ウクライナ各地にミサイル120発以上、キーウやリビウで爆発
[キーウ 29日 ロイター] - ウクライナでは29日朝に各地でロシアのミサイル攻撃があり、首都キーウなど複数の都市で爆発音が響いた。
ウクライナ空軍は、ロシアが夜間のドローン(無人機)攻撃に続き、「さまざまな方向から」巡航ミサイルで攻撃しているとした上で、全土で防空システムが稼働可能だ
ポドリャク大統領顧問は、120発以上のミサイルが飛来したと述べた。
キーウ、リビウ、ハリコフの各市長によると、市内で爆発があり、電力系統の問題で列車の運行が乱れている。
キーウのクリチコ市長は、市民に停電になった場合に備えて充電や水などの備蓄を呼び掛けた。
オデーサ(オデッサ)州やドニエプロペトロフスク州もエネルギーインフラへの影響を最小限にするため停電を発表した。