっている。東京都健康長寿医療センター研究所(東京都板橋区)の本川佳子研究員にフレイルの予防について聞いた。
10食品群のチェックシート
 ◇低栄養が要介護の加速要因
 フレイルとは加齢による心身の衰えを意味する。慢性的な病気、活動量や口腔(こうくう)機能の低下、低栄養といった要因がフレイルを加速させ、介護が必要になる。
 国民健康・栄養調査(19年)によると、80歳以上の36.7%が体格指数(BMI)21.5未満の「やせ」「低栄養傾向」にある。「低栄養は病気を合併しやすく、傷の治りも遅くなります。また死亡率上昇の原因になります」。予防には、食事で十分なエネルギー量を取ることが重要だ。
 特に高齢者は、摂取したたんぱく質が筋肉になりにくいため、総エネルギー量に占めるたんぱく質の比率を増やす必要があるという。「たんぱく質は1食にまとめてではなく、3食均等に食べる方が筋肉になりやすいです」
 1日3食しっかり食べ、さまざまな食品から栄養を摂取するのが理想的だ。「食欲が低下している時は、間食にヨーグルトやフルーツを食べたり、エネルギーやたんぱく質が豊富な栄養補助食品などで補ったりしてください」
 ◇不足する栄養をチェック
 栄養の偏りや不足を防ぐためには、冷凍や作り置き、市販品なども活用しつつ10食品群(魚介類、肉類、卵、牛乳、大豆製品、緑黄色野菜、海藻、芋類、果物、油脂類)を満遍なく取ることが重要だ。「毎日主食、主菜、副菜を組み合わせてバランスよく栄養を取れている人ほどフレイルになりにくいです」
 また、孤食は食欲低下につながりやすい。「家族や仲間とコミュニケーションを取りながら食事をすることで、高齢者の食事量が増えることが分かっています。新型コロナウイルス感染症への感染対策を十分に行いながら、家族や仲間と食事をする機会を増やしましょう」と本川研究員は助言している。(メディカルトリビューン=時事)(記事の内容、医師の所属、肩書などは取材当時のものです)

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在宅勤務で増えるベランダ喫煙

2022年12月07日 22時44分00秒 | タバコ
在宅勤務で増えるベランダ喫煙
~ウィズコロナ時代のタバコ(産業医科大学産業生態科学研究所 大和浩教授)~
 新型コロナウイルス感染拡大で在宅勤務やステイホームが広がり、集合住宅のベランダや自宅玄関先でタバコを吸う人が増え、受動喫煙をめぐる社会問題になっている。産業医科大学産業生態科学研究所(北九州市)の大和浩教授に話を聞いた。
ベランダ喫煙
 ◇喫煙者はコロナに脆弱
 喫煙は新型コロナの感染や重症化のリスクを高め、ワクチンの効果を弱め、後遺症のリスクを高めるとの報告もある。新型コロナに脆弱(ぜいじゃく)な喫煙者が、勤務先などの喫煙室でタバコを吸うことは危険だ。
 大和教授は「喫煙室は密閉、密接、密集で3密の上、タバコ由来の有害物質が高濃度で充満しています。会話やせきで発生したウイルスを含むマイクロ飛沫(ひまつ)が長時間浮遊しています」と説明する。実際、仕事での接点はないが、オフィスの喫煙室を共有していたために感染拡大した事例もあり、「コロナを機に閉鎖している喫煙室は廃止しましょう」と呼び掛ける。
 屋外の喫煙コーナーも密接、密集の「2密」で、感染の危険性がある。「自身の感染予防・重症化予防のために禁煙を勧めます」
 ◇近隣でPM2.5の濃度高く
 職場では勤務時間内は喫煙できない、あるいは喫煙室に限り吸える状況だが、在宅勤務をすると、「自宅では比較的自由に吸えるため、喫煙量が増えた人もいます」と大和教授。国立がん研究センター(東京都中央区)が20歳以上の男女2000人を対象に行った調査(2021年3月)によると、喫煙者の18%が「コロナ禍で喫煙本数や喫煙量が増えた」、非喫煙者の10.6%が「同居人の喫煙による受動喫煙が増えた」と答えている。
 「キッチン換気扇の下で喫煙する人がいますが、全ての煙が排気されるわけではない。ベランダで喫煙しても、煙はサッシの隙間からリビングに流れ込んできます」

 大和教授らは、集合住宅のベランダ喫煙が周囲に及ぼす影響を調べた。その結果、隣室のベランダと上階のベランダに煙が広がった後、窓からそれぞれの室内に入り、タバコの燃焼による微小粒子状物質(PM2.5)の濃度が高くなることを確認した。
 「少なく見積もっても風下25メートル以内で受動喫煙は起こります。敏感な人なら40メートル先のタバコ臭も感じますよ」
 改正健康増進法(20年施行)で、吸う人は周囲に受動喫煙が生じないよう配慮することが求められている。大和教授は「受動喫煙をなくす唯一の方法は吸える場所をなくし、禁煙外来に通いタバコをやめることです」と提言している。(メディカルトリビューン=時事)(記事の内容、医師の所属、肩書などは取材当時のものです)

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