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コロナ感染最多、岩手県内の医療が再び危機 看護師らの欠勤が相次ぐ

2022年12月16日 21時43分22秒 | 地域

コロナ感染最多、岩手県内の医療が再び危機 看護師らの欠勤が相次ぐ

 2022年12月15日 (木)配信岩手日報
 

 新型コロナウイルスの流行「第8波」が続く岩手県内で、医療体制の逼迫(ひっぱく)の度合いが増している。救急や高度医療を担う基幹病院は看護師らの欠勤が相次ぎ、やむなく病棟の受け入れや緊急性の低い手術を一時的に停止。発熱外来に応じる診療所もフル回転の状況が続く。岩手医大付属病院など盛岡医療圏の4病院長は13日、緊急記者会見し「さらに状況が悪化すれば救える命が危うくなる」と警戒感を強め、年末年始を控えて県民に感染対策徹底への理解を求めた。

 「がん患者の手術入院を待ってもらう。とんでもないことが現実に起こっている」。同大付属、県立中央、盛岡赤十字、盛岡市立の4病院長は同日、県庁でそろって会見に臨み、医療体制の厳しい現状に強い危機感を示した。

 県内の13日の病床使用率は40・7%。病床が埋まる状況ではないが、医療機関は第7波と同様にクラスター(感染者集団)や人手不足の対応に追われ、一般診療にも支障が出ている。

 岩手医大付属病院は今月、クラスターで三つの病棟や集中治療室が使用できなくなり、重篤患者を受け入れる3次救急を初めて一時停止した。周産期を除く定期手術や予定入院は現在も停止したままだ。

 県民の「命のとりで」ともいえる同病院だが、50人以上が出勤できない状況で医療スタッフが奮闘。小笠原邦昭院長は「状況を改善させようと職員は一生懸命頑張っている。現場の現状を分かってほしい」と訴えた。

 中央病院では40人前後の欠勤が続く。一部の病棟では新規入院などを停止。優先で取り組むがん治療に対し、宮田剛院長は「手術を抑制せざるを得ない事態にある。患者には大変申し訳ないが、それほどの状況にあると受け止めてほしい」と述べた。

 盛岡赤十字病院(久保直彦院長)、盛岡市立病院(加藤章信院長)も同様に看護師らが不足。県南部の医療機関でも診療制限が生じ、リハビリなどを担当する医療機関の受け入れも滞っている。県医療局によると、12日時点の診療制限は6病院、欠勤は6日時点で206人に上る。

 感染拡大が続き、市民も警戒感を一段と高める。県内で過去最多となる2515人の感染が発表された13日、盛岡市中心部のドラッグストアでは抗原検査キットが品切れになる店もあった。

 家族が罹患(りかん)し、検査キットを購入した滝沢市の40代会社員男性は「会社でも感染者が出ており、年末年始まで感染が高止まりする状況が続くのではないか。県外の実家への帰省は諦め、基本的な感染対策を徹底したい」と気を引き締める。

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[大阪・北新地放火殺人1年]

2022年12月16日 21時13分27秒 | 事故事件訴訟

[大阪・北新地放火殺人1年]<上>犠牲院長の妹 元患者と交流…兄のように癒やしたい

 2022年12月16日 (金)配信読売新聞
 

 26人が犠牲になった大阪・北新地クリニック放火殺人事件は、17日で発生から1年となる。孤立、困窮など、社会に難題を突きつけた事件だった。これらを見つめ、何ができるのか模索する人たちを追った。

 事件で犠牲になった「西梅田こころとからだのクリニック」院長、西沢弘太郎さん(当時49歳)の妹、伸子さん(45)は11日、大阪府内で営まれた一周忌の法要に家族で参列し、静かに手を合わせた。

 頭に浮かんだのは、社会から孤立し、助けを求める人たちの声に耳を傾けていた兄の姿だ。

 「やっぱり、お兄ちゃんのようにはできないし、及びもしない。だけど……」

 伸子さんにとって、見えない兄の背を懸命に追った1年だった。

 「生きることがしんどくなる人は多いんや」

 伸子さんが兄から聞いた言葉だ。

 事件の数年前。心の不調で働けなくなった人の復職を支援する「リワークプログラム」に参加する40歳前後の男性を見かけた時のことだ。「元気そうなのにね」とつぶやくと、兄から諭すようにそう言われた。

 伸子さんも医療者だが、兄とは専門が異なり、その時は心に留めなかった。事件後、ふとよみがえった。

 兄が力を入れていたのが、孤立しがちな人たちの支援だった。「リワーク」だけではない。JR大阪駅近くでクリニックを開院し、働く人も通院しやすいよう、深夜まで診察していた。

 伸子さんは、兄がかつて、困窮する患者に寄り添う「赤ひげ先生」への憧れを文集につづっていたことも知った。「私にも何かできないか」と心が動いた。

 兄の元患者が集まる交流会に誘われ、思い切って参加したのは今年3月。事件で行き場を失った人らを手助けしようと、障害者の支援に取り組む会社がオンラインで始めていた。

 開始時間は土曜日の午後8時。10人ほどの参加者が思い思いに語り合う。「温かいムードが西梅田のリワークみたい」「そういえば、西沢先生は心配して職場まで来てくれたことがあった」。そんな話題も上がった。

 伸子さんは、兄が指導を受けた公認心理師の講座を受講し、心理カウンセリングを勉強した。11月には大阪市内で元患者らと初めて対面し、それぞれの話に耳を傾けた。

 兄を失った喪失感は消えていない。一人きりになると、穏やかな笑顔を思い出す。伸子さんが高校時代に書いた手紙をずっと保管してくれていた優しい兄。自分は悲しみから目を背けるため、元患者との交流に没頭しようとしているだけではないのか――。そう考えることがある。

 「顔や雰囲気が西沢先生に似ていて、思い出してしまう」と、交流会への参加をためらう元患者がいることも知った。「私が勝手に『大丈夫ですか』と心配しているだけで、相手は望んでいないのかな」。そんな時は足がすくむが、参加者に「遺族なのに、前を向こうとしている伸子さんに力をもらえる」と言われ、続けてきた。

 伸子さんはまだ迷いの中にいる。交流会で元患者から「生きるのがしんどい」と聞いた時、何も言葉が出てこなかった。だが、解決してあげようと助言するのは違うと思う。今、心掛けているのは、「いつでも聞きますよ」と待つこと。兄もそうしてきたはずだから。

26人亡くなる

 大阪・北新地クリニック放火殺人事件は、2021年12月17日午前10時15分頃、大阪市北区曽根崎新地のビル4階の心療内科「西梅田こころとからだのクリニック」で発生した。院長や患者ら26人を一酸化炭素中毒で殺害したとして、大阪府警は今年3月、事件後に死亡した谷本盛雄容疑者(当時61歳)を殺人容疑などで書類送検し、大阪地検が不起訴にした。府警は、谷本容疑者が孤立や困窮から自暴自棄になって自殺を考え、他の患者に対し、一方的に劣等感を募らせたと推定。大勢の人を巻き込む「拡大自殺」に至ったと判断した。

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中央病院 ダビンチ導入 島根、県内3カ所目

2022年12月16日 21時10分24秒 | 医療情報

中央病院 ダビンチ導入 島根、県内3カ所目

地域 2022年12月16日 (金)配信山陰中央新報
 

 島根県病院局が、2023年度に県立中央病院(出雲市姫原4丁目)に手術支援ロボット「ダビンチXi」を導入する。消化器や泌尿器領域のがん手術に用いる計画で、立体的で鮮明な画像システムを用い、患者の身体負担の軽減が期待される。県内の医療機関での導入は3カ所目となる。

 ダビンチは内視鏡カメラとロボットアームを患者の腹部に挿入して手術する支援ロボット。医師が3Dモニターを見ながら操作し、時間短縮と正確性向上につながる利点がある。県内では現在、島根大医学部付属病院(出雲市塩冶町)に2台、松江市立病院(松江市乃白町)に1台がある。

 本年度にロボット支援手術に対する保険適用の範囲が拡大され、県は今後、大腸や前立腺、腎臓などのがんの標準的な手術手法になると見込み導入を決めた。

 購入費用は3億8千万円で、県議会で審議中の病院事業会計補正予算案に債務負担行為として盛り込んだ。22年度内にメーカー側との購入契約を締結し、23年春に納品予定。院内での使用研修などを経て投入する。

 県議会文教厚生委員会でこのほど説明した病院局の出雲昌浩次長は「安定的な手術ができると期待している。中央病院での医療サービスの質向上につなげたい」と述べた。

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日本人は、あと何年後に、マスクを止めるのでしょうか?

2022年12月16日 21時00分25秒 | ウイルス

新型コロナウイルス対策「適切なマスク着脱について」篇

 
公開日:令和4年(2022年)12月1日
 

屋外では、
マスクの着用は原則不要です。

距離がとれている場合や
会話をしない時は
マスクの着用は
必要ありません。

例えば、ジョギングや
子どもと公園で
遊ぶような場面でも
必要ありませ

 


適切なマスクの着脱を
心がけましょう。

体調がすぐれない時、
高齢の方と会う時、
通勤ラッシュ時は引き続き、
マスクの着用をお願いします。

詳しくは
厚生労働省のホームページへ。

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ウクライナのスポーツ選手「184人死亡」

2022年12月16日 20時38分00秒 | 戦い

ウクライナのスポーツ選手「184人死亡」…ゼレンスキー氏がIOC方針転換に反対表明

 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は14日、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長と電話会談し、ロシアによる侵略でこれまでにウクライナのスポーツ選手184人が死亡したと明らかにした。

ウクライナのゼレンスキー大統領(ロイター)
ウクライナのゼレンスキー大統領(ロイター)

 大統領府の発表によると、ゼレンスキー氏は露軍の攻撃で破壊されたスポーツ施設の修復に協力するようバッハ氏に要請した。ゼレンスキー氏は「テロ国家を国際舞台から孤立させるべきだ」と述べ、ロシアのスポーツ選手を国際大会に出場させないことも求めた。IOCは侵略の制裁としてロシアとベラルーシの選手を国際大会から除外しているが、大会参加を検討すると9日に発表していた。

 ウクライナのスポーツ委員会によると、サッカーやボクシングなど多岐にわたる選手や指導者が戦地などで亡くなっている。2012年ロンドン五輪に射撃で出場したイバン・ビドニャクさんは軍に入隊し、4月に南部ヘルソン州で露軍との交戦中に死亡した。

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